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公開番号
2024161761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076761
出願日
2023-05-08
発明の名称
液体吐出ヘッド
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241113BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印字ムラを抑制できる液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、吐出口が第1方向に並んで構成される第1吐出口列と、複数の吐出口が第1方向に並んで構成され、第1方向と直交する第2方向で第1吐出口列と重なる位置に配置される第2吐出口列と、第1吐出口列の吐出口に液体を供給するための第1供給開口311aと、第1吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第1回収開口312aと、第2吐出口列の吐出口に液体を供給するための第2供給開口311bと、第2吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第2回収路312bと、を有する開口形成部と、第1供給開口311a、第1回収開口312a、第2供給開口312a、第2回収開口312bを通じて液体を循環させる循環部と、を備え、第2供給開口311bは、第1供給開口311aに対して第1方向にずれて配置されている。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
液体が吐出される複数の吐出口が第1方向に並んで構成される第1吐出口列と、
複数の吐出口が前記第1方向に並んで構成され、液体の吐出方向から見たときに前記第1方向と直交する第2方向で前記第1吐出口列と重なる位置に配置される第2吐出口列と、
前記第1吐出口列の吐出口に液体を供給するための第1供給開口と、前記第1吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第1回収開口と、前記第2吐出口列の吐出口に液体を供給するための第2供給開口と、前記第2吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第2回収開口と、を有する開口形成部と、
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口を通じて液体を循環させる循環部と、
を備え、
前記第2供給開口は、前記第1供給開口に対して前記第1方向にずれて配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2供給開口は、前記第2方向で前記第1供給開口と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第2回収開口は、前記第1回収開口に対して前記第1方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記第2供給開口は、前記第2方向で前記第1回収開口と重なる位置に配置され、
前記第2回収開口は、前記第2方向で前記第1供給開口と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口がそれぞれ前記第1方向に複数並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
複数の前記第1供給開口、及び複数の前記第2供給開口は前記第1方向に等間隔で配置され、
前記第1供給開口の前記第1方向の幅をDa、前記第1供給開口の配置間隔をYaとすると、前記第2供給開口の前記第1供給開口に対する前記第1方向のずれ量はDa以上、Ya/2以下であることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
液体が吐出される複数の吐出口が第1方向に並んで構成される第1吐出口列と、
複数の吐出口が前記第1方向に並んで構成され、液体の吐出方向から見たときに前記第1方向と直交する第2方向で前記第1吐出口列と重なる位置に配置される第2吐出口列と、
前記第1吐出口列の吐出口に液体を供給するための第1供給開口と、前記第1吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第1回収開口と、前記第2吐出口列の吐出口に液体を供給するための第2供給開口と、前記第2吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第2回収開口と、を有する開口形成部と、
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口を通じて液体を循環させる循環部と、
を備え、
前記第2回収開口は、前記第1回収開口に対して前記第1方向にずれて配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記第2回収開口は、前記第2方向で前記第1回収開口と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口がそれぞれ前記第1方向に複数並んで配置されていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
複数の前記第1回収開口、及び複数の前記第2回収開口は前記第1方向に等間隔で配置され、
前記第1回収開口の前記第1方向の幅をDb、前記第1回収開口の配置間隔をYbとすると、前記第2回収開口の前記第1回収開口に対する前記第1方向のずれ量はDb以上、Yb/2以下であることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録媒体に向けてインク等の液体を吐出する液体吐出ヘッドを用いて記録媒体に記録動作を行う液体吐出装置として、インクタンクを本体に搭載するインクジェット記録装置が知られている。このような装置においては、液体収容部に収容されたインクが吐出ヘッドに供給されることで、吐出ヘッドからインクが吐出される。
【0003】
上述のようなインクジェット記録装置においては、インクを液体吐出ヘッドと液体収容部との間や液体吐出ヘッドの内部で循環させるように構成されることがある。特許文献1には、走査型の液体吐出ヘッドにおいて、液体吐出ヘッド内でインクを循環させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-177550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の構成においてはインク吐出の際にインクの温度が変化した場合に、吐出されなかったインクは温度が変化した状態で回収されるため、インクの供給流路と回収流路とで温度に差が生じるおそれがある。液体吐出ヘッドの吐出部付近において、吐出口列方向で温度が変化して温度ムラが生じると、印字の際の印字ムラが生じるおそれがある。
【0006】
本発明は、このような課題を鑑み、印字ムラを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するために、本発明における記録ヘッドは、
液体が吐出される複数の吐出口が第1方向に並んで構成される第1吐出口列と、
複数の吐出口が前記第1方向に並んで構成され、液体の吐出方向から見たときに前記第1方向と直交する第2方向で前記第1吐出口列と重なる位置に配置される第2吐出口列と、
前記第1吐出口列の吐出口に液体を供給するための第1供給開口と、前記第1吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第1回収開口と、前記第2吐出口列の吐出口に液体を供給するための第2供給開口と、前記第2吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第2回収開口と、を有する開口形成部と、
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口を通じて液体を循環させる循環部と、
を備え、
前記第2供給開口は、前記第1供給開口に対して前記第1方向にずれて配置されていることを特徴とする。
また、上述の目的を達成するために、本発明における記録ヘッドは、
液体が吐出される複数の吐出口が第1方向に並んで構成される第1吐出口列と、
複数の吐出口が前記第1方向に並んで構成され、液体の吐出方向から見たときに前記第
1方向と直交する第2方向で前記第1吐出口列と重なる位置に配置される第2吐出口列と、
前記第1吐出口列の吐出口に液体を供給するための第1供給開口と、前記第1吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第1回収開口と、前記第2吐出口列の吐出口に液体を供給するための第2供給開口と、前記第2吐出口列の吐出口から吐出されなかった液体を回収するための第2回収開口と、を有する開口形成部と、
前記第1供給開口、前記第1回収開口、前記第2供給開口、前記第2回収開口を通じて液体を循環させる循環部と、
を備え、
前記第2回収開口は、前記第1回収開口に対して前記第1方向にずれて配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印字ムラを抑制できる液体吐出ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施例の液体吐出装置の概略構成図である。
第1実施例の記録ヘッドの説明図である。
第1実施例の記録ヘッドの下面図である。
第1実施例の循環ユニットの概略構成を示す模式的斜視図である。
第1実施例の記録ヘッドのインク流路の説明図である。
第1実施例の記録ヘッドのインク流路のブロック図である。
第1実施例の記録ヘッドの圧力調整手段の説明図である。
第1実施例の循環ポンプの外観斜視図である。
図8のIX-IX線断面図である。
第1実施例の記録ヘッド内のインク流れの説明図である。
第1実施例の記録素子ユニットの分解斜視図である。
第1実施例の開口プレートの模式的上面図である。
第1実施例の記録素子基板の模式的上面図である。
第1実施例の開口プレートと記録素子基板の接合状態の説明図である。
第1実施例の記録素子ユニットのインク流路の模式的断面図である。
吐出モジュールの温度分布の説明図である。
第1実施例の供給開口と回収開口の配置構成の説明図である。
第1実施例の2つの吐出モジュールの温度分布の説明図である。
第2実施例の開口プレートと記録素子基板の接合状態の説明図である。
第2実施例の供給開口と回収開口の配置構成の説明図である。
第2実施例の2つの吐出モジュールの温度分布の説明図である。
第3実施例の供給開口と回収開口の配置構成の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。また、本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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