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公開番号2024160424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-14
出願番号2023075376
出願日2023-05-01
発明の名称黒板消しクリーナおよび黒板
出願人有限会社 大陽工業
代理人個人
主分類B43L 21/02 20060101AFI20241107BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】小さな力で効率的に黒板消しを清掃することができる黒板消しクリーナおよび黒板を提供する。
【解決手段】黒板消しクリーナ1は、ダストケース20と、ダストケース20の上方に配置される除去部30と、を備える。除去部30は、保持部32と、保持部32から上方に突出するように配置され、柔軟性があり、黒板消し60を動かす方向に並ぶ複数のスクレイパー33を有する。黒板消しクリーナ1は、除去部30をダストケース20の上方に設置した状態で、チョーク粉Pをダストケース20に落とすための落下開口15が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ダストケースと、
前記ダストケースの上方に配置される除去部と、を備え、
前記除去部は、保持部と、前記保持部から上方に突出するように保持され、柔軟性があり、黒板消しを動かす方向に並ぶ複数のスクレイパーを有し、
前記除去部を前記ダストケースの上方に設置した状態で、チョーク粉を前記ダストケースに落とすための落下開口が形成される、黒板消しクリーナ。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記スクレイパーには、黒板から前記チョーク粉を拭き取る前記黒板消しの拭取り部の形状に対応する凹部が形成されている、請求項1に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項3】
前記落下開口は、少なくとも前記除去部の外周のうちの前記黒板消しを動かす方向に形成される、請求項1に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項4】
前記除去部を着脱自在に上部に保持する本体部を更に備え、
前記ダストケースは、前記本体部に着脱自在に装着される、請求項1に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項5】
前記保持部が前記本体部に保持された状態で、前記スクレイパーの一部が前記本体部の上面から突出する、請求項4に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項6】
前記本体部は、前記除去部を覆い、開閉自在なカバーを有する、請求項4に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項7】
前記カバーの上面には、開けた状態で黒板の筆記面に付く磁石が配置される、請求項6に記載の黒板消しクリーナ。
【請求項8】
筆記面を有する筆記板と、
前記筆記板の下方に配置され、前記筆記面から落下するチョーク粉を受ける粉受部と、
前記粉受部に配置された請求項1から7のいずれかに記載の黒板消しクリーナと、を備えた、黒板。
【請求項9】
前記黒板消しクリーナは、前記スクレイパーが前記粉受部の粉受面より上方に突出するように前記粉受部に配置される、請求項8に記載の黒板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、黒板消しに付着したチョーク粉を清掃する黒板消しクリーナおよび黒板消しクリーナを備える黒板に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
黒板にチョークで書かれた文字等は、黒板消しを使用して消去される。そして、この時に黒板消しに付着したチョーク粉は、適時、クリーナを使用して除去される。特許文献1には、受け皿の上方にくぼんで穴の開いた船底型の格子面を備えるクリーナ(チョーク粉取り器)が開示されている。特許文献1に記載のクリーナは、黒板消しを格子面に押さえつけながら横に動かすことで、黒板消しに付着したチョーク粉が除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-18392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1を含む従来技術であって吸引機構を備えないクリーナは、コンセント等の工事が不要で設置する場所に柔軟性があるものの、黒板消しを格子面に強く押し付ける必要が有り、力の弱い小学校低学年の生徒等が黒板消しを綺麗にクリーニングすることは困難であり、力の弱い者であっても効率的に黒板消しをクリーニングできるようにするためにはさらなる改善の余地があった。
【0005】
そこで本発明は、小さな力で効率的に黒板消しを清掃することができる黒板消しクリーナおよび黒板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の黒板消しクリーナは、ダストケースと、前記ダストケースの上方に配置される除去部と、を備え、前記除去部は、保持部と、前記保持部から上方に突出するように保持され、柔軟性があり、黒板消しを動かす方向に並ぶ複数のスクレイパーを有し、前記除去部を前記ダストケースの上方に設置した状態で、チョーク粉を前記ダストケースに落とすための落下開口が形成される。
【0007】
本発明の黒板は、筆記面を有する筆記板と、前記筆記板の下方に配置され、前記筆記面から落下するチョーク粉を受ける粉受部と、前記粉受部に配置された請求項1から7のいずれかに記載の黒板消しクリーナと、を備えた。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小さな力で効率的に黒板消しを清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナの(a)平面図(b)正面図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナの(a)正面断面図(b)側方断面図(c)ダストケースと除去部を取り外した側方断面図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナが備える除去部の斜視図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナを備える黒板の(a)部分正面図(b)部分平面図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナを備える黒板の(a)正面断面図(b)側方断面図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナを備える黒板において(a)カバーを閉じた状態の黒板消しクリーナを含む側方断面図(b)カバーを開けた状態の黒板消しクリーナを含む側方断面図
本発明の一実施の形態の黒板消しクリーナの変形例の(a)平面図(b)正面部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本開示に含まれる。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸として、黒板消しを動かす方向をX軸(図1(a)における左右方向)、黒板消しを動かす方向に直交するY軸(図1(a)における上下方向)、水平面と直交する高さ方向としてZ軸(図1(b)おける上下方向)が示される。また、図1(a)において、X軸に沿う紙面左側を左、紙面右側を右、Y軸に沿う紙面下側を前、紙面上側を後と定義する。
(【0011】以降は省略されています)

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