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公開番号2024157317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071613
出願日2023-04-25
発明の名称プリンタ
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類B41J 15/16 20060101AFI20241030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ダンパーによるラベル用紙の剥がれを防止することができる技術を提供する。
【解決手段】印字ヘッドにより連続用紙に画像を形成するプリンタであって、連続用紙が巻回されたロールから、ロールから巻き解かれた連続用紙を搬送する送りローラへの搬送経路において、連続用紙に向かって所定距離移動して連続用紙に張力を付与するように付勢されるダンパー15と、ダンパー15の移動距離を制限しない非制限状態と、前記連続用紙に張力を付与しないようにダンパー15の移動距離を制限する制限状態とに切り換え可能に構成されたリミッター16とを備えた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
印字ヘッドにより連続用紙に画像を形成するプリンタであって、
前記連続用紙が巻回されたロールから、前記ロールから巻き解かれた前記連続用紙を搬送する送りローラへの搬送経路において、前記連続用紙に向かって所定距離移動して前記連続用紙に張力を付与するように付勢されるダンパーと、
前記ダンパーの移動距離を制限しない非制限状態と、前記連続用紙に張力を付与しないように前記ダンパーの移動距離を制限する制限状態とに切り換え可能に構成されたリミッターと
を備えるプリンタ。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記連続用紙として台紙にラベルが貼着されたラベル用紙が用いられる場合、前記ダンパーを制限状態に切り替えるように前記リミッターを駆動制御するプロセッサーを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ライナレスラベルプリンタには、ダンパーが装備されている。ライナレスラベル用紙は、ロール紙から巻き解かれることによって供給されるが、ロール紙からの引き剥がしに大きな力を要する。ロール紙から巻き解かれた用紙に張力を付与するダンバーによれば、印字ヘッドに適切に用紙が送られないことによる印字不良の発生が防止される。また、ダンパー機構は、イナーシャによって巻き解きに大きな力を要する径が大きいロール紙が用いられる場合にも有効である。
【0003】
このようなダンパー機構が装備されたプリンタで台紙にラベルが貼着されたラベル用紙が用いられた場合、ラベル剥がれが発生する。ラベル用紙を切断するカッターは印字ヘッドよりも用紙の搬送方向の下流側にある。そのため、カッターと印字ヘッドとの距離が大きい場合、印字されたラベルとこのラベルに隣接するラベルとの間でラベル用紙が切断された後に隣接するラベルを印字可能な位置まで戻す必要がある。この際、用紙におけるダンパーに湾曲された箇所でラベルが剥がれることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-208319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、ダンパーによるラベル用紙の剥がれを防止することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態は、印字ヘッドにより連続用紙に画像を形成するプリンタであって、前記連続用紙が巻回されたロールから、前記ロールから巻き解かれた前記連続用紙を搬送する送りローラへの搬送経路において、前記連続用紙に向かって所定距離移動して前記連続用紙に張力を付与するように付勢されるダンパーと、前記ダンパーの移動距離を制限しない非制限状態と、前記連続用紙に張力を付与しないように前記ダンパーの移動距離を制限する制限状態とに切り換え可能に構成されたリミッターとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るロール紙を収容するプリンタを示す概略斜視図である。
実施形態に係るプリンタの内部構成を示す概略側面図である。
実施形態に係るダンパーの構成を示す上方斜視図である。
実施形態に係るダンパーの構成を示す下方斜視図である。
実施形態に係る付勢されるダンパーを示す概略側面図である。
実施形態に係る制限状態にあるダンパーを示す斜視図である。
実施形態に係る制限状態にあるダンパーを示す側断面図である。
実施形態に係る非制限状態にあるダンパーにより張力が付与されるラベル用紙を示す概略図である。
実施形態に係る制限状態にあるダンパーにより張力が付与されないラベル用紙を示す概略図である。
実施形態に係るプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
実施形態に係る状態切替処理の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。各図において、同一構成については同一の符号が付される。
【0009】
(プリンタの構成)
本実施形態に係るプリンタの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るロール紙を収容するプリンタを示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係るプリンタの内部構成を示す概略側面図である。
【0010】
図1、図2に示すように、本実施形態に係るプリンタ1は、サーマルプリンタとして構成され、筐体10、印字ヘッド11、プラテンローラ12、カッター13、補助ローラ14、ダンパー15、リミッター16(図6、図7参照)を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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