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公開番号2024112124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023017001
出願日2023-02-07
発明の名称筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B43K 7/06 20060101AFI20240813BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】 比較的短時間でもインクの消費が容易に視認可能な筆記具を提供する。
【解決手段】 インク残量が視認可能な筆記具において、先軸20には、表示面部12aの形成箇所の周辺部が透明又は半透明に形成され、表示面部12aが保溜したインクが容易に外部から視認可能なように形成されて、筆記部10に供給するインクを保持し、かつ、筆記部10に供給可能なインクの残量が視認可能な供給表示部12と、操作部14の操作によってインクタンク16からインクを前記供給表示部12に補給する補給部と、一度の補給操作における前記供給表示部12へのインク補給量が50mg未満であることを特徴とするインクの消費が容易に視認可能な筆記具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インク残量が視認可能な筆記具において、
筆記部に供給するインクを保持し、かつ、筆記部に供給可能なインクの残量が視認可能な供給表示部と、
操作によってインクタンクからインクを前記供給表示部に補給する補給部と、
一度の補給操作における前記供給表示部へのインク補給量が50mg未満であることを特徴とする筆記具。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
インクタンクと筆記部との間に供給表示部を介在させて、筆記部と前記供給表示部を軸筒に設置し、前記供給表示部と軸筒との隙間に保持したインクによりインク残量が視認可能であることを特徴とする請求項1記載の筆記具。
【請求項3】
前記供給表示部には、空気置換孔として、前記供給表示部表面から径方向に 前記筆記部にインクを誘導するスリットが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク残量が視認可能な筆記具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インク残量が可能な筆記具は、軸筒を内面視認可能なものとし、どの程度のインク残量かが見てわかるものが多く存在している。
特に特許文献1及び2については、段階的な目盛りが存在しており、具体的な使用量がわかる構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-315483号公報
特開2014-213533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1及び2はインク残量の目安は容易につけられるが、完全にインクが無くなるまでには、かなりの筆記距離を要し、短距離、短時間での筆記においては、消費しているのかが分かりづらく、例えば勉強等において、時間の学習成果を得にくいものとなっていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、比較的短時間でもインクの消費が容易に視認可能な筆記具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、インク残量が視認可能な筆記具において、筆記部に供給するインクを保持し、かつ、筆記部に供給可能なインクの残量が視認可能な供給表示部と、操作によってインクタンクからインクを前記供給表示部に補給する補給部と、一度の補給操作における前記供給表示部へのインク補給量が
50mg未満
であることを特徴とする筆記具である。
【0006】
本発明においては、インクタンクと筆記部との間に供給表示部を介在させて、筆記部と前記供給表示部を軸筒前部に設置し、前記供給表示部と軸筒との隙間に保持したインクによりインク残量が視認可能であることが好適である。
【0007】
本発明においては、前記供給表示部には、空気置換孔として、前記供給表示部表面から径方向に 前記筆記部にインクを誘導するスリットが形成されていることが好適である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インク残量の視認可能かつ顕著に変化する筆記具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る筆記具の全体図であって、(a)が正面視図、(b)が縦断面図、(c)が(b)から90度周方向に回転させた縦断面図、(d)が前部の拡大断面図である。
図1の後端の操作部を前方にノックしてインクを供給している状態図であって、(a)が正面視図、(b)が縦断面図、(c)が(b)から90度周方向に回転させた縦断面図、(d)が前部の拡大断面図である。
供給表示部(コレクター)の部品図であり、(a)が前方視図、(b)が前方からの斜視図、(c)がスリット側からの正面視図、(d)が(c)から90度周方向に回転させた側面図、(e)が(c)のE-E線に沿う縦断面図、(f)が(c)の反対側から見た背面視図、(g)が後方視図、(h)が後方斜視図である。
先軸の部品図であり、(a)が前方からの斜視図、(b)が正面視図、(c)が(b)から90度周方向に回転させた図、(d)が(b)の縦断面図、(e)が後方からの斜視図である。
先軸を非表示とした筆記部周りの斜視図である。
使用前又は使用後のインク無しの状態図(先軸の一部を切り欠いた斜視図)である。
インクを満たした状態図(先軸の一部を切り欠いた斜視図)である。
使用中のインクの減少途中の状態図(先軸の一部を切り欠いた斜視図)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態に係る筆記具の全体図、図2は筆記具の後端の操作部をノック操作した際の全体図、図3は供給表示部の図、図4は先軸の部品図、図5は先軸を非表示にした筆記部回りの図、図6はインク無し状態図、図7はインク供給状態図、図8はインクの減少途中状態図である。
(【0011】以降は省略されています)

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