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公開番号
2024156382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070796
出願日
2023-04-24
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06V
10/774 20220101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処理対象において対象物を特定できる画像を取得する際に、画像のデータ量を抑えることができるようにする。
【解決手段】処理対象の画像に対し、縮小処理を繰り返すことにより解像度の異なる複数の加工画像を作成し、処理対象の画像に含まれる変状種別を設定する。そして、設定した変状種別に係るラベルデータを取得し、作成された複数の加工画像の中から、設定された変状種別に応じた解像度の加工画像を選択してラベルデータと重畳し、表示デバイスに表示データを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象の画像に対し、解像度の異なる複数の加工画像を作成する加工手段と、
前記処理対象の画像に含まれる対象物の種別を設定する設定手段と、
前記加工手段によって作成された複数の加工画像の中から、前記設定手段によって設定された対象物の種別に応じた解像度の加工画像を、前記設定された種別の対象物を特定するための画像として選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記選択手段によって選択された加工画像を用いて、前記設定された種別の対象物を確認するための表示データを表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理対象の画像に含まれる前記設定された種別の対象物の検出結果を取得する取得手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択された加工画像と前記取得手段によって取得された検出結果とを基に前記表示データを作成して表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記加工手段は、解像度の変換処理と画像の分割処理とを組み合わせて前記複数の加工画像を作成し、
前記選択手段は、前記選択した加工画像のうち、前記分割処理によって分割された区分けに基づいた部分画像を選択し、
前記表示制御手段は、前記部分画像を用いて前記表示データを作成して表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定手段により複数の種別が設定された場合に、前記選択手段は、前記設定された複数の種別のうち、最も高い解像度に対応する種別に応じた解像度の加工画像を選択することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示データは、さらに、前記選択手段によって選択された加工画像の解像度、または前記設定手段によって設定された対象物の種別を少なくとも含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段に表示された加工画像の解像度、または対象物の種別を変更する操作を受け付ける入力手段をさらに備え、
前記入力手段により前記解像度を変更する操作を受け付けた場合に、前記選択手段は、変更された解像度の加工画像を選択し、
前記入力手段により対象物の種別を変更する操作を受け付けた場合に、前記設定手段は、変更された種別を設定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理対象の画像に含まれる前記設定された種別の対象物の検出結果を取得する取得手段と、
前記選択手段によって選択された加工画像と前記取得手段によって取得された検出結果との組み合わせを学習データとして収集する収集手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、検出結果の更新履歴に基づいて前記対象物の検出結果を選択して取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記加工手段は、解像度の変換処理と画像の分割処理とを組み合わせて前記複数の加工画像を作成し、
前記選択手段は、前記選択した加工画像のうち、前記分割処理によって分割された区分けに基づいた部分画像を選択し、
前記収集手段は、前記部分画像と前記取得手段によって取得された検出結果との組み合わせを学習データとして収集することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、橋梁やトンネルなどのコンクリート構造物の点検方法の一例として、構造物の壁面を撮影した画像を用いた画像点検が行われている。この画像点検においては、検査対象を撮影した画像に対して画像認識処理を行い、ひび割れなどの変状を検出する方法が提案されており(非特許文献1参照)、このような技術を用いることで、効率的に変状を検出することができるとしている。
【0003】
一方、画像認識処理や画像解析処理を用いて作成した変状検出結果は誤検出や未検出を含む場合がある。そのため、点検作業者は、拡大・縮小などの表示操作を行って検査対象の画像を目視しながら変状検出結果の確認・修正を行う。また、誤検出や未検出を低減するために、変状検出結果を学習することが行われる場合もある。特許文献1には、画像の縮小倍率に応じて識別しやすいように変状検出結果を調整して点検画像に重畳表示する方法が開示されている。この特許文献1に記載の技術を用いることにより、表示倍率に合わせて変状を調整することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-46065号公報
【非特許文献】
【0005】
党紀ら、「YOLOを用いた多種類橋梁損傷の同時検出」、AI・データサイエンス論文集、2021年2巻J2号 P.447-456
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
検出される変状の種別は様々なものが存在し、種別によっては高解像度の画像でないと確認できない場合がある。従来の技術においては、このような高解像度でないと確認できない変状も検出できるように撮影を行うため、画像データの容量が大きくなってしまう。このように画像データの容量が大きいと、確認作業のために画像データを表示させたり、学習データとして保持したりする際に、読み出し負荷が大きくなったり記憶容量を圧迫したりしてしまう。
【0007】
本発明は前述の問題点に鑑み、処理対象において対象物を特定できる画像を取得する際に、画像のデータ量を抑えることができるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る情報処理装置は、処理対象の画像に対し、解像度の異なる複数の加工画像を作成する加工手段と、前記処理対象の画像に含まれる対象物の種別を設定する設定手段と、前記加工手段によって作成された複数の加工画像の中から、前記設定手段によって設定された対象物の種別に応じた解像度の加工画像を、前記設定された種別の対象物を特定するための画像として選択する選択手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像内における対象物の検出結果を管理する際に、データ量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に概要を説明するための図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
処理対象の画像および変状データと図面との対応付けを説明するための図である。
第1の実施形態に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。
異なる解像度の画像を作成する処理を説明するための図である。
ラベル種別を設定する処理を説明するための図である。
ラベルデータを取得する処理を説明するための図である。
ラベル種別に応じた加工画像を選択する処理を説明するための図である。
表示データを作成して表示画面を表示する処理を説明するための図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
第2の実施形態に係る処理手順の一例を示すフローチャートである。
学習対象のラベルデータを取得する処理を説明するための図である。
ラベル種別に応じた加工画像を選択する処理を説明するための図である。
学習データを収集する処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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