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公開番号
2024158771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074285
出願日
2023-04-28
発明の名称
切断装置
出願人
株式会社東陽機械製作所
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B26D
1/08 20060101AFI20241031BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】包装袋列を切断する開閉動作に連動して、包装袋列の搬送方向で往復移動する一組の刃を備える切断装置を提供する。
【解決手段】包装袋列Pを幅方向に切断する切断装置は、互いに対向する一組の第1刃71および第2刃72と、一方向に回転する第1軸61bと、第1軸61bと共に回転する第1本体部61aと、を有する第1回転体61と、第1軸61bと逆方向に回転する第2軸62bと、第2軸62bと共に回転する第2本体部62aと、を有する第2回転体62と、を備え、第1回転体61および前記第2回転体62は、第1偏心軸61cおよび第2偏心軸の位置が、互いに最も上流側に配される上流位置、互いに最も近付く接近位置、互いに最も下流側に配される下流位置、互いに最も離れる離隔位置の順で変わるように、同一周期で回転し、第1刃71と第2刃72との間で、包装袋列Pを切断する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長さ方向に連なった複数の包装袋からなり、かつ上流側から下流側に搬送される包装袋列を、前記包装袋ごとに分けるように、前記包装袋列を幅方向に切断する切断装置であって、
前記包装袋列を間に置く形で、互いに対向する一組の第1刃および第2刃と、
一方向に回転する第1軸と、前記第1軸の周りに配され、かつ、前記第1軸と共に回転する第1本体部と、を有する第1回転体と、
前記第1軸と平行に並びつつ前記第1軸と逆方向に回転する第2軸と、前記第2軸の周りに配され、かつ、前記第2軸と共に回転する第2本体部と、を有する第2回転体と、
前記第1本体部のうち、前記第1軸から偏心した位置において、回転自在な状態で支持される第1偏心軸と、
前記第2本体部のうち前記第2軸から偏心した位置において、回転自在な状態で支持される第2偏心軸と、
前記第1偏心軸で支持されるとともに、前記第1刃を保持する第1保持体と、
前記第2偏心軸で支持されるとともに、前記第2刃を保持する第2保持体と、
前記第1刃および前記第2刃の対向方向に延びた形をなし、前記対向方向に沿って互いに近付く向きと、互いに離れる向きとに移動できるように、前記第1保持体及び前記第2保持体を支持する第1ガイド体と、を備え、
前記第1回転体および前記第2回転体は、前記第1偏心軸および前記第2偏心軸の位置が、互いに最も前記上流側に配される上流位置、互いに最も近付く接近位置、互いに最も前記下流側に配される下流位置、互いに最も離れる離隔位置の順で変わるように、同一周期で回転し、
前記第1回転体および前記第2回転体が、前記上流位置から前記接近位置まで移動する過程において、前記第1刃と前記第2刃との間で、前記包装袋列を切断する、切断装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の切断装置であって、
前記包装袋列の搬送方向に延びた形をなし、前記搬送方向に沿って、前記上流側と前記下流側とを往復移動できるように、前記第1ガイド体を支持する第2ガイド体を備える、切断装置。
【請求項3】
請求項1に記載の切断装置であって、
前記第1回転体および前記第2回転体が回転する角速度は、前記第1偏心軸と前記第2偏心軸が、前記下流位置から前記上流位置まで移動するときよりも、前記上流位置から前記下流位置まで移動するときの方が大きい、切断装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の切断装置であって、
前記第1刃と前記第2刃のうちの一方は、他方に向かって突出する凸部を有し、
前記第1刃と前記第2刃のうちの他方は、一方に向かって開口する凹部を有し、
前記凸部と前記凹部が互いに近付いて嵌合することにより、前記第1刃と前記第2刃との間で前記包装袋列が打ち抜き切断される、切断装置。
【請求項5】
長さ方向に連なった複数の包装袋からなり、かつ上流側から下流側に搬送される包装袋列を、前記包装袋ごとに分けるように、前記包装袋列を幅方向に切断する切断装置であって、
前記包装袋列を間に置く形で、互いに対向する一組の第1刃および第2刃と、
一方向に回転する第1軸と、前記第1軸の周りに配され、かつ、前記第1軸と共に回転する第1本体部と、を有する第1回転体と、
前記第1軸と平行に並びつつ前記第1軸と逆方向に回転する第2軸と、前記第2軸の周りに配され、かつ、前記第2軸と共に回転する第2本体部と、を有する第2回転体と、
前記第1本体部のうち、前記第1軸から偏心した位置で支持される第1偏心軸と、
前記第2本体部のうち前記第2軸から偏心した位置で支持される第2偏心軸と、
前記第1偏心軸に回転自在な状態で支持されるとともに、前記第1刃を保持する第1保持体と、
前記第2偏心軸に回転自在な状態で支持されるとともに、前記第2刃を保持する第2保持体と、
前記第1刃および前記第2刃の対向方向に延びた形をなし、前記対向方向に沿って互いに近付く向きと、互いに離れる向きとに移動できるように、前記第1保持体及び前記第2保持体を支持する第1ガイド体と、を備え、
前記第1回転体および前記第2回転体は、前記第1偏心軸および前記第2偏心軸の位置が、互いに最も前記上流側に配される上流位置、互いに最も近付く接近位置、互いに最も前記下流側に配される下流位置、互いに最も離れる離隔位置の順で変わるように、同一周期で回転し、
前記第1回転体および前記第2回転体が、前記上流位置から前記接近位置まで移動する過程において、前記第1刃と前記第2刃との間で、前記包装袋列を切断する、切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
長さ方向に連なった複数の包装袋からなる包装袋列を、包装袋毎に分けるように、包装袋列を幅方向に切断する切断装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の切断装置よる包装袋列の切断は、包装袋列の搬送方向と交差する方向に開閉動作する一対の刃により行われる。
【0003】
切断装置で包装袋列を切断する際、刃が包装袋列に干渉すると、包装袋列がばたつく等して搬送が妨げられる。刃と包装袋列の干渉を抑制するため、一対の刃は、包装袋列に追従して搬送方向に移動しながら閉じ、包装袋列を切断する。切断後は、搬送方向に移動しながら一対の刃を開き、その後刃を開いたまま搬送方向とは逆方向に移動して元の位置に戻る。つまり、搬送される包装袋列を繰り返し切断する場合、一対の刃の開閉動作に加えて、一対の刃を搬送方向に往復移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-51523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一対の刃を搬送方向に往復移動させる手段として、例えば、切断装置ごと移動させることが考えられる。しかし、切断装置を移動させるための動力源や、移動のためのスペースが必要であり、切断装置および包装充填機の複雑化、大型化が問題となる。
【0006】
本発明の目的は、上流側から下流側へ搬送される包装袋列を繰り返し切断できるように、包装袋列を切断する開閉動作に連動して、包装袋列の搬送方向で往復移動する一組の刃を備える切断装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
<1>長さ方向に連なった複数の包装袋からなり、かつ上流側から下流側に搬送される包装袋列を、前記包装袋ごとに分けるように、前記包装袋列を幅方向に切断する切断装置であって、前記包装袋列を間に置く形で、互いに対向する一組の第1刃および第2刃と、一方向に回転する第1軸と、前記第1軸の周りに配され、かつ、前記第1軸と共に回転する第1本体部と、を有する第1回転体と、前記第1軸と平行に並びつつ前記第1軸と逆方向に回転する第2軸と、前記第2軸の周りに配され、かつ、前記第2軸と共に回転する第2本体部と、を有する第2回転体と、前記第1本体部のうち、前記第1軸から偏心した位置において、回転自在な状態で支持される第1偏心軸と、前記第2本体部のうち前記第2軸から偏心した位置において、回転自在な状態で支持される第2偏心軸と、前記第1偏心軸で支持されるとともに、前記第1刃を保持する第1保持体と、前記第2偏心軸で支持されるとともに、前記第2刃を保持する第2保持体と、前記第1刃および前記第2刃の対向方向に延びた形をなし、前記対向方向に沿って互いに近付く向きと、互いに離れる向きとに移動できるように、前記第1保持体及び前記第2保持体を支持する第1ガイド体と、を備え、前記第1回転体および前記第2回転体は、前記第1偏心軸および前記第2偏心軸の位置が、互いに最も前記上流側に配される上流位置、互いに最も近付く接近位置、互いに最も前記下流側に配される下流位置、互いに最も離れる離隔位置の順で変わるように、同一周期で回転し、前記第1回転体および前記第2回転体が、前記上流位置から前記接近位置まで移動する過程において、前記第1刃と前記第2刃との間で、前記包装袋列を切断する、切断装置。
【0008】
<2>前記包装袋列の搬送方向に延びた形をなし、前記搬送方向に沿って、前記上流側と前記下流側とを往復移動できるように、前記第1ガイド体を支持する第2ガイド体を備える、前記<1>に記載の切断装置。
【0009】
<3>前記第1回転体および前記第2回転体が回転する角速度は、前記第1偏心軸と前記第2偏心軸が、前記下流位置から前記上流位置まで移動するときよりも、前記上流位置から前記下流位置まで移動するときの方が大きい、前記<1>に記載の切断装置。
【0010】
<4>切断装置において、前記第1刃と前記第2刃のうちの一方は、他方に向かって突出する凸部を有し、前記第1刃と前記第2刃のうちの他方は、一方に向かって開口する凹部を有し、前記凸部と前記凹部が互いに近付いて嵌合することにより、前記第1刃と前記第2刃との間で前記包装袋列が打ち抜き切断されている、前記<1>から前記<3>に記載の、切断装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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