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公開番号
2024163850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2024030353
出願日
2024-02-29
発明の名称
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/18 20060101AFI20241115BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】吐出安定性が低下するのを抑制することができる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供する。
【解決手段】供給口と接続する循環ポンプの開口は、液体吐出ヘッドの使用姿勢において、排出口よりも鉛直方向における上方に位置し、排出口は、前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、供給口よりも鉛直方向に上方、または供給口と鉛直方向における同じ高さに位置している。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出モジュールと、
前記吐出モジュールに供給する液体の圧力を調整するための圧力制御室と、
を備え、
前記吐出モジュールから液体を回収し、前記圧力制御室へ液体を供給する循環ポンプによって、前記循環ポンプ、前記圧力制御室、前記吐出モジュール、前記循環ポンプをこの順に液体が循環する液体吐出ヘッドであって、
前記圧力制御室は、前記吐出モジュールに対し液体を排出するための排出口と、前記循環ポンプから液体が供給される供給口と、を備え、
前記供給口と接続する前記循環ポンプの開口は、前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記排出口よりも鉛直方向における上方に位置し、
前記排出口は、前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記供給口よりも鉛直方向に上方、または前記供給口と鉛直方向における同じ高さに位置していることを
特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記供給口と接続する前記循環ポンプの開口の最上部は、前記排出口の最上部よりも鉛直方向における上方に位置している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記排出口の最上部は、前記供給口の最上部よりも鉛直方向における上方、または前記供給口の最上部と鉛直方向における同じ高さに位置している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記排出口の最下部は、前記供給口の最上部よりも鉛直方向における上方に位置している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記液体吐出ヘッドの使用姿勢において、前記排出口は水平方向に開口しており、前記供給口は鉛直方向に開口している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記循環ポンプが停止している状態において、前記排出口と前記供給口とが液体連通している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記排出口および前記供給口は、前記圧力制御室の鉛直方向における中央部よりも下方に位置している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記循環ポンプを備える請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記排出口と前記吐出モジュールとを繋ぐ第1流路と、前記吐出モジュールと前記循環ポンプとを繋ぐ第2流路と、前記第1流路と前記第2流路とを接続するバイパス流路と、を備える請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記循環ポンプは、ポンプ室内の圧力を変化させることで送液を行い、
前記ポンプ室に設けられた圧力変動手段を駆動することで、前記ポンプ室内の圧力を変化させる請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドと液体収容部との間で循環ポンプを用いて液体を循環させることで、流路中の気泡の排出、及び、吐出口近傍のインクの増粘を抑制する循環型の液体吐出装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、本体に搭載されている循環ポンプによって、ヘッド内のインクを循環させる液体吐出装置が開示されている。特許文献1の構成では、循環ポンプから第1のタンクへ供給されたインクは、液体吐出ヘッドに供給され、液体吐出ヘッドで吐出されなかったインクは、第2のタンクを介して循環ポンプへ回収される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-116813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体吐出装置では、液体吐出ヘッドやインクタンクの脱着、循環路内を透過する空気、インク内の溶存空気の溶出、等により、循環路内に空気が侵入することがある。
【0006】
特許文献1の構成では、第1のタンクにおけるインク流入口は、ヘッドへインクを供給するインク供給口に対して鉛直上方に位置している。このような構成で循環路内の空気が増えると、インク流入口の液面は後退し、循環ポンプ内に空気が侵入する恐れがある。循環ポンプ内への空気の侵入により、空気のダンパー効果等によってポンプ能力の低下を引き起こし、所望の循環流量を発揮できず、吐出安定性が低下する虞がある。
【0007】
よって本発明は、吐出安定性が低下するのを抑制することができる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そのため本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出モジュールと、前記吐出モジュールに供給する液体の圧力を調整するための圧力制御室と、を備え、前記吐出モジュールから液体を回収し、前記圧力制御室へ液体を供給する循環ポンプによって、前記吐出モジュールと前記圧力制御室とを介して液体が循環する液体吐出ヘッドであって、前記循環ポンプにおける液体循環時の出口は、前記圧力制御室において、前記吐出モジュールに対し液体を排出するための排出口に対して鉛直方向における上方に位置し、前記排出口の最下部は、前記循環ポンプから液体が供給される供給口の最上部よりも、鉛直方向における上方に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、吐出安定性が低下するのを抑制することができる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
液体吐出装置を説明する図である。
液体吐出ヘッドの分解斜視図である
液体吐出ヘッドの縦断面及び吐出モジュールの拡大断面図である。
循環ユニットの外観概略図である
循環経路を示す縦断面図である。
循環経路を模式的に示すブロック図である。
圧力調整手段の例を示す断面図である。
循環ポンプの外観斜視図である。
図8(a)に示した循環ポンプのIX-IX線断面図である。
液体吐出ヘッド内のインクの流れを説明する図である。
吐出ユニットにおける循環経路を示した模式図である。
開口プレートを示した図である。
吐出素子基板を示した図である。
吐出ユニットのインク流れを示した断面図である。
吐出口の近傍を示した断面図である。
吐出口の近傍の比較例を示す断面図である。
吐出素子基板の比較例を示した図である。
液体吐出ヘッドの流路構成を示した図である。
液体吐出装置の本体部と液体吐出ヘッドとの接続状態を示した図である。
従来の構成における液体吐出ヘッド内のインクの流れを示した図である。
第1圧力調整手段を示した図である。
第1変形例における循環経路を模式的に示した図である。
第2変形例における循環経路を模式的に示した図である。
第4変形例における循環経路を模式的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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