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公開番号
2024154045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067643
出願日
2023-04-18
発明の名称
マルチスレイブ制御システム
出願人
株式会社チノー
代理人
個人
主分類
H04L
69/08 20220101AFI20241023BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】第1の通信プロトコルのデータに所定の通信プロトコルの形式で命令を記載することにより煩雑な判定データ変換処理を不要とし、命令を送受信するシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、データ収集装置に対してデータ判定条件設定命令を送信する命令送信装置と、データ収集装置と命令送信装置間の通信を仲介し、命令送信装置から送信されたデータ判定条件設定命令を受信し、をデータ収集装置に送信するキャスターとを含み、キャスターは第1の通信プロトコルによる通信によって、を送信し、データ収集装置は、キャスターから送信されたデータ判定条件設定命令を受信し、データ判定条件を設定し、データ判定条件命令は第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルの形式で記載されることを特徴としたマルチスレイブ制御システム
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、
前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令を送信する命令送信装置と、
前記データ収集装置と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を前記データ収集装置に送信するキャスターと、
を含み、
前記キャスターは、第1の通信プロトコルによる通信によって、前記データ判定条件設定命令を送信し、
前記データ収集装置は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれる前記データ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータを判定するための条件であるデータ判定条件を設定し、
前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたマルチスレイブ制御システム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記第2の通信プロトコルは、MODBUSプロトコルであることを特徴とした請求項1に記載のマルチスレイブ制御システム。
【請求項3】
前記第1の通信プロトコルは、MQTTプロトコルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマルチスレイブ制御システム。
【請求項4】
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、
前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令を送信する命令送信装置と、
前記データ収集装置と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を前記データ収集装置に送信するキャスターとを含むマルチスレイブ制御システムの動作方法であって、
前記キャスターは、第1の通信プロトコルによる通信によって、前記データ判定条件設定命令を送信するステップと、
前記データ収集装置は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれる前記データ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータ判定条件を設定するステップとによって計算機であるマルチスレイブ制御システムを動作させ、
前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたことを特徴とした計算機であるマルチスレイブ制御システムの動作方法。
【請求項5】
前記第2の通信プロトコルは、MODBUSプロトコルであることを特徴とした請求項4に記載の計算機であるマルチスレイブ制御システムの動作方法。
【請求項6】
前記第1の通信プロトコルは、MQTTプロトコルであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の計算機であるマルチスレイブ制御システムの動作方法。
【請求項7】
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、
前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令を送信する命令送信装置と、
前記データ収集装置と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を前記データ収集装置に送信するキャスターとを含むマルチスレイブ制御システムの動作方法であって、
前記キャスターは、第1の通信プロトコルによる通信によって、前記データ判定条件設定命令を送信するステップと、
前記データ収集装置は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれる前記データ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータ判定条件を設定するステップとによって計算機であるマルチスレイブ制御システムを動作させ、
前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたことを特徴とした計算機であるマルチスレイブ制御システムに読み取り可能に記載したマルチスレイブ制御システムの動作プログラム。
【請求項8】
前記第2の通信プロトコルは、MODBUSプロトコルであることを特徴とした請求項7に記載の計算機であるマルチスレイブ制御システムに読み取り可能に記載したマルチスレイブ制御システムの動作プログラム。
【請求項9】
前記第1の通信プロトコルは、MQTTプロトコルであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の計算機であるマルチスレイブ制御システムに読み取り可能に記載したマルチスレイブ制御システムの動作プログラム。
【請求項10】
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するための記録計と、
前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令を送信する命令送信装置と、
前記記録計と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を、中継器を介して前記記録計に送信するキャスターと、
を含み、
前記記録計は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれる前記データ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータを判定するための条件であるデータ判定条件を設定し、
前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたマルチスレイブ制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各機器で対応可能な通信プロトコルが相違するマルチスレイブ制御システムであって、第1の通信プロトコルのパケットに、第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載された所定の命令を含ませ、そのパケットを各装置に送信し、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたシステムである。また、これに関連して、計算機である前記システムの動作方法と、計算機である前記システムに読み取り動作可能なプログラムに関する発明も含まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
パケットのポート番号を取得し、取得したポート番号と対応付けられているペイロードの情報の記述形式を特定することで、その特定された記述形式に応じて保持されたデータを適宜シリアル通信規格のデータに変換するデータ変換装置が知られている(特許文献1)
しかしながら、上記の特許文献1のものにおいては、ポート番号に基づいて情報の記述形式を特定し、適宜送信データの整形を必要としていたため、高速で通信することが阻害されてしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2019-185489
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明においては、第1の通信プロトコルのデータの所定の領域に第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で、データ判定条件設定命令を記載する。これにより、煩雑なデータ変換処理を不要とし、所定の命令を高速で送受信することを目的とする。
ところで、一般に、公知の測定機器の測定収集に用いられる通信プロトコルのデファクトスタンダートである第2の通信プロトコル(MODBUS(登録商標)プロトコル等)に対応可能な機器(分析用機器等)に測定結果の判定条件を出力するデータ収集装置や記録計を用いて測定機器の測定収集を行う場合、データ収集装置や記録計に設定されるデータ判定条件は、機器間でのデータ連携および管理における利便性の観点から、上記第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることが好ましい。
本発明においては、高速通信可能であって、複数の測定機器の測定結果に関する判定条件を1のパケットで送信可能とする第1の通信プロトコルによるパケットが、第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式のデータ判定条件設定命令を含むことにより、上記の利便性を担保するとともに、第1の通信プロトコルの上記利点を享受するシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明において、第1の発明として、
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令送信する命令送信装置と、前記データ収集装置と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を前記データ収集装置に送信するキャスターと、を含み、前記キャスターは、第1の通信プロトコルによる通信によって、前記データ判定条件設定命令を送信し、前記データ収集装置は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれるデータ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータを判定するための条件であるデータ判定条件を設定し、前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたマルチスレイブ制御システム。
【0006】
また、第2の発明は、第1の発明を基礎として、
前記第2の通信プロトコルは、MODBUSプロトコルであることを特徴とした記載のマルチスレイブ制御システムを提供する。
【0007】
また、第3の発明は、第1の発明又は第2の発明を基礎として、
前記第1の通信プロトコルは、MQTTプロトコルであることを特徴とするマルチスレイブ制御システムを提供する。
【0008】
また、第4の発明は、
スレイブモジュールと通信路を介して信号の送受を行い、スレイブモジュールに接続された測定機器のデータを収集するためのデータ収集装置と、
前記データ収集装置に対して1以上のスレイブモジュールから収集されるデータを判定するための条件であるデータ判定条件の設定命令であるデータ判定条件設定命令送信する命令送信装置と、
前記データ収集装置と前記命令送信装置間の通信を仲介し、前記命令送信装置から送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令を前記データ収集装置に送信するキャスターとを含むマルチスレイブ制御システムの動作方法であって、
前記キャスターは、第1の通信プロトコルによる通信によって、前記データ判定条件設定命令を送信するステップと、
前記データ収集装置は、前記キャスターから送信された前記データ判定条件設定命令を受信するとともに、前記データ判定条件設定命令に含まれる前記データ判定条件に基づいて、自身の配下にある前記スレイブモジュールに接続された測定機器に関するデータ判定条件を設定するステップとによって計算機であるマルチスレイブ制御システムを動作させ、
前記データ判定条件は、第1の通信プロトコルとは相違する通信プロトコルである第2の通信プロトコルに含まれるデータ記載形式で記載されることを特徴とし、第2の通信プロトコルを利用する他の端末装置から前記データ判定条件にアクセス容易にしたことを特徴とした計算機であるマルチスレイブ制御システムの動作方法を提供する。
【0009】
また、第5の発明は、第4の発明を基礎として、
前記第2の通信プロトコルは、MODBUSプロトコルであることを特徴とした計算機であるマルチスレイブ制御システムを提供する。
【0010】
また、第6の発明は、第4または第5の発明を基礎として、
前記第1の通信プロトコルは、MQTTプロトコルであることを特徴とする計算機であるマルチスレイブ制御システムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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