TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024156014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2024146256,2023104820
出願日2024-08-28,2019-08-29
発明の名称筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B43K 25/02 20060101AFI20241024BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】線材からなるクリップを備え、両手で操作することなくクリップを持ち上げることができる筆記具を提供する。
【解決手段】長手方向に延びる筆記具本体7と、筆記具本体7の側部に保持された線材からなるクリップ部材8と、を備えた筆記具1は、クリップ部材8の長手方向の中間部8Bが筆記具本体7の側部に保持されており、クリップ部材8は、クリップ部材8の長手方向の先端部8Aが筆記具本体7に当接するように筆記具本体7に向かって付勢されており、クリップ部材8の後端部8Cを筆記具本体7に向かって押圧することにより、クリップ部材8が、クリップ部材8の先端部8Aが筆記具本体7から離間するように、回動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向に延びる筆記具本体と、前記筆記具本体の側部に保持された線材からなるクリップ部材と、を備えた筆記具であって、
前記クリップ部材の前記長手方向の中間部が前記筆記具本体の側部に保持されており、
前記クリップ部材は、当該クリップ部材の筆先側の部分が前記筆記具本体に当接するように前記筆記具本体に向かって付勢されており、
前記クリップ部材の後部を前記筆記具本体に向かって押圧することにより、当該クリップ部材の前記長手方向の筆先側の部分が前記筆記具本体から離間するように、回動する、ことを特徴とする筆記具。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記クリップ部材は前記線材が曲げられて形成されており、
前記線材の両端部が前記筆記具本体の側部に形成された一対の取付部にそれぞれ取り付けられており、
前記クリップ部材は、当該クリップ部材を構成する前記線材の弾性により、前記クリップ部材の前記長手方向の筆先側の部分が前記筆記具本体に向かって付勢される形状に曲げられている、
請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
前記一対の取付部は、それぞれ横方向に延びる穴、又は、切り欠き部により形成されており、
前記線材の両端部の少なくとも一方の端部には屈曲部が形成されており、
当該少なくとも一方の端部に対応する取付部は、基端部に比べて広がった逃げ部を有し、
前記屈曲部は前記逃げ部内に位置している、
請求項2に記載の筆記具。
【請求項4】
前記クリップ部材は少なくとも一部に、前記線材が屈曲されてなる図形が形成されている、
請求項1~3の何れか1項に記載の筆記具。
【請求項5】
前記筆記具本体は、筒状の軸筒と、前記軸筒の内側に配置される内筒と、を有し、
前記一対の取付穴の一方は貫通孔からなり、前記クリップ部材の一端部が前記貫通孔内に配置されて保持されており、
前記貫通孔は前記軸筒と前記内筒との境界面に形成されている、
請求項2に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関し、特に、筆記具本体と中間部が筆記具本体の側部に回動可能に支持されたクリップとを備えた筆記具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記具に関し、筆記具本体の後端部にクリップを有する筆記具が知られている。このようなクリップを有する筆記具として、例えば、特許文献1には、クリップを1本の金属弾性線材から構成した筆記具が開示されている。この筆記具では、1本の金属弾性線材を下端基部から左右両線材をU字形に曲げ加工し、両端部を筆記具本体の側部に形成された一対の装着穴に取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-39940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、クリップを筆記具本体から開く際には、筆記具本体を保持した状態で、クリップの筆先側の部分を筆記具本体から離間させなければならない。このため、クリップを開くためには、一方の手で筆記具本体を保持し、他方の手でクリップの筆先側の部分を持ち上げなければならず、両手で筆記具を操作する必要があり非常に煩わしい。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、線材からなるクリップを備え、両手で操作することなくクリップを開くことができる筆記具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の筆記具は、長手方向に延びる筆記具本体と、筆記具本体の側部に保持された線材からなるクリップ部材と、を備えた筆記具であって、クリップ部材の長手方向の中間部が筆記具本体の側部に保持されており、クリップ部材は、クリップ部材の長手方向の筆先側の部分が筆記具本体に当接するように筆記具本体に向かって付勢されており、クリップ部材の後部を筆記具本体に向かって押圧することにより、クリップ部材の長手方向の筆先側の部分が筆記具本体から離間するように、回動する、ことを特徴とする。
【0007】
上記構成の本発明によれば、片手の人差し指、中指、薬指、小指で筆記具本体を把持した状態で、クリップ部材の後部を押し込むことにより、クリップ部材の先端部を筆記具本体から離間させて、クリップ部材と筆記具本体とを開くことができ、片手で操作することができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、クリップ部材は線材が曲げられて形成されており、線材の両端部が筆記具本体の側部に形成された一対の取付部にそれぞれ取り付けられており、クリップ部材は、クリップ部材を構成する線材の弾性により、クリップ部材の長手方向の筆先側の部分が筆記具本体に向かって付勢されるような形状に曲げられている。
【0009】
上記構成の本発明によれば、クリップ部材を構成する線材の弾性により筆記具本体に向かって、クリップ部材の筆先側の部分が付勢されるため、ばねなどの付勢部材を用いることなく、簡単な構成でクリップ部材を構成することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、一対の取付部は、それぞれ横方向に延びる穴、又は、切り欠き部により形成されており、線材の両端部の少なくとも一方の端部には屈曲部が形成されており、少なくとも一方の端部に対応する取付部は、基端部に比べて広がった逃げ部を有し、屈曲部は逃げ部内に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三菱鉛筆株式会社
筆記具用水性インク組成物
6日前
三菱鉛筆株式会社
筆記具
6日前
個人
製図器具
7か月前
個人
インク容器
6か月前
個人
修正シール
6か月前
個人
紙製簡易筆記具
3か月前
個人
替え芯装填容器
2か月前
個人
チョークホルダー
10か月前
個人
筆記補助具
8か月前
個人
ボールペン
4か月前
個人
ペンスタンド
5日前
ぺんてる株式会社
塗布具
5か月前
個人
連結消しゴム
6か月前
個人
変形三角定規
6か月前
個人
櫛付きの物品
9か月前
個人
文字書き整列補助具
5か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記具
11か月前
個人
ペンスタンド
2か月前
クツワ株式会社
補助軸
9か月前
コクヨ株式会社
転写具
8か月前
個人
ラインマーカーホルダー
9か月前
コクヨ株式会社
転写具
8か月前
コクヨ株式会社
転写具
10か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
2か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
2か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
2か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
2か月前
ぺんてる株式会社
出没式筆記具
2か月前
ディーフ株式会社
筆記具
10か月前
コクヨ株式会社
収納ケース
10か月前
コクヨ株式会社
収納ケース
10か月前
コクヨ株式会社
イレーザー
10か月前
ぺんてる株式会社
消しゴム組成物
12日前
三菱鉛筆株式会社
熱変色性筆記具
9か月前
個人
二次曲線作図器
7か月前
株式会社UHOLABO
定規
4か月前
続きを見る