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公開番号
2024161278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024154907,2023077913
出願日
2024-09-09,2019-06-10
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241108BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】点灯可能な音声ガイドキーを有する外付け用のテンキーユニットが接続されている場合に、スリープ状態のときにユーザによる音声ガイドキーの誤操作を防止する。
【解決手段】節電モードの設定により画像形成装置をスタンバイ状態からスリープ状態に移行させる際に、テンキーユニットの音声ガイドキー(詳しくはLED)が点灯されていればこれを消灯する(S21)。音声ガイドキーは音声ガイド機能を有効状態と無効状態とに切り替えるためのハードウェアキーであり、LEDはスタンバイ状態時に音声ガイド機能の有効状態で点灯され、音声ガイド機能の無効状態で消灯される。こうした音声ガイドキーが、節電モード時(スリープ状態)に必ず消灯状態とされる。これにより、ユーザが節電モードを解除する際に、音声ガイドキーを節電ボタンと誤認識して操作するのを容易に防止できる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに対して画像を形成可能な画像形成部を有する画像形成装置であって、
ソフトウェアキーを表示して情報を入力可能なパネル部と、
前記画像形成装置に対して接続自在に設けられた入力装置であって、前記画像形成装置の所定機能を有効状態と無効状態とに切り替える指示を入力するためのハードウェアキーと、点灯及び消灯されることで前記所定機能が前記有効状態または前記無効状態であることを表示可能な発光部と、を有する入力装置と、
前記画像形成部によってシートに対する画像形成が可能なスタンバイ状態において、前記所定機能が前記無効状態から前記有効状態へ移行した場合に、前記発光部を点灯させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記所定機能が前記有効状態である場合であって、前記画像形成装置を前記スタンバイ状態から前記スタンバイ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態へ移行する場合に、前記パネル部を消灯させるとともに前記発光部を消灯させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記所定機能が前記有効状態である場合であって、前記画像形成装置を前記スリープ状態から前記スタンバイ状態へ移行する場合に、前記パネル部を点灯させるとともに前記発光部を点灯させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記スリープ状態で前記ハードウェアキーが操作された場合、前記所定機能の前記有効状態と前記無効状態とを切り替えない、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記所定機能は、前記パネル部の操作を音声で案内する音声ガイド機能である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ソフトウェアキーは、前記スリープ状態へ移行するための移行キーを有し、
前記制御部は、前記移行キーへの操作に応じて前記画像形成装置を前記スタンバイ状態から前記スリープ状態へ移行する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記画像形成装置のスタンバイ状態が所定時間続いた場合に、前記画像形成装置を前記スタンバイ状態から前記スリープ状態へ移行する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合において、前記パネル部が操作されたことに応じて、前記画像形成装置を前記スリープ状態から前記スタンバイ状態へ移行する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成部に供給する記録材を載置可能な載置部と、
前記載置部に記録材が載置されたことを検出可能な検出部と、を備え、
前記制御部は、前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合において、前記検出部によって記録材を検出した場合に、前記画像形成装置を前記スリープ状態から前記スタンバイ状態へ移行する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
原稿を載置する原稿載置部と、
原稿上の画像を読み取る画像読取部と、
前記原稿載置部に載置された原稿を前記画像読取部に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿載置部に原稿が載置されたことを検出可能な原稿検出部と、を備え、
前記制御部は、前記画像形成装置が前記スリープ状態の場合において、前記原稿検出部によって原稿を検出した場合に、前記画像形成装置を前記スリープ状態から前記スタンバイ状態へ移行する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードウェアキーを有する入力装置を外付けで接続可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等として広く利用されている。画像形成装置として、ソフトウェアキーを画面上に表示可能なタッチパネル式のディスプレイを有したものが提案されている。この場合、ユーザは画面上のソフトウェアキーをタッチ操作することで、ソフトウェアキーに予め割り当て済みの各種機能を実行し得る。ただし、ユーザの利便性や操作性また視認性などの観点から、画面上に同時に表示可能なソフトウェアキーの数は制限されるのが通常である。そこで、テンキーやスタートキーなどの比較的に利用頻度が高いものをハードウェアキーとして外付けの入力装置(例えば、テンキーユニットなど)に設けておき、この入力装置を画像形成装置に接続可能としたものが提案されている(特許文献1)。
【0003】
また、画像形成装置として、例えば装置の操作方法などを音声によって案内する音声ガイド機能が搭載されたものが提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-118584号公報
特開2006-23637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最近では、ユーザの利便性の観点から、上記の音声ガイドのような各種機能を、ユーザによる操作に応じて有効状態と無効状態との間で切り替えるためのハードウェアキーとして、例えば音声ガイドキーが外付けの入力装置に配置されることがある。音声ガイドモードは特に視覚障害者の使用を念頭に置いていることから、音声ガイドキーは視覚障害者が実際に触って操作しやすいように、ソフトウェアキーでなくハードウェアキーとして設けられている。そして、音声ガイドキーには例えばLEDが設けられており、このLEDを点灯制御することによって、LEDの点灯状況によって音声ガイドモードが有効状態にあるか無効状態にあるかをユーザに報知できるようにしている。
【0006】
また、画像形成装置は、例えば画面を消灯するなどして節電を図るべく、電源からの電力供給を制限して画像形成装置をスタンバイ状態からより消費電力の少ないスリープ状態に移行させる機能(所謂、節電モード)を有している。従来では、節電モードの設定、解除を行うためのハードウェアキーである節電ボタンが設けられ、節電ボタンはスタンバイ状態からスリープ状態に移行される際にLED等によって点灯されて、節電モード中は点灯状態に維持される。そして、ユーザは点灯している節電ボタンを操作することによって節電モードを解除でき、もって画像形成装置をスリープ状態からスタンバイ状態に復帰させることができる。画像形成装置をスリープ状態からスタンバイ状態に復帰させる際に、節電ボタンは消灯される。
【0007】
ところで、最近では上記したような節電ボタンをソフトウェアキーとすることが考えられている。しかし、節電ボタンをソフトウェアキーとした場合に、ハードウェアキーとして上記の音声ガイドキーを有する入力装置を接続すると、ユーザが節電モードを解除する際に点灯状態にある音声ガイドキーを節電ボタンと誤認識して操作する虞がある。その場合、ユーザが音声ガイドキーをいくら操作したとしても節電モードは解除されないので、ユーザの利便性が低下する。
【0008】
本発明は、点灯可能なハードウェアキーを有する外付け用の入力装置が接続されている場合に、スリープ状態のときにユーザによる入力装置のハードウェアキーに対する誤操作を防止可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、シートに対して画像を形成可能な画像形成部を有する画像形成装置であって、ソフトウェアキーを表示して情報を入力可能なパネル部と、前記画像形成装置に対して接続自在に設けられた入力装置であって、前記画像形成装置の所定機能を有効状態と無効状態とに切り替える指示を入力するためのハードウェアキーと、点灯及び消灯されることで前記所定機能が前記有効状態または前記無効状態であることを表示可能な発光部と、を有する入力装置と、前記画像形成部によってシートに対する画像形成が可能なスタンバイ状態において、前記所定機能が前記無効状態から前記有効状態へ移行した場合に、前記発光部を点灯させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記所定機能が前記有効状態である場合であって、前記画像形成装置を前記スタンバイ状態から前記スタンバイ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態へ移行する場合に、前記パネル部を消灯させるとともに前記発光部を消灯させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、点灯可能なハードウェアキーを有する外付け用の入力装置が接続されている場合に、スリープ状態のときにユーザによる入力装置のハードウェアキーに対する誤操作を防止することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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