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公開番号2024154347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023077494
出願日2023-04-18
発明の名称研磨ディスク
出願人株式会社カスタム・クール・センター
代理人
主分類B23D 71/04 20060101AFI20241023BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】 金属板の表面に鋸歯状の多数の研磨刃を平行に突出した研磨面を形成することにより、目詰まりが生じ難く、しかも、耐用寿命を長くすることができる研磨ディスクを提供する。
【解決手段】 研磨ディスク1は、金属板の表面に研磨面2が形成され、金属板は平坦に形成され、研磨面2は、所定の高さを有する傾斜させた鋸歯状の多数の研磨刃3が平行に突出形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属板の表面に研磨面が形成された研磨ディスクであって、
前記金属板は平坦に形成され、前記研磨面は、所定の高さを有する傾斜させた鋸歯状の多数の研磨刃が平行に突出形成されていることを特徴とする研磨ディスク。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記研磨刃は、刃先の方向を一方に向けた順方向研磨刃と、反対方向に向けた逆方向研磨刃を平行かつ交互に配列した 請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項3】
前記研磨刃の前記順方向研磨刃と前記逆方向研磨刃の高さを異ならせた請求項2に記載の研磨ディスク。
【請求項4】
前記研磨刃は、平行に突出形成された多数の第1研磨刃と、平行に突出形成された多数の第2研磨刃を直行させて形成した請求項1に記載の研磨ディスク。
【請求項5】
前記研磨刃は、前記研削面を複数に分割して前記研磨刃の傾斜させた向きを各々異ならせた請求項1に記載の研磨ディスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多数の研磨刃を形成した研磨面を有する研磨ディスクに関し、特に、木材、樹脂等の軟質材を研磨する電動研磨機に好適な研磨ディスクに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
木などの被加工物の表面を研磨するときに、従来から、研磨工具が用いられている。研磨工具としては、ランダムサンダ、オービタルサンダ等の電動サンダ、或いは、手持ち式サンダが各種の被加工物に対応させて用いられている。
【0003】
電動サンダとして、例えば、特開平9-254033号公報(特許文献1)に示されたランダム・オービタルサンダは、モータにより支持プレートの下面に装着されたサンドペーパを偏心運動と回転運動により振動させ、被加工物の表面を研磨加工するものである。また、例えば、特開2002-103196号公報(特許文献2)に示されるオービタルサンダは、モータにより支持プレートの下面に装着されたサンドペーパを偏心運動により振動させて、被加工物の表面を研磨加工するものである。さらに、特表2003-275967号公報(特許文献3)に示される手持ち式サンダは、手持ちホルダの底面にサンドペーパを装着して、手動により被加工物の表面を研磨加工するものである。
【0004】
電動サンダ及び手持ち式サンダのいずれも、研磨具としてサンドペーパが用いられ、被加工物の材料特性等の諸条件に基づいて選定される。耐用寿命を全うしたサンドペーパを新品と交換する必要があり、使用済のサンドペーパを取り外し、新しいサンドペーパを、例えば支持プレートに配置したクランプ機構、或いは、面ファスナー(マジックテープ:登録商標)によって固定するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-254033号公報
特開2002-103196号公報
特表2003-275967号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電動サンダ及び手持ち式サンダは、研磨具としてサンドペーパを使用している。このサンドペーパは、耐用寿命が短いことから、使用者は頻繁に新品と交換しなくてはならないため、研磨作業を中断せざるを得ない問題がある。また、サンドペーパは、目詰まりが激しいことに加え、研磨するときに砥粒が離脱することから、初期から次第に粗さが変化するため、被加工物を所定の表面粗さに研磨加工することができない問題がある。さらに、サンドペーパは、可撓性を有することから、支持プレートの下面に装着したときに波打つことがあり、被加工物を研磨する部分が一部に集中するために、耐用寿命を低下させる要因になっている。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、金属板の表面に鋸歯状の多数の研磨刃を平行に突出した研磨面を形成することにより、目詰まりが生じ難く、しかも、耐用寿命を長くすることができる研磨ディスクを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明による研磨ディスクは、金属板の表面に研磨面が形成され、前記金属板は平坦に形成され、前記研磨面は、所定の高さを有する傾斜させた鋸歯状の多数の研磨刃が平行に突出形成されていること要旨としている。
【0009】
また、前記研磨刃は、刃先の方向を一方に向けた順方向研磨刃と、反対方向に向けた逆方向研磨刃を平行かつ交互に配列している。
【0010】
さらに、前記研磨刃の前記順方向研磨刃と前記逆方向研磨刃の高さを異ならせるようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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