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公開番号
2024159053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074791
出願日
2023-04-28
発明の名称
抗菌性の重合体
出願人
国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学
,
日油株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08F
220/36 20060101AFI20241031BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】優れた抗菌性を有する重合体を提供すること。
【解決手段】下記式(1)で表されるモノマー(A)に由来する繰り返し単位、および下記式(2)で表されるモノマー(B)に由来する繰り返し単位を有し、前記繰り返し単位の合計に対して、モノマー(A)に由来する繰り返し単位の量が1~99質量%であり、およびモノマー(B)に由来する繰り返し単位の量が1~99質量%であり、並びに数平均分子量が1,000~100,000である、重合体(下記式中の記号の定義は、明細書に記載した通りである)。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(1):
JPEG
2024159053000014.jpg
22
63
(式(1)中、
R
1
およびR
3
は、それぞれ独立して、水素原子またはメチル基を示し、
R
2
は、炭素数が1以上6以下であるアルキレン基を示し、並びに
R
4
は、炭素数が1以上30以下であるアルキル基を示す。)
で表されるモノマー(A)に由来する繰り返し単位、および
式(2):
JPEG
2024159053000015.jpg
21
48
(式(2)中、
R
5
は、水素原子またはメチル基を示し、
R
6
は、炭素数が1以上6以下であるアルキレン基を示し、
R
7
は、式(2a)または式(2b):
JPEG
2024159053000016.jpg
20
95
(式(2a)および式(2b)中、
*は、結合位置を示し、
R
8
~R
12
は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基、またはエチル基を示し、および
X
-
は、ハロゲン化物イオンを示す。)
で表される1価の基を示す。)
で表されるモノマー(B)に由来する繰り返し単位
を有し、
前記繰り返し単位の合計に対して、モノマー(A)に由来する繰り返し単位の量が1~99質量%であり、およびモノマー(B)に由来する繰り返し単位の量が1~99質量%であり、並びに
数平均分子量が1,000~100,000である、重合体。
続きを表示(約 79 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の重合体からなる抗菌剤。
【請求項3】
請求項1に記載の重合体および樹脂を含む抗菌性樹脂組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、優れた抗菌性を有する重合体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、感染症に対する予防意識の高まりから、身の回りの材料に対して、従来は医療・衛生分野に用いられてきた優れた抗菌性材料がより身近な材料として広く普及するようになっている。
【0003】
抗菌性材料としては、これまで様々な高分子材料が提案されている。例えば、特許文献1では、塗膜表面への抗菌性の持続的な付与が可能となる共重合体を提供することで、少量の添加により樹脂材料に容易に溶解でき、かつ、樹脂材料を塗布した際の表面平滑性および抗菌性および透明性の持続的な付与が可能となるとの知見に基づき、シロキシ基を含有する抗菌性オリゴマーが提案されている。
【0004】
また、特許文献2では、樹脂との加熱混練時による抗菌性の低下や着色を抑制し得る、樹脂用抗菌剤が提案されている。しかしながら、この樹脂用抗菌剤は、対象樹脂との相溶性が重要であり、成型後樹脂の透明性を重視する材料においては、この樹脂用抗菌剤の使用が限定される場合や、接触頻度が高い材料における表面においては、この樹脂用抗菌剤を使用しても、環境要因に対する表面の防汚性および透明性の維持が不十分である場合があった。
【0005】
また、特許文献3では、抗菌・抗ウイルス性と透明性に優れた硬化膜を形成しうる第4級アンモニウム塩と熱硬化性樹脂から成る抗菌・抗ウイルス剤組成物が提案され、特許文献4では、防汚性や耐指紋性と透明性に優れた光硬化性樹脂組成物が提案されている。
【0006】
しかし、これまで、抗菌性および防汚性を両立し、さらに手で触った際に引っ掛かりの少ない、滑らかな表面の塗膜を形成することは困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-9306号公報
特開2011-173816号公報
特開2023-2258号公報
特開2018-123195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、溶液または樹脂に添加することによって、抗菌性に優れた溶液または樹脂組成物を製造することができる重合体を提供することである。また、本発明が解決しようとする課題は、抗菌性および防汚性を両立し、且つ滑らかな表面の塗膜を形成できる重合体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
式(1):
【0010】
JPEG
2024159053000001.jpg
22
63
(【0011】以降は省略されています)
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