TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024162794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078700
出願日
2023-05-11
発明の名称
制御装置およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
21/2187 20110101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のカメラから撮影に適したカメラを選択する。
【解決手段】配信映像を撮影するための複数のカメラを制御する制御装置は、配信映像における新規の被写体となる目標物体の位置を取得する物体位置取得手段と、複数のカメラのそれぞれが現在配信映像を撮影しているカメラであるか否かを示す状態情報を取得する状態取得手段と、状態情報に基づいて目標物体を撮影する候補となる1以上のカメラを含むカメラリストを生成する生成手段と、カメラリストに含まれる各々のカメラの位置を取得するカメラ位置取得手段と、目標物体の位置とカメラの位置とに基づいて、カメラリストに含まれる1以上のカメラの中から目標物体を撮影するカメラを決定する決定手段と、を有する。生成手段は、複数のカメラから現在配信映像を撮影しているカメラを除外したカメラリストを生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
配信映像を撮影するための複数のカメラを制御する制御装置であって、
配信映像における新規の被写体となる目標物体の位置を取得する物体位置取得手段と、
前記複数のカメラのそれぞれが現在配信映像を撮影しているカメラであるか否かを示す状態情報を取得する状態取得手段と、
前記状態情報に基づいて前記目標物体を撮影する候補となる1以上のカメラを含むカメラリストを生成する生成手段と、
前記カメラリストに含まれる各々のカメラの位置を取得するカメラ位置取得手段と、
前記目標物体の位置と前記カメラの位置とに基づいて、前記カメラリストに含まれる1以上のカメラの中から前記目標物体を撮影するカメラを決定する決定手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記複数のカメラから現在配信映像を撮影しているカメラを除外した前記カメラリストを生成する
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記決定手段により決定されたカメラに対して前記目標物体を撮影するための撮影制御を行う制御手段をさらに有し、
前記撮影制御は、パン、チルト、ズームの少なくとも1つの制御を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記複数のカメラは、イベントが行われるイベント領域の周囲の互いに異なる位置に配置されており、
前記物体位置取得手段は、
前記複数のカメラとは異なる俯瞰カメラにより撮影された前記イベント領域の俯瞰映像に含まれる前記目標物体の指定をユーザから受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記目標物体の指定と前記俯瞰映像とに基づいて前記目標物体の位置を算出する位置算出手段と、
を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記物体位置取得手段は、前記俯瞰映像に基づいて前記目標物体の移動方向を算出する方向算出手段をさらに含み、
前記決定手段は、前記カメラリストに含まれる1以上のカメラの各々について優先度スコアを算出する算出手段をさらに有し、
前記優先度スコアは、前記目標物体とカメラとの間の距離と、前記目標物体とカメラとを結ぶ線分に対する前記目標物体の移動方向の角度と、に基づいて算出され、
前記決定手段は、優先度スコアが最も高いカメラを前記目標物体を撮影するカメラとして決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記生成手段は、前記カメラリストから、現在配信映像を撮影しているカメラの位置と前記イベント領域に対して反対側に位置するカメラをさらに除外する
ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記カメラリストから、ユーザが指定したカメラをさらに除外する
ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項7】
前記物体位置取得手段は、前記目標物体の位置を所定時間ごとに取得するよう構成されており、
前記目標物体を撮影するカメラを決定した後、前記目標物体が所定距離以上移動した場合、前記物体位置取得手段、前記生成手段、前記決定手段を再度動作させ前記目標物体を撮影するカメラを更新する更新手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
配信映像を撮影するための複数のカメラを制御する制御装置の制御方法であって、
配信映像における新規の被写体となる目標物体の位置を取得する物体位置取得工程と、
前記複数のカメラのそれぞれが現在配信映像を撮影しているカメラであるか否かを示す状態情報を取得する状態取得工程と、
前記状態情報に基づいて前記目標物体を撮影する候補となる1以上のカメラを含むカメラリストを生成する生成工程と、
前記カメラリストに含まれる各々のカメラの位置を取得するカメラ位置取得工程と、
前記目標物体の位置と前記カメラの位置とに基づいて、前記カメラリストに含まれる1以上のカメラの中から前記目標物体を撮影するカメラを決定する決定工程と、
を含み、
前記生成工程では、前記複数のカメラから現在配信映像を撮影しているカメラを除外した前記カメラリストを生成する
ことを特徴とする制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のカメラを用いた撮影の制御に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ライブ映像のオンライン配信の需要が増加している。それに伴い、映像制作の現場においては撮影および映像編集の自動化あるいは省人化が進んでいる。特にカメラマンやスイッチャーなど多くの人手を必要とするスポーツ中継では省人化が顕著である。例えば、被写体の自動追尾技術によるカメラマンの負担の軽減や、ハイライト動画の自動生成による映像編集の効率化といった取り組みがなされている。
【0003】
ところで、スポーツ中継など複数のカメラを利用したライブ配信における課題の一つとして、視聴者にとってより魅力的かつ迫力のある映像を取得するためにどのカメラを選択すべきか、という課題がある。特許文献1には、複数のカメラで撮影する状況において、被写体を撮影するカメラを決定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-81128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、被写体を撮影するカメラを被写体の位置情報に基づいて割り当てている。そのため、スポーツのライブ配信などのユースケースにおいては問題が発生し得る。例えば、撮影すべき目標物体(新規の被写体)が出現した場合、映像配信に利用するカメラを変えずに被写体を切り替えた場合には視聴者にとって違和感のある配信映像となる。
【0006】
本開示は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数のカメラから撮影に適したカメラを選択する技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の問題点を解決するため、本開示に係る制御装置は以下の構成を備える。すなわち、配信映像を撮影するための複数のカメラを制御する制御装置は、
配信映像における新規の被写体となる目標物体の位置を取得する物体位置取得手段と、
前記複数のカメラのそれぞれが現在配信映像を撮影しているカメラであるか否かを示す状態情報を取得する状態取得手段と、
前記状態情報に基づいて前記目標物体を撮影する候補となる1以上のカメラを含むカメラリストを生成する生成手段と、
前記カメラリストに含まれる各々のカメラの位置を取得するカメラ位置取得手段と、
前記目標物体の位置と前記カメラの位置とに基づいて、前記カメラリストに含まれる1以上のカメラの中から前記目標物体を撮影するカメラを決定する決定手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記複数のカメラから現在配信映像を撮影しているカメラを除外した前記カメラリストを生成する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、複数のカメラから撮影に適したカメラを選択する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮影システムのハードウェア構成を示す図である。
情報処理装置の機能構成を示す図である。
情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
複数のカメラの配置を示す図である。
被写体選択のUI画面の一例を示す図である。
被写体の選択処理(S301)および被写体情報の取得処理(S302)を示すフローチャートである。
優先度スコアの算出方法を説明する図である。
優先度スコアの算出処理(S306)を示すフローチャートである。
第2実施形態における撮影状況を説明する図である。
カメラリストの生成処理(S304)を示すフローチャートである(第2実施形態)。
カメラリストの生成処理(S304)を示すフローチャートである(第3実施形態)。
情報処理装置の動作を示すフローチャートである(第4実施形態)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本開示を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが本開示に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
24日前
キヤノン株式会社
記録装置
24日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
記録装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
キヤノン株式会社
測距装置
24日前
キヤノン株式会社
光学装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
記録装置
26日前
キヤノン株式会社
発光装置
24日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
24日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
18日前
キヤノン株式会社
液体供給装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
26日前
キヤノン株式会社
検査システム
26日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
25日前
キヤノン株式会社
液体供給装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
25日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る