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公開番号
2024158458
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073677
出願日
2023-04-27
発明の名称
吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】操作レバーを有する吐出器において、操作性を向上させる。
【解決手段】吐出器1は、容器本体W内の内容物が貯留される上下方向に延びるシリンダ11と、シリンダ11内に上下摺動可能に嵌合されたピストン15と、吐出ヘッド14と、ピストン15を付勢する付勢部材16と、シリンダ11に対して上下方向に直交する横方向に延びるレバー回動軸線Pを中心に回動可能に設けられ、レバー回動軸線P回りの第1方向の回動に伴いピストン15を押圧する操作レバー18と、操作レバー18を横方向の両側から挟むように配置され、上下方向に沿って延びるガイド溝46が形成された一対の側板44aと、ガイド溝46に挿入されてガイド溝46に沿って上下方向に変位可能な被ガイド部63、および使用者の指を支持する支持面61を有し、操作レバー18の上方から操作レバー18に当接して下降時に操作レバー18を第1方向に回動させる押下部60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体内の内容物が貯留される貯留空間を有するとともに、上下方向に延びるシリンダと、
前記貯留空間を上下方向に拡縮するように前記シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、
前記貯留空間からの内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出ヘッドと、
前記ピストンを、前記貯留空間を上下方向に拡張する向きに付勢する付勢部材と、
前記容器本体内と前記貯留空間とを連通する供給孔を開放可能に閉塞する下部弁体と、
前記シリンダに対して上下方向に直交する横方向に延びるレバー回動軸線を中心に回動可能に設けられ、前記レバー回動軸線回りの第1方向の回動に伴い前記貯留空間を上下方向に縮小する向きに前記ピストンを押圧する操作レバーと、
前記操作レバーを前記横方向の両側から挟むように配置され、上下方向に沿って延びるガイド溝が形成された一対の側板と、
前記ガイド溝に挿入されて前記ガイド溝に沿って上下方向に変位可能な被ガイド部、および使用者の指を支持する支持面を有し、前記操作レバーの上方から前記操作レバーに当接して下降時に前記操作レバーを前記第1方向に回動させる押下部と、
を備える吐出器。
続きを表示(約 64 文字)
【請求項2】
前記被ガイド部は、前記一対の側板に対する回転を規制されている、
請求項1に記載の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、容器本体内の内容物が貯留される貯留空間を有するとともに、上下方向に延びるシリンダと、貯留空間を上下方向に拡縮するようにシリンダ内に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、貯留空間からの内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出ヘッドと、ピストンを、貯留空間を上下方向に拡張する向きに付勢する付勢部材と、容器本体内と貯留空間とを連通する供給孔を開放可能に閉塞する下部弁体と、シリンダに対してピストンを上方に向けて移動させる操作レバーと、を備える吐出器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-24586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の吐出器では、操作レバーが上下方向に直交する方向に延びる軸線回りに回動可能に設けられているので、ピストンの移動距離の大きさに応じて操作レバーの傾きが変化する。このため、使用者が操作レバーを操作して内容物を吐出させる際に、使用者の指が操作レバーに追従しにくい。したがって、従来の吐出器においては、操作レバーの操作性に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作レバーを有する吐出器において、操作性を向上させるものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る吐出器は、容器本体内の内容物が貯留される貯留空間を有するとともに、上下方向に延びるシリンダと、前記貯留空間を上下方向に拡縮するように前記シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、前記貯留空間からの内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出ヘッドと、前記ピストンを、前記貯留空間を上下方向に拡張する向きに付勢する付勢部材と、前記容器本体内と前記貯留空間とを連通する供給孔を開放可能に閉塞する下部弁体と、前記シリンダに対して上下方向に直交する横方向に延びるレバー回動軸線を中心に回動可能に設けられ、前記レバー回動軸線回りの第1方向の回動に伴い前記貯留空間を上下方向に縮小する向きに前記ピストンを押圧する操作レバーと、前記操作レバーを前記横方向の両側から挟むように配置され、上下方向に沿って延びるガイド溝が形成された一対の側板と、前記ガイド溝に挿入されて前記ガイド溝に沿って上下方向に変位可能な被ガイド部、および使用者の指を支持する支持面を有し、前記操作レバーの上方から前記操作レバーに当接して下降時に前記操作レバーを前記第1方向に回動させる押下部と、を備える。
を備える。
【0007】
第1の態様によれば、押下部の支持面に指を置いた状態で、指により押下部を下方に向けて押し込むと、被ガイド部がガイド溝に案内されることで押下部がグリップ部に対して下方に変位する。この押下部の下降により操作レバーを第1方向に回動させて、付勢部材による付勢力に抗して貯留空間を縮小する向きにピストンを変位させると、貯留空間内が正圧になり、下部弁体が弁座面に押し付けられることで、供給孔が閉塞された状態に保たれ、貯留空間内の内容物が吐出孔から吐出される。
押下部を解放して操作レバーの復元移動を許容すると、ピストンが付勢部材により復元移動させられ、貯留空間内が負圧になり、下部弁体が弁座面から離れて供給孔が開放され、容器本体内の内容物が供給孔を通過して貯留空間内に供給される。
操作レバーを第1方向に回動させる際、押下部を操作レバーの姿勢変化に合わせて上下方向に沿って変位させることができる。これにより、操作レバーを直接指で押圧する構成とは異なり、操作レバーの回動角度によらず、押下部が指を支持しやすい姿勢を保つことができる。したがって、内容物を吐出させる際の操作性を向上させることができる。
【0008】
本発明の第2の態様に係る吐出器は、上記第1の態様に係る吐出器において、前記被ガイド部は、前記一対の側板に対する回転を規制されていてもよい。
【0009】
第2の態様によれば、操作レバーの回動角度によらず、支持面の傾斜を一定にすることができる。したがって、操作レバーを回動させる際に、押下部が指を支持しやすい状態(例えば支持面が上方を向く状態)を保つことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、操作レバーを有する吐出器において、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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