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公開番号2024161257
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2024153643,2023102503
出願日2024-09-06,2019-07-05
発明の名称試験結果報告方法及び試験結果報告システム
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20241108BHJP(計算;計数)
要約【課題】試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認できるようにするようにする。
【解決手段】試験実施者が実施した試験の試験結果を、試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、試験結果を示す試験結果画像の撮像を行う撮像モードと、を有しており、試験の対象は、打設現場で打設されるコンクリートであり、試験は、前記コンクリートの受け入れ検査であり、試験は、打設現場とは離れた試験場所で複数の試験項目について行われ、試験を行う試験場所から離れた所で試験結果を確認又は承認する
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
試験実施者が実施した試験の試験結果を、試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、
前記試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、
前記試験結果を示す試験結果画像の
撮像を行う撮像モードと、を有しており、
前記試験の対象は、打設現場で打設されるコンクリートであり、
前記試験は、前記コンクリートの受け入れ検査であり、
前記試験は、
前記打設現場とは離れた試験場所で
複数の試験項目について行われ、
前記試験を行う試験場所から離れた所で前記試験結果を確認又は承認する、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の試験結果報告方法であって、
前記試験者端末の前記入力モードの画面に、前記複数の試験項目のそれぞれの前記試験結果の測定データを入力するための入力欄を一覧表示する表示ステップと、
前記入力欄に前記測定データの入力を受け付ける入力ステップと、
前記撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップと、
前記撮像モードにて前記試験結果画像の画像データを生成する撮像ステップと、
前記入力ステップで入力された前記測定データを、前記撮像ステップで生成された前記画像データとともに前記試験管理者の管理者端末に送信する送信ステップと、
を有する
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項3】
請求項

に記載の試験結果報告方法であって、
前記表示ステップにおいて、前記試験者端末の前記入力モードの画面に、前記入力欄とともに、前記試験項目についての許容値と、前記入力欄に対応したアイコンを表示する
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項4】
請求項

に記載の試験結果報告方法であって、
前記許容値は、記録部に記録された基準範囲データと、前記試験の対象の種類とを照合することにより設定される、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項5】
請求項

に記載の試験結果報告方法であって、
施工箇所の選択により、前記試験の対象の種類が特定される
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項6】
請求項

に記載の試験結果報告方法であって、
ユーザーデータDB、プロジェクトデータDB、ユーザープロジェクトデータDBを備え、前記ユーザーデータDBには、ユーザーID、プロジェクトIDが含まれ、前記プロジェクトデータDBには、前記プロジェクトID、プロジェクト情報、プロジェクト管理データが含まれ、前記ユーザープロジェクトデータDBには、前記ユーザーID、前記プロジェクトID、前記プロジェクト内でのユーザーの権限であるプロジェクト権限が含まれ、前記ユーザーID、前記プロジェクトID、前記プロジェクト権限はそれぞれ関連付けられている、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項7】
請求項

に記載の試験結果報告方法であって、
前記管理者端末が受信した前記測定データ及び前記画像データを確認することによって、前記試験管理者による前記試験結果の合否の判定を受け付ける承認ステップを有し、
前記試験実施者の前記ユーザーIDでログインすると、前記試験結果の承認の権限が得られない、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項8】
請求項

乃至請求項

の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されることにより、前記撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップを有し、
前記試験者端末以外の端末で撮影した写真の送付を防止する、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項9】
請求項

乃至請求項

の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
各試験項目の前記試験結果画像が、それぞれ、対応する前記アイコンに取り込まれる、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
【請求項10】
請求項

乃至請求項

の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
複数の前記測定データを含む黒板画像を生成する黒板画像生成ステップと、
前記撮像モードにて、前記黒板画像と複数の前記試験項目の試験結果を示す全景画像とを合成した合成画像データを生成する合成画像生成ステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする試験結果報告方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、試験結果報告方法及び試験結果報告システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、建物の建設時などにおいて、コンクリートの受け入れ検査(コンクリート試験)が試験実施者(以下、試験者ともいう)によって行われている。通常、コンクリート試験の試験場所は、コンクリートの打設現場とは離れており、打設現場の管理者(以下、係員ともいう)は、試験者から連絡を受けて、立ち会いのため打設現場から試験場所に移動する。そして、係員は試験の試験結果を確認して、合格であれば、写真を撮影し、コンクリートの荷卸しを開始する。また、立ち会いの後、係員は打設現場に戻り、現場管理業務を続ける。試験者は、コンクリート試験後の後片付けを行い、次の試験に備える。
【0003】
このように、受け入れ検査時には係員が立ち会いのため打設現場と試験場所との間を移動する必要があり、身体的負担や時間のロスが発生していた。そこで、例えば特許文献1には、2つの端末装置の間で通信を行うことにより、立ち会いや確認の作業を効率的に遂行できるようにしたシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-100087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したようなシステムを用いても、試験場所で行われた試験の試験結果を、離れた場所(打設現場等)で確実に確認できるようにすることは困難であった。例えば、端末に記憶された他の画像(試験結果とは異なる画像)や他の装置で撮像された画像を試験者が送信することも可能であった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、試験場所とは離れた場所(例えば打設場所)で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための主たる発明は、試験実施者が実施した試験の試験結果を、試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、前記試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、
前記試験結果を示す試験結果画像の
撮像を行う撮像モードと、を有しており、
前記試験の対象は、打設現場で打設されるコンクリートであり、前記試験は、前記コンクリートの受け入れ検査であり、
前記試験は、
前記打設現場とは離れた試験場所で
複数の試験項目について行われ、
前記試験を行う試験場所から離れた所で前記試験結果を確認又は承認する、
ことを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の試験結果報告システムの構成を示す図である。
本実施形態の試験結果報告システムのブロック図である。
本実施形態の試験結果報告システムの動作を示すフロー図である。
受入試験情報入力処理を示すフロー図である。
端末装置10における試験結果入力画面15Aを示す図である。
計器写真撮影画面15Bを示す図である。
黒板確認画面15Cを示す図である。
受入試験状況写真撮影画面15Dを示す図である。
受入試験結果送信画面15Dを示す図である。
受入承認処理を示すフロー図である。
端末装置30における試験結果確認画面35Aを示す図である。
計器写真確認画面35Bを示す図である。
受入試験状況写真確認画面35Cを示す図である。
受入試験結果承認画面35Dを示す図である。
受入試験結果却下画面35Eを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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