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公開番号2024154551
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068419
出願日2023-04-19
発明の名称草刈機および草刈ガイド
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A01D 34/68 20060101AFI20241024BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】草を切断し易くすることができる技術を提供する。
【解決手段】草刈機は、前方向に移動しながら地面上の草を刈る。草刈機は、原動機と、原動機の動作により回転するカッタと、カッタよりも前側に配置されており、草刈機の移動により地面上の草をカッタに向けて案内する草刈ガイドと、を備えている。草刈ガイドは、左右方向に並んでおり、地面上の草が通過する複数のガイド通路を備えている。複数のガイド通路の少なくとも1つは、カッタと対向する位置に配置されており、前方向から後方向に向かうにつれて幅が増加する幅増加部を備えている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
前方向に移動しながら地面上の草を刈る草刈機であって、
原動機と、
前記原動機の動作により回転するカッタと、
前記カッタよりも前側に配置されており、前記草刈機の移動により前記地面上の前記草を前記カッタに向けて案内する草刈ガイドと、を備えており、
前記草刈ガイドは、左右方向に並んでおり、前記地面上の前記草が通過する複数のガイド通路を備えており、
前記複数のガイド通路の少なくとも1つは、前記カッタと対向する位置に配置されており、前記前方向から後方向に向かうにつれて幅が増加する幅増加部を備えている、草刈機。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記複数のガイド通路の前記少なくとも1つは、前記幅増加部よりも前側に配置されており、前記前方向から前記後方向に向かうにつれて前記幅が減少する幅減少部を備えている、請求項1に記載の草刈機。
【請求項3】
前記幅増加部の後端における前記幅は、前記幅減少部の前端における前記幅よりも小さい、請求項2に記載の草刈機。
【請求項4】
前記カッタは、上下方向に延びる回転軸周りを回転する、請求項1から3のいずれか一項に記載の草刈機。
【請求項5】
前記幅増加部は、前記幅増加部の後端における前記左右方向の中点と前記幅増加部の前端における前記左右方向の中点を通過する中心軸を備えており、
前記中心軸は、前記幅増加部の前記前端から前記後端に向かって第1方向に延びており、
前記第1方向は、前記左右方向に沿って延びる第1成分と、前後方向に沿って延びる第2成分と、を含み、
前記カッタが前記幅増加部に最も近接しているとき、前記カッタの速度ベクトルは、前記第1成分が延びる方向と反対の方向に延びる第3成分を含む、請求項4に記載の草刈機。
【請求項6】
前記地面上で回転する車輪をさらに備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載の草刈機。
【請求項7】
ユーザにより把持されるハンドルユニットをさらに備えている、請求項1から6のいずれか一項に記載の草刈機。
【請求項8】
前方向に移動しながらカッタにより地面上の草を刈る草刈機に使用される草刈ガイドであって、
前記草刈ガイドは、前記カッタよりも前側に配置され、前記草刈機の移動により前記地面上の草を前記カッタに向けて案内し、
前記草刈ガイドは、左右方向に並んでいるとともに、前記地面上の草が通過する複数のガイド通路を備えており、
前記複数のガイド通路の少なくとも1つは、前記カッタと対向する位置に配置され、前記前方向から後方向に向かうにつれて幅が増加する幅増加部を備えている、草刈ガイド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、草刈機および草刈ガイドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、草刈機が開示されている。草刈機は、前方向に移動しながら地面上の草を刈る。草刈機は、原動機と、原動機の動作により回転するカッタと、カッタよりも前側に配置されており、草刈機の移動により地面上の草をカッタに向けて案内する草刈ガイドと、を備えている。草刈ガイドは、左右方向に並んでおり、地面上の草が通過する複数のガイド通路を備えている。ガイド通路の幅は、前後方向に一定である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第3987914号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の草刈機では、地面上の草は、ガイド通路を通過した後に、カッタにより切断される。草はガイド通路を通過するときに左右方向に寄せ集められるため、カッタが草を刈り難くなる。本明細書では、草を刈り易くすることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、草刈機を開示する。草刈機は、前方向に移動しながら地面上の草を刈る。草刈機は、原動機と、原動機の動作により回転するカッタと、カッタよりも前側に配置されており、草刈機の移動により地面上の草をカッタに向けて案内する草刈ガイドと、を備えている。草刈ガイドは、左右方向に並んでおり、地面上の草が通過する複数のガイド通路を備えている。複数のガイド通路の少なくとも1つは、カッタと対向する位置に配置されており、前方向から後方向に向かうにつれて幅が増加する幅増加部を備えている。
【0006】
上記の構成によれば、ガイド通路を通過することにより寄せ集められた草は、幅増加部を通過することにより、左右方向に広がる。これにより、ガイド通路の幅が前後方向に一定である構成や、ガイド通路の幅が前方向から後方向に向かうにつれて減少する構成と比較して、カッタが草を刈る力を小さくすることができ、草を刈り易くすることができる。
【0007】
本明細書は、草刈ガイドを開示する。前方向に移動しながらカッタにより地面上の草を刈る草刈機に使用される。草刈ガイドは、カッタよりも前側に配置され、草刈機の移動により地面上の草をカッタに向けて案内する。草刈ガイドは、左右方向に並んでいるとともに、地面上の草が通過する複数のガイド通路を備えている。複数のガイド通路の少なくとも1つは、カッタと対向する位置に配置され、前方向から後方向に向かうにつれて幅が増加する幅増加部を備えている。
【0008】
上記の構成によれば、上記の草刈機による効果と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の草刈機2の斜視図である。
実施例の本体ユニット4の分解斜視図である。
実施例の草刈機2の斜視図である。
実施例の草刈機2において、バッテリカバー22が開いた状態の斜視図である。
実施例の本体ユニット4の草刈ガイド70近傍の斜視図である。
実施例の本体ユニット4の草刈ガイド70近傍の上断面図である。
実施例の本体ユニット4のリブ部74d近傍の上断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された草刈機および草刈ガイド、その製造方法及び使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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