TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024159047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074782
出願日
2023-04-28
発明の名称
印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】制御装置が印刷データを送信してから全ヘッドに印刷データが到達するまでの時間の短縮を促進することができる印刷装置等を提供する。
【解決手段】印刷装置は主制御回路と、直列的に接続され、双方向に通信可能な第1副制御回路~第n副制御回路を含む副制御回路群と、副制御回路群によって制御され、液体を吐出するヘッド群と、主制御回路と第1副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第1通信経路と、主制御回路と第n副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第2通信経路とを備え、主制御回路が第1通信経路を介して第1副制御回路に第1印刷データを送信した場合、副制御回路群は第1副制御回路から第n副制御回路に向かう順方向に第1印刷データを転送し、主制御回路が第2通信経路を介して第n副制御回路に第2印刷データを送信した場合、副制御回路群は第n副制御回路から第1副制御回路に向かう逆方向に第2印刷データを転送する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
主制御回路と、
直列的に接続され、双方向に通信可能な第1副制御回路~第n副制御回路(nは2以上の自然数)を含む副制御回路群と、
前記副制御回路群によって制御され、液体を吐出するヘッド群と、
前記主制御回路と前記第1副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第1通信経路と、
前記主制御回路と前記第n副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第2通信経路と
を備え、
前記主制御回路が前記第1通信経路を介して前記第1副制御回路に第1印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第1副制御回路から前記第n副制御回路に向かう順方向に前記第1印刷データを転送し、
前記主制御回路が前記第2通信経路を介して前記第n副制御回路に第2印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第n副制御回路から前記第1副制御回路に向かう逆方向に前記第2印刷データを転送し、
前記副制御回路群は、前記第1印刷データ又は前記第2印刷データに基づいて前記ヘッド群の駆動を制御する
印刷装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1印刷データは、1ラインのデータの半分のデータを含み、
前記第2印刷データは、前記1ラインのデータにおける残りのデータを含む
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第1印刷データ及び前記第2印刷データは圧縮データであり、
前記第1印刷データ及び前記第2印刷データの量は等しい
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記ヘッド群は複数のヘッドを備え、
前記第1印刷データ及び前記第2印刷データのデータ量の差分が最小になるように、前記第1印刷データに、所定の前記ヘッドを駆動する為のデータが割り当てられ、前記第2印刷データに所定の前記ヘッド以外の前記ヘッドを駆動するためのデータが割り当てられる
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記ヘッド群により印刷される印刷媒体は、第1領域と、前記第1領域より広い第2領域とを有し、
前記第1印刷データ及び前記第2印刷データの量は等しくなるように、前記第1印刷データには、前記第1領域を印刷するための印刷データと、前記第2領域の一部を印刷するための印刷データとが割り当てられ、前記第2印刷データには、前記第2領域の残部を印刷するための印刷データが割り当てられる
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第1印刷データ及び前記第2印刷データは異なる色のデータを含む
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記ヘッド群は、複数のヘッドを備え、
前記ヘッドは、黒色のインクを吐出するノズルと、黄色のインクを吐出するノズルと、マゼンタのインクを吐出するノズルと、シアンのインクを吐出するノズルとを有し、
前記第1印刷データは黒色のデータを含み、
前記第2印刷データは黄色、マゼンタ及びシアンのデータを含む
請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記ヘッド群は、複数のヘッドを備え、
前記ヘッドは、白色のインクを吐出するノズルと、黒色のインクを吐出するノズルと、黄色を吐出するノズルと、マゼンタのインクを吐出するノズルと、シアンのインクを吐出するノズルとを有し、
前記第1印刷データは白色のデータを含み、
前記第2印刷データは黒色、黄色、マゼンタ及びシアンのデータを含む
請求項6に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記ヘッド群は、複数のヘッドを備え、
前記ヘッドは、第1色のインクを吐出するノズルと、第2色を吐出するノズルと、第3色のインクを吐出するノズルと、第4色のインクを吐出するノズルとを有し、
前記第1印刷データは第1色及び第2色のデータを含み、
前記第2印刷データは第3色及び第4色のデータを含む
請求項6に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記主制御回路は、
前記順方向における前記第1印刷データの転送が終了したか否かを判定する第1判定処理と、
前記逆方向における前記第2印刷データの転送が終了したか否かを判定する第2判定処理と
を実行し、
前記第1判定処理にて前記順方向における転送が終了したと判定し、前記第2判定処理にて前記逆方向における転送が終了していないと判定した場合、
前記主制御回路は前記第1通信経路を介して前記第2印刷データを前記副制御回路群に送信し、
前記副制御回路群は前記第2印刷データを前記順方向に転送し、
前記第1判定処理にて前記順方向における転送が終了していないと判定し、前記第2判定処理にて前記逆方向における転送が終了したと判定した場合、
前記主制御回路は前記第2通信経路を介して前記第1印刷データを前記副制御回路群に送信し、
前記副制御回路群は前記第1印刷データを前記逆方向に転送する
請求項1から9のいずれか一つに記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、ノズルから液体を吐出して印刷を行う印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の液体噴射ヘッドが直列的に接続された液体噴射装置が提案されている。制御装置から最上流の液体噴射ヘッドに印刷データが送信され、各液体噴射ヘッドは下流側に転送する。直列的に接続されていることから、記録媒体の幅に応じて、液体噴射ヘッドの追加又は削減を容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-184142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多数の液体噴射ヘッドを直列的に接続した場合、制御装置が印刷データを送信してから最下流の液体噴射ヘッドに印刷データが到達するまで、長時間を要する。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、制御装置が印刷データを送信してから全てのヘッドに印刷データが到達するまでの時間の短縮を促進することができる印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る印刷装置は、主制御回路と、直列的に接続され、双方向に通信可能な第1副制御回路~第n副制御回路(nは2以上の自然数)を含む副制御回路群と、前記副制御回路群によって制御され、液体を吐出するヘッド群と、前記主制御回路と前記第1副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第1通信経路と、前記主制御回路と前記第n副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第2通信経路とを備え、前記主制御回路が前記第1通信経路を介して前記第1副制御回路に第1印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第1副制御回路から前記第n副制御回路に向かう順方向に前記第1印刷データを転送し、前記主制御回路が前記第2通信経路を介して前記第n副制御回路に第2印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第n副制御回路から前記第1副制御回路に向かう逆方向に前記第2印刷データを転送し、前記副制御回路群は、前記第1印刷データ又は前記第2印刷データに基づいて前記ヘッド群の駆動を制御する。
【0007】
本開示の一実施形態に係る印刷方法は、主制御回路と、直列的に接続され、双方向に通信可能な第1副制御回路~第n副制御回路(nは2以上の自然数)を含む副制御回路群と、前記副制御回路群によって制御され、液体を吐出するヘッド群と、前記主制御回路と前記第1副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第1通信経路と、前記主制御回路と前記第n副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第2通信経路とを備える印刷装置にて実行される印刷方法であって、前記主制御回路が前記第1通信経路を介して前記第1副制御回路に第1印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第1副制御回路から前記第n副制御回路に向かう順方向に前記第1印刷データを転送し、前記主制御回路が前記第2通信経路を介して前記第n副制御回路に第2印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第n副制御回路から前記第1副制御回路に向かう逆方向に前記第2印刷データを転送し、前記副制御回路群は、前記第1印刷データ又は前記第2印刷データに基づいて前記ヘッド群の駆動を制御する。
【0008】
本開示の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、主制御回路と、直列的に接続され、双方向に通信可能な第1副制御回路~第n副制御回路(nは2以上の自然数)を含む副制御回路群と、前記副制御回路群によって制御され、液体を吐出するヘッド群と、前記主制御回路と前記第1副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第1通信経路と、前記主制御回路と前記第n副制御回路とを接続する双方向に通信可能な第2通信経路とを備える印刷装置にて実行されるコンピュータプログラムであって、前記印刷装置に、前記主制御回路が前記第1通信経路を介して前記第1副制御回路に第1印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第1副制御回路から前記第n副制御回路に向かう順方向に前記第1印刷データを転送し、前記主制御回路が前記第2通信経路を介して前記第n副制御回路に第2印刷データを送信した場合、前記副制御回路群は前記第n副制御回路から前記第1副制御回路に向かう逆方向に前記第2印刷データを転送し、前記副制御回路群は、前記第1印刷データ又は前記第2印刷データに基づいて前記ヘッド群の駆動を制御する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係る印刷装置、印刷方法及びコンピュータプログラムにあっては、各副制御回路は、第1副制御回路から順方向に第1印刷データを転送し、第n副制御回路から逆方向に第2印刷データを転送するので、制御装置が印刷データを送信してから全ての副制御回路に印刷データが到達するまでの時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る印刷装置の略示平面図である。
インクジェットヘッドの平面透視図である。
制御装置及びインクジェットヘッドのブロック図である。
第kヘッドモジュールのブロック図である(kはn以下の自然数)。
実施の形態2に係る主制御回路による印刷処理を説明するフローチャートである。
実施の形態3に係る主制御回路による印刷処理を説明するフローチャートである。
実施の形態4に係るヘッドとセンサとの位置関係を略示する平面図である。
実施の形態5に係るヘッドとセンサとの位置関係を略示する平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
2日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
26日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
17日前
株式会社リコー
画像形成システム
2日前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
16日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
24日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
大日本印刷株式会社
物品の製造方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
株式会社リコー
加熱装置及び液体吐出装置
24日前
理想科学工業株式会社
加飾装置および方法
25日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
株式会社コムラテック
印刷版
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
排出孔を設けた番号器
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
ローランドディー.ジー.株式会社
印刷装置
24日前
株式会社リコー
検査方法及び塗装装置
2日前
ローランドディー.ジー.株式会社
印刷装置
24日前
日本製紙株式会社
ヒートシール用感熱記録体
3日前
イーデーエム株式会社
サーマルプリンタ装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
17日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
16日前
続きを見る
他の特許を見る