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公開番号
2024157976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072692
出願日
2023-04-26
発明の名称
カーテンウォールにおける連結構造およびカーテンウォール
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20241031BHJP(建築物)
要約
【課題】専用形状の枠材を用いずにカーテンウォールユニットの間に室内外方向の段差を形成できるカーテンウォールにおける連結構造およびカーテンウォールを提供すること。
【解決手段】カーテンウォールにおける連結構造30は、第一カーテンウォールユニットの第一枠材としての縦枠13が室内側の位置に配置され且つ第二カーテンウォールユニットの第二枠材としての縦枠13が室外側の位置に配置されるカーテンウォール1において各縦枠13の間に構成される連結構造30であって、第一枠材としての縦枠13に対して対向配置される端枠部31と、第二枠材としての縦枠13に対して対向配置される端枠部41と、端枠部31,41を連続する中間連結部51とで構成されることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一カーテンウォールユニットの第一枠材が室内側の位置に配置され且つ第二カーテンウォールユニットの第二枠材が室外側の位置に配置されるカーテンウォールにおいて前記第一枠材および前記第二枠材の間に構成される連結構造であって、
前記第一枠材に対して対向配置される第一端枠部と、
前記第二枠材に対して対向配置される第二端枠部と、
前記第一端枠部および前記第二端枠部を連続する中間連結部とで構成される
ことを特徴とするカーテンウォールにおける連結構造。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカーテンウォールにおける連結構造において、
前記中間連結部は、前記第二端枠部に対して、第一接合部と前記第一接合部の位置よりも室外側の位置に配置される第二接合部とで接合されると共に、前記第一接合部と前記第二接合部との間に当該第二端枠部に当接する当接部が構成される
ことを特徴とするカーテンウォールにおける連結構造。
【請求項3】
請求項2に記載のカーテンウォールにおける連結構造において、
前記第二端枠部には、その室内部分に前記第一接合部が接合されると共にその室外部分に前記第二接合部が接合され、
少なくとも前記当接部は、前記第二端枠部を室外側から覆って配置される
ことを特徴とするカーテンウォールにおける連結構造。
【請求項4】
請求項3に記載のカーテンウォールにおける連結構造において、
前記中間連結部は、前記第二接合部と前記当接部との間に見付け部を有し、
前記見付け部は、前記第二端枠部および前記第二接合部を室外側から覆って配置される
ことを特徴とするカーテンウォールにおける連結構造。
【請求項5】
請求項1に記載のカーテンウォールにおける連結構造において、
前記中間連結部は、前記第一端枠部および前記第二端枠部のうち少なくとも一方と一部材で構成される
ことを特徴とするカーテンウォールにおける連結構造。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のカーテンウォールにおける連結構造が構成されることを特徴とするカーテンウォール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のカーテンウォールユニットによって建物の外壁面を凹凸形状に形成するカーテンウォールにおける連結構造およびカーテンウォールに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建造物に凹凸形状の壁面を形成するカーテンウォールが知られている(特許文献1参照)。このカーテンウォールでは、2つのカーテンウォールユニットの一方の縦枠(枠材)を、2つのカーテンウォールユニットの他方の縦枠に対して室外側に対向配置されている。具体的には、2つカーテンウォールユニットの各縦枠のそれぞれは、左右方向に対して傾斜した傾斜部を有しており、当該傾斜部同士が室内外方向に対向配置されており、各縦枠に設けられたタイト材同士が室内外方向に当接されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-55496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のカーテンウォールでは、カーテンウォールユニットの縦枠同士を室内外方向に対向配置して、隣接する2つのカーテンウォールユニットの間で室内外方向の段差を形成するので、カーテンウォールユニットの縦枠を専用形状に形成しなければ、隣接する2つのカーテンウォールユニットの間に室内外方向の段差を形成し難く、例えば室内外方向の段差を大きく設定することが困難である。
【0005】
本発明の目的は、専用形状の枠材を用いずにカーテンウォールユニットの間に室内外方向の段差を形成できるカーテンウォールにおける連結構造およびカーテンウォールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカーテンウォールにおける連結構造は、第一カーテンウォールユニットの第一枠材が室内側の位置に配置され且つ第二カーテンウォールユニットの第二枠材が室外側の位置に配置されるカーテンウォールにおいて前記第一枠材および前記第二枠材の間に構成される連結構造であって、前記第一枠材に対して対向配置される第一端枠部と、前記第二枠材に対して対向配置される第二端枠部と、前記第一端枠部および前記第二端枠部を連続する中間連結部とで構成されることを特徴とする。
本発明のカーテンウォールは、前述した本発明のカーテンウォール連結構造が構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、専用形状の枠材を用いずにカーテンウォールユニットの間に室内外方向の段差を形成できるカーテンウォールにおける連結構造およびカーテンウォールを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るカーテンウォールを示す外観姿図。
前記実施形態に係るカーテンウォールを示す縦断面図。
前記実施形態に係るカーテンウォールを示す横断面図。
前記実施形態に係るカーテンウォールの連結構造を示す横断面図。
前記実施形態に係るカーテンウォールの連結構造の変形例を示す横断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3において、本実施形態に係るカーテンウォール1は、建物の躯体2に設置されて凹凸形状の外壁面(ファザード面)を構成するものであり、上下左右に並設された複数のカーテンウォールユニットを備えている。躯体2は、梁4と、梁4で支持される床スラブ5とを備えている。床スラブ5の下部には天井6が設置されている。床スラブ5には、カーテンウォールユニット10が連結されている。ここで、躯体2の壁面は、床スラブ5の室外端面をつないで形成されるフラット状の仮想面である。躯体2の鉄骨で構成した場合は、床スラブに代えて横鉄骨や縦鉄骨を躯体2として用いることも可能である。
以下の説明において、カーテンウォール1の左右方向をX軸方向とし、カーテンウォール1の上下方向をY軸方向とし、カーテンウォール1の室内外方向(見込み方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0010】
複数のカーテンウォールユニット10は、図3に示すように左右同じ向きに配置されてZ軸方向に凹凸形状の外壁面を構成している。
カーテンウォールユニット10は、予めユニットとして組み立てられ、その後に躯体2に設置されるものである。カーテンウォールユニット10は、アルミ押出形材で形成された上枠11、下枠12、無目7および左右の縦枠13を枠組みしてなる枠体内にガラスパネル等の面材14を配置して構成されている。下枠12、無目7および左右の縦枠13は窓部を区画しており、上枠11、無目7および左右の縦枠13はスパンドレル部を区画している。枠体のうち少なくとも左右の縦枠13は共通形材で構成されている。複数のカーテンウォールユニット10のうちのカーテンウォールユニット10A(第一カーテンウォールユニット)は室内側に配置されており、複数のカーテンウォールユニット10のうちのカーテンウォールユニット10B(第二カーテンウォールユニット)は室外側に配置されており、カーテンウォールユニット10A,10Bの間には、Z軸方向の段差20を形成する連結構造30が構成されている。なお、カーテンウォール1は、複数組のカーテンウォールユニット10A,10Bおよび連結構造30を備えているが、説明の便宜上、図3および図4に示す一組のカーテンウォールユニット10A,10Bおよび連結構造30について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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