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公開番号
2024161936
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077009
出願日
2023-05-09
発明の名称
印刷装置及びその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
25/304 20060101AFI20241114BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 本発明は、印刷位置でプリントヘッドを加熱することが可能な印刷装置において、従来より、廃棄インクの量を減らすことを目的とする。
【解決手段】 インクを用いて画像を形成する、インク色の異なる複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用するインク色のプリントヘッド部を、印刷位置である第1の位置に配置させ、かつ、印刷時に使用しないインク色のプリントヘッド部を、第1の位置とは異なる第2の位置に、配置させるように制御する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを用いて画像を形成する、インク色の異なる複数のプリントヘッド部と、
前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用するインク色のプリントヘッド部を、印刷位置である第1の位置に配置させ、かつ、
前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用しないインク色のプリントヘッド部を、前記第1の位置とは異なる第2の位置に配置させるように制御する制御手段を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、さらに、前記第1の位置にあるプリントヘッド部を加熱し、かつ、前記第2の位置にあるプリントヘッド部を加熱しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第2の位置に配置されているプリントヘッド部と記録媒体を搬送する搬送ベルトとの距離は、前記第1の位置に配置されているプリントヘッド部と前記搬送ベルトとの距離より大きいことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記印刷装置が電源オフ時に、前記第1の位置及び前記第2の位置、それぞれと異なる第3の位置に、前記複数のプリントヘッド部を配置させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記第2の位置に配置されているプリントヘッド部と記録媒体を搬送する搬送ベルトとの距離は、前記第3の位置に配置されているプリントヘッド部と記録媒体を搬送する前記搬送ベルトとの距離より大きいことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御手段は、印刷ジョブの解析結果を用いて、印刷時に使用しない色を特定し、前記特定した色を印刷する際に用いるインク色のプリントヘッド部を、前記第2の位置に配置させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御手段は、カラーモードに関する情報を用いて、印刷時に使用しない色を特定し、前記特定した色を印刷する際に用いるインク色のプリントヘッド部を、前記第2の位置に配置させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
インクを用いて画像を形成する、インク色の異なる複数のプリントヘッド部を有する印刷装置の制御方法であって、
前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用するインク色のプリントヘッド部を、印刷位置である第1の位置に配置させ、かつ、
前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用しないインク色のプリントヘッド部を、前記第1の位置とは異なる第2の位置に配置させるように制御する制御工程を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
【請求項9】
前記制御工程は、さらに、前記第1の位置にあるプリントヘッド部を加熱し、かつ、前記第2の位置にあるプリントヘッド部を加熱しないように制御することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置の制御方法。
【請求項10】
前記第2の位置に配置されているプリントヘッド部と記録媒体を搬送する搬送ベルトとの距離は、前記第1の位置に配置されているプリントヘッド部と前記搬送ベルトとの距離より大きいことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式では、色材を含む液体組成物(インク)を記録媒体上に吐出することにより画像を形成する。記録媒体上にインクを吐出するためには、記録媒体のすぐ近くの印字位置までヘッドを移動させる必要がある。しかし、水分を多く含むインクを吐出していること、インクを乾燥させるための定着ユニットが熱を発すること、記録媒体が湿気を含んでいることから、印字位置付近は高温多湿となっている。そのため印字位置ではプリントヘッドに結露が生じ、インクのメニスカスが破れ、吐出の精度が落ちたり、インクがこぼれたりといった問題が発生することが知られている。
【0003】
結露の発生を防ぐ方法として特許文献1には、プリントヘッドを加熱し、記録媒体よりもプリントヘッドの温度を高くする方法がある。結露はプリントヘッドが露点温度を下回る場合に発生する。周辺湿度が高くても、プリントヘッドを加熱して印字位置周辺温度(例えば45℃)と同じにすれば結露の発生を防ぐことができるのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-14075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、インクジェット記録方式にはインクの水分蒸発によりインク濃度が高まるという問題もある。水分の蒸発速度に対し、一定速度以上でインクを吐出し続けていればインク濃度は一定の水準で平衡する。しかし吐出速度がこれを下回ると、インク濃度が上昇し続け、印字にむらが発生したり、インクだまりが発生したりといった問題が起きる。インク濃度の上昇を抑える方法として、印字に使用しないインクを廃インクボトルなどに排出することでインクの吐出速度を保つ方法が知られているが、廃棄量の増加は印刷コストの増加に直結する。特に、前述のプリントヘッドを加熱する方法はプリントヘッド内のインクの水分の蒸発を高めるので、使用しないインクの廃棄量が増加してしまう。
【0006】
上記の課題を鑑みて、本発明は、印刷位置でプリントヘッドを加熱することが可能な印刷装置において、従来より、廃棄インクの量を減らすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の印刷装置は、インクを用いて画像を形成する、インク色の異なる複数のプリントヘッド部と、前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用するインク色のプリントヘッド部を、印刷位置である第1の位置に配置させ、かつ、
前記複数のプリントヘッド部のうち、印刷時に使用しないインク色のプリントヘッド部を、前記第1の位置とは異なる第2の位置に配置させるように制御する制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印刷位置でプリントヘッドを加熱することが可能な印刷装置において、従来より、廃棄インクの量を減らすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システム全体の構成を示すシステム構成図
インクジェット記録装置のハードウェア構成図
インクジェット記録装置のソフトウェア構成図
RIPユニットのハードウェア構成図
RIPユニットのソフトウェア構成図
インク付与部の模式図
RIP結果から使用色情報作成時の処理の流れを説明するフロー図
RIP結果から退避判定時をする流れを説明する処理の流れを説明するフロー図
使用色情報作成とプリントヘッドの位置の関連を説明する模式図
ジョブ設定から使用色情報作成時の処理の流れを説明するフロー図
ジョブ設定から退避判定時をする流れを説明する処理の流れを説明するフロー図
カラーモード指定に関するUI画面の例
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態1]
<システム構成の説明>
図1は、本実施形態に係る印刷処理システムを示すブロック図である。本実施形態ではインクジェット記録装置(印刷装置)の一例としてインクジェット記録装置101を、情報処理装置の一例として情報処理装置111を説明する。インクジェット記録装置101と情報処理装置111はネットワーク100を介して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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