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公開番号
2024159054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074792
出願日
2023-04-28
発明の名称
部品収納ケース及び部品収納ケースにおける部品の詰まり解消方法
出願人
太陽誘電株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
13/02 20060101AFI20241031BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】バルクフィーダを形成する部品収納ケース内における電子部品の詰まりを解消することを課題とする。
【解決手段】部品収納ケースは、部品を収納し、バルクフィーダの一部となる。部品収納ケースは、磁力による吸引が可能な部品を多数個収納するための収納室と、前記部品収納ケースの一方側の側壁を形成し、内面に所定円軌道に沿うように下方から上方に向かって形成され、前記収納室内の前記部品を所定向きで収容し、収容した前記部品を上方に移動させる円弧溝を備えた蓋板と、前記蓋板と対向させて設けられ、前記円弧溝の開口部を閉塞する閉塞面を有し、前記円弧溝とともに前記部品の取出口へ前記部品を供給する供給通路を形成する閉塞部と、前記蓋板の前記内面と前記閉塞面との間隔を拡げる隙間形成機構とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
部品を収納し、バルクフィーダの一部となる部品収納ケースであって、
磁力による吸引が可能な部品を多数個収納するための収納室と、
前記部品収納ケースの一方側の側壁を形成し、内面に所定円軌道に沿うように下方から上方に向かって形成され、前記収納室内の前記部品を所定向きで収容し、収容した前記部品を上方に移動させる円弧溝を備えた蓋板と、
前記蓋板と対向させて設けられ、前記円弧溝の開口部を閉塞する閉塞面を有し、前記円弧溝とともに前記部品の取出口へ前記部品を供給する供給通路を形成する閉塞部と、
前記蓋板の前記内面と前記閉塞面との間隔を拡げる隙間形成機構と、を備えた、
部品収納ケース。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記隙間形成機構は、前記内面から前記部品収納ケースの他方側の側壁方向に向かって延設され、前記内面を前記閉塞面から離れる方向に押し込み可能に設けられた押込み部を備え、当該押込み部の前記内面側と反対側の端部は、前記他方側の側壁に設けられた貫通孔を通じて、前記部品収納ケースの外部に露出している、
請求項1に記載の部品収納ケース。
【請求項3】
前記押込み部の前記内面側と反対側の端部は、前記他方側の側壁の外壁面よりも外側に突出している、
請求項2に記載の部品収納ケース。
【請求項4】
前記部品収納ケースは、前記供給通路の近傍に前記蓋板と前記閉塞部との接着部を備え、
前記押込み部は、前記供給通路を隔てて、前記接着部の反対側に位置している、
請求項2または3に記載の部品収納ケース。
【請求項5】
前記蓋板は、前記押込み部の近傍に、前記蓋板の一部分の剛性を低下させる剛性低下部を備えた、
請求項1に記載の部品収納ケース。
【請求項6】
前記剛性低下部は、貫通穴又は薄肉部である、
請求項5に記載の部品収納ケース。
【請求項7】
前記隙間形成機構は、前記部品収納ケースの外部に当該部品収納ケースとは別個に設けられた部材であって前記蓋板を前記閉塞部から遠ざける側に牽引する牽引部材が係合される被係合部を含む、
請求項1に記載の部品収納ケース。
【請求項8】
前記部品収納ケースは、前記供給通路の近傍に前記蓋板と前記閉塞部との接着部を備え、
前記被係合部は、前記供給通路を隔てて、前記接着部の反対側に位置している、
請求項7に記載の部品収納ケース。
【請求項9】
前記係合は、前記蓋板に形成され、前記牽引部材を挿し込み可能に設けられた挿込み孔である、
請求項7または8に記載の部品収納ケース。
【請求項10】
バルクフィーダの一部となる部品収納ケース内に形成された収納室内の部品を当該部品の取出口まで移動させる供給通路における前記部品の詰まりを解消する部品の詰まり解消方法であって、
前記供給通路は、
部品収納ケースの一方側の側壁を形成し、内面に所定円軌道に沿うように下方から上方に向かって形成され、前記収納室内の前記部品を所定向きで収容し、収容した前記部品を上方に移動させる円弧溝を備えた蓋板と、
前記蓋板と対向させて設けられ、前記円弧溝の開口部を閉塞する閉塞面を有する閉塞部を備え、
前記供給通路において前記部品の詰まりが発生したときに、
前記蓋板の前記内面と前記閉塞面との間隔を拡げる、
部品収納ケースにおける部品の詰まり解消方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品収納ケース及び部品収納ケースにおける部品のつまり解消方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、マウンタ(部品搭載装置)への電子部品の供給手段としてバルクフィーダが知られている。バルクフィーダは、収納部に収納された電子部品を整列させる円弧溝を備えたケースを有することがある(例えば、特許文献1参照)。電子部品は、ケース内において、個別にパッケージされていないバラの状態、つまり、部品の一つ一つが独立し、それらの姿勢が不統一である状態で収納されている。特許文献1に開示されたバルクフィーダでは、円弧溝の開口の上部を閉塞した部分を設けることで電子部品をその取出口まで移動させる供給通路が形成されている。電子部品は、供給通路に沿って移動可能に設けられた永久磁石の磁力によって供給通路を通過して取出口まで移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-161342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ケース内の収納部に上述のようなバラの状態で収納された電子部品は、供給通路に導入される過程で、供給通路の断面形状に応じた姿勢となる。しかしながら、電子部品は、その寸法公差や異物の混入等に起因してケースで詰まることが想定される。電子部品の詰まりは、特許文献1で開示されたバルクフィーダにおいても生じ得る。従来、このような電子部品の詰まりが生じた場合、詰まった電子部品を作業者が先細の工具で突くなどの対処しかできていない。
【0005】
そこで、本発明の課題は、バルクフィーダを形成する部品収納ケース内における電子部品の詰まりを解消することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る部品収納ケースは、部品を収納し、バルクフィーダの一部となる部品収納ケースであって、磁力による吸引が可能な部品を多数個収納するための収納室と、前記部品収納ケースの一方側の側壁を形成し、内面に所定円軌道に沿うように下方から上方に向かって形成され、前記収納室内の前記部品を所定向きで収容し、収容した前記部品を上方に移動させる円弧溝を備えた蓋板と、前記蓋板と対向させて設けられ、前記円弧溝の開口部を閉塞する閉塞面を有し、前記円弧溝とともに前記部品の取出口へ前記部品を供給する供給通路を形成する閉塞部と、前記蓋板の前記内面と前記閉塞面との間隔を拡げる隙間形成機構と、を備えた態様とすることができる。
【0007】
上記構成の部品収納ケースにおいて、前記隙間形成機構は、前記内面から前記部品収納ケースの他方側の側壁方向に向かって延設され、前記内面を前記閉塞面から離れる方向に押し込み可能に設けられた押込み部を備え、当該押込み部の前記内面側と反対側の端部は、前記他方側の側壁に設けられた貫通孔を通じて、前記部品収納ケースの外部に露出している態様とすることができる。
【0008】
また、上記構成の部品収納ケースにおいて、前記押込み部の前記内面側と反対側の端部は、前記他方側の側壁の外壁面よりも外側に突出している態様とすることができる。
【0009】
さらに、前記部品収納ケースは、前記供給通路の近傍に前記蓋板と前記閉塞部との接着部を備え、前記押込み部は、前記供給通路を隔てて、前記接着部の反対側に位置している態様とすることができる。
【0010】
上記構成の部品収納ケースにおいて、前記蓋板は、前記押込み部の近傍に、前記蓋板の一部分の剛性を低下させる剛性低下部を備えた構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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