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公開番号2024161722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076679
出願日2023-05-08
発明の名称スイッチ
出願人株式会社鷺宮製作所
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/34 20060101AFI20241113BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができるスイッチを提供することを目的とする。
【解決手段】スイッチ1は、外力F1を受けると、付勢力F3に抗して回動軸109回りに回動することで外力F1に応じた動作力F2でスイッチ部品の導通状態を切り替える作動板107と、作動板107において回動軸109から離れた被付勢箇所107dを、付勢力F3とは逆方向の調整力F4で付勢することで、作動板107における外力F1に対する動作力F2を調整する差圧板108と、を備え、差圧板108が、作動板107の被付勢箇所107dに接触するとともに、作動板107の幅方向Yについて両持ち状態で回動軸109回りに回動可能に軸支されて調整力F4を付与され、当該調整力F4で被付勢箇所107dを付勢することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スイッチ部品と、
所定の回動軸回りに回動可能に設けられ、所定の外力と逆向きの付勢力で付勢された板部材であって、前記外力を受けると、前記付勢力に抗して前記回動軸回りに回動することで前記外力に応じた動作力で前記スイッチ部品の導通状態を切り替える作動板と、
前記作動板において前記回動軸から離れた被付勢箇所を、前記付勢力とは逆方向の調整力で付勢することで、前記作動板における前記外力に対する前記動作力を調整する差圧板と、
を備え、
前記差圧板は、前記作動板の前記被付勢箇所に接触するとともに、前記作動板の幅方向について両持ち状態で前記回動軸回りに回動可能に軸支されて前記調整力を付与され、当該調整力で前記被付勢箇所を付勢することを特徴とするスイッチ。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記差圧板は、前記被付勢箇所における前記幅方向の中央部に接触することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
【請求項3】
前記差圧板は、前記被付勢箇所に点接触することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
【請求項4】
前記差圧板は、前記作動板の前記被付勢箇所に貫通される、当該被付勢箇所の板厚よりも幅広のスリットが設けられ、当該スリットの内縁の一部を接触内縁として前記被付勢箇所に接触するものであり、
前記接触内縁が、前記スリットの内側に向かって凸の円弧状の縁であって、当該円弧状の前記接触内縁で前記被付勢箇所に点接触することを特徴とする請求項3に記載のスイッチ。
【請求項5】
前記差圧板は、当該差圧板における前記幅方向の中央部に前記調整力が付与されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機器の装置等に用いられるスイッチとして、外力を作動板で受けてスイッチ部品に伝達して接点の導通状態を切り替えるスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のスイッチには、作動板を付勢することで外力に対する作動板の動作力を調整する差圧板が設けられている。この差圧板は、作動板の片側に配置され、作動板の側縁から枝状に延出した被付勢箇所を付勢する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案登録211236707号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のスイッチでは、差圧板による作動板の付勢が、作動板の片側に対して行われることとなり、その結果、作動板が傾いた状態となる可能性がある。作動板が傾くと、差圧板によって調整された作動板の動作力が目標の設定値からずれてしまう恐れがあり望ましいものではない。
【0005】
本発明は、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができるスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、スイッチは、スイッチ部品と、所定の回動軸回りに回動可能に設けられ、所定の外力と逆向きの付勢力で付勢された板部材であって、前記外力を受けると、前記付勢力に抗して前記回動軸回りに回動することで前記外力に応じた動作力で前記スイッチ部品の導通状態を切り替える作動板と、前記作動板において前記回動軸から離れた被付勢箇所を、前記付勢力とは逆方向の調整力で付勢することで、前記作動板における前記外力に対する前記動作力を調整する差圧板と、を備え、前記差圧板は、前記作動板の前記被付勢箇所に接触するとともに、前記作動板の幅方向について両持ち状態で前記回動軸回りに回動可能に軸支されて前記調整力を付与され、当該調整力で前記被付勢箇所を付勢することを特徴とする。
【0007】
上記のスイッチによれば、差圧板が、作動板の幅方向について両持ち状態で作動板と同じ回動軸回りに回動可能に軸支され、付与された調整力によって作動板における被付勢箇所を付勢する。作動板の幅方向について差圧板が両持ち状態で調整力を付与されていることから、調整力による差圧板の傾きが抑制され、この差圧板によって付勢される作動板の傾きも抑えられる。つまり、上記のスイッチによれば、作動板の傾きを抑えて差圧板で作動板を付勢することができる。
【0008】
ここで、前記差圧板は、前記被付勢箇所における前記幅方向の中央部に接触することが好適である。
【0009】
この構成によれば、差圧板が被付勢箇所の幅方向の中央部に接触することから、差圧板によって付勢される作動板の傾きを一層抑えることができる。
【0010】
また、前記差圧板は、前記被付勢箇所に点接触することが好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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