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公開番号2024163730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079582
出願日2023-05-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 7/15 20060101AFI20241115BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像のうち再生することが望まれない区間についての再生制御を容易にする。
【解決手段】動画像及び音を含む映像のデータを取得する。映像についてのメタデータを生成する。メタデータは、映像のうちの複数の区間のそれぞれに対応する、区間を再生できるユーザを示す再生権限情報を含む。区間に対応する再生権限情報は、区間において発言している人物又は人物属性に応じて設定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
動画像及び音を含む映像のデータを取得する取得手段と、
前記映像についてのメタデータを生成する生成手段であって、前記メタデータは、前記映像のうちの複数の区間のそれぞれに対応する、前記区間を再生できるユーザを示す再生権限情報を含み、前記区間に対応する再生権限情報は、前記区間において発言している人物又は人物属性に応じて設定される、生成手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記区間に対応する再生権限情報は、さらに、前記区間における発言の内容に応じて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記区間に対応する再生権限情報は、さらに、前記区間における発言の内容に所定のキーワードが含まれるか否かに応じて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記区間に対応する再生権限情報は、前記区間を再生できるユーザを示すことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成手段は、特定のユーザが、所定のグループに含まれる人物の発言を含む区間を再生できないように、前記再生権限情報を設定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記特定のユーザが、前記所定のグループに含まれる人物の発言を含まない区間を再生できるように、前記再生権限情報を設定することを特徴とする、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記生成手段は、第1のグループに含まれる人物が第2のグループに含まれる人物を指名してから前記第2のグループに含まれる人物が発言するまでの区間を特定し、前記区間に対応する前記再生権限情報を設定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記音のデータ及び/又は前記動画像のデータに基づいて前記区間において発言している人物又は人物属性を認識する認識手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記映像は教師が生徒に対して行う授業の映像であり、
前記生成手段は、前記生徒の発言を含む区間に対応し、前記区間を再生できるユーザを示す再生権限情報を設定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記生徒の発言を含む区間は、前記教師が前記生徒を指名してから前記生徒が発言するまでの区間であることを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に映像の配信制御に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、授業又は会議などを含む各種イベントの映像を提供する技術に注目が集まっている。例えば、新型コロナウィルス感染症の世界的流行などの理由で、従来の授業方式である、1箇所に生徒全員が集合して授業を受けることが困難になっている。この状況に対応する新しい授業方式として、授業の映像を生徒に配信することが行われている。このような映像は、授業を行っている教師をカメラで撮影することにより得ることができる。そして、このような映像は、分散した複数の場所において授業を受講している生徒に対して配信することができる。また、録画された映像は、学校などに設けられたサーバに保存することができる。そして、こうして保存された映像は、授業を欠席した生徒又は授業を復習したい生徒等に、配信することができる。特許文献1は、このような授業を配信するシステムの一例を開示している。
【0003】
また、特許文献2は、授業の映像から特定の区間を抽出することによりダイジェスト動画を生成する技術を開示している。特許文献2の方法により生成されるダイジェスト動画は、例えば「バカ」などの不適切な発言がなされた時点を含む所定の長さの区間の動画が連結されたものである。特許文献2で生成されたダイジェスト動画は、講師による不適切な発言のチェックのために用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-523587号公報
特開2022-75661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような映像には、ユーザが再生することが望まれない区間が含まれているかもしれない。例えば、生徒は授業中の教師の質問に対してうまく回答できないかもしれない。このため、生徒は、教師の質問に対して回答するシーンの配信を望まないかもしれない。一方で、映像を目視しながら、再生しない区間を手動で指定する作業は多くの時間を必要とする。また、特許文献2に記載されている方法も、このような再生制御を可能とするものではない。
【0006】
本開示は、映像のうち再生することが望まれない区間についての再生制御を容易にする技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
動画像及び音を含む映像のデータを取得する取得手段と、
前記映像についてのメタデータを生成する生成手段であって、前記メタデータは、前記映像のうちの複数の区間のそれぞれに対応する、前記区間を再生できるユーザを示す再生権限情報を含み、前記区間に対応する再生権限情報は、前記区間において発言している人物又は人物属性に応じて設定される、生成手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
映像のうち再生することが望まれない区間についての再生制御を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図。
一実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。
区間メタデータ生成方法について説明する図。
一実施形態に係る区間メタデータ生成処理の一例を示すフローチャート。
一実施形態に係る映像再生処理の一例を示すフローチャート。
区間メタデータの一例を示す図である。
再生権限情報を変更するためのユーザインタフェースの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本開示を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが本開示に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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