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公開番号
2024154010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067582
出願日
2023-04-18
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241023BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カムフォロワの配置の自由度を向上できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、フロントカバー11を開くのに連動して第1位置(a)から第2位置(b)に移動する場合に、駆動力の伝達と切断を切り替えるジョイント130を伝達位置から切断位置に移動させるジョイント切替カムを有する第1スライダ200と、離間カム150の回転に応じて現像フレームを離間位置に位置させる押圧位置と現像フレームを接触位置に位置させる非押圧位置との間でスライド移動可能なカムフォロワ170と、カムフォロワ170が押圧位置に位置する状態で第3位置(a)から第4位置(b)に移動する場合に離間カム150を回転させてカムフォロワ170を非押圧位置に位置させる第2スライダ300と、第1スライダ200が第1位置から第2位置に移動する場合に第2スライダ300を第3位置から第4位置に移動させる連動機構400とを備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
第1開口を有する筐体と、
前記第1開口を閉鎖する閉鎖位置と前記第1開口を開放する開放位置との間で移動可能なカバーと、
第1感光ドラムと、
第1現像ローラと、
前記第1現像ローラを支持する第1現像フレームであって、前記第1現像ローラが前記第1感光ドラムに接触する接触位置と、前記第1現像ローラが前記第1感光ドラムから離間する離間位置との間で前記第1感光ドラムに対して移動可能な第1現像フレームと、
前記第1感光ドラムおよび前記第1現像ローラの少なくとも一方に、駆動力を伝達可能な伝達位置と、駆動力を伝達しない切断位置との間で移動可能なジョイントと、
前記カバーの前記閉鎖位置と前記開放位置との間の移動に連動して、前記カバーが前記閉鎖位置にあるときの位置である第1位置と、前記カバーが前記開放位置にあるときの位置である第2位置との間を直動する第1スライダであって、前記第1スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動する場合に前記ジョイントを前記伝達位置から前記切断位置に移動させ、前記第1スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動する場合に前記ジョイントを前記切断位置から前記伝達位置に移動させるジョイント切替カムを有する第1スライダと、
回転することで前記第1現像フレームを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させる第1離間カムと、
前記第1離間カムの回転に応じて、前記第1現像フレームを押圧して前記第1現像フレームを前記離間位置に位置させる押圧位置と、前記第1現像フレームを前記接触位置に位置させる非押圧位置との間で前記第1現像ローラの回転軸線方向にスライド移動可能な第1カムフォロワと、
第3位置と第4位置との間を直動する板状の第2スライダであって、前記第1カムフォロワが前記押圧位置に位置する状態で、前記第3位置から前記第4位置に移動する場合に前記第1離間カムを回転させて前記第1カムフォロワを前記非押圧位置に位置させる第2スライダと、
前記第1スライダと前記第2スライダを機械的に連動させる連動機構であって、前記第1スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動する場合に前記第2スライダを前記第3位置から前記第4位置に移動させ、前記第1スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動する場合に前記第2スライダを前記第4位置から前記第3位置に移動させる連動機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第1カムフォロワは、前記第1現像フレームを押圧するピンであって、前記第1離間カムの回転中心よりも下に位置するピンを有し、
前記第2スライダは、前記第1離間カムの回転中心よりも上に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1スライダは、第1ラックギヤを有し、前記第1離間カムの回転中心よりも下に位置し、
前記第2スライダは、第2ラックギヤを有し、
前記連動機構は、前記第1ラックギヤから前記第2ラックギヤに動力を伝達する少なくとも1つのギヤを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つのギヤは、第1ギヤと、前記第1ギヤと噛み合う第2ギヤと、を含み、
前記第1ラックギヤは、前記第1ギヤと噛み合い、
前記第2ラックギヤは、前記第2ギヤと噛み合っていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1離間カムを有する第1カムギヤと、
第2感光ドラムと、
第2現像ローラと、
前記第2現像ローラを支持する第2現像フレームであって、前記第2現像ローラが前記第2感光ドラムに接触する接触位置と、前記第2現像ローラが前記第2感光ドラムから離間する離間位置との間で前記第2感光ドラムに対して移動可能な第2現像フレームと、
回転することで前記第2現像フレームを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させる第2離間カムを有する第2カムギヤと、
前記第2離間カムの回転に応じて、前記第2現像フレームを押圧して前記第2現像フレームを前記離間位置に位置させる押圧位置と、前記第2現像フレームを前記接触位置に位置させる非押圧位置との間で前記回転軸線方向にスライド移動可能な第2カムフォロワと、
前記第1カムギヤと前記第2カムギヤとの間に配置され、前記第1カムギヤおよび前記第2カムギヤと噛み合うアイドルギヤと、を備え、
前記第2ギヤは、前記アイドルギヤと同軸で回転することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1離間カムを有する第1カムギヤと、
前記第1カムギヤを回転可能に支持する金属フレームと、
駆動力を前記第1カムギヤに伝達する少なくとも1つの中間ギヤと、
前記中間ギヤを覆うギヤカバーと、を備え、
前記第2スライダは、前記回転軸線方向において、前記金属フレームと前記中間ギヤとの間に配置され、
前記中間ギヤは、前記ギヤカバーに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記ギヤカバーは、前記第2スライダを直動可能に支持するガイドを有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ジョイントは、前記第1現像ローラに、駆動力を伝達可能な伝達位置と、駆動力を伝達しない切断位置との間で前記回転軸線方向に移動可能な現像ジョイントを含み、
前記ジョイント切替カムは、前記第1スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動する場合に前記現像ジョイントを前記伝達位置から前記切断位置に移動させ、前記第1スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動する場合に前記現像ジョイントを前記切断位置から前記伝達位置に移動させる現像ジョイント切替カムを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ジョイントは、前記第1感光ドラムに、駆動力を伝達可能な伝達位置と、駆動力を伝達しない切断位置との間で前記回転軸線方向に移動可能なドラムジョイントを含み、
前記ジョイント切替カムは、前記第1スライダが前記第1位置から前記第2位置に移動する場合に前記ドラムジョイントを前記伝達位置から前記切断位置に移動させ、前記第1スライダが前記第2位置から前記第1位置に移動する場合に前記ドラムジョイントを前記切断位置から前記伝達位置に移動させるドラムジョイント切替カムを含むことを特徴とする請求項1または請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1現像ローラと、前記第1現像フレームと、を有する現像カートリッジと、
前記第1開口を通して、前記筐体内に収容される内側位置と、少なくとも一部が前記筐体外に露出する外側位置との間で前記筐体に対して移動可能なドロワであって、前記現像カートリッジを着脱可能に支持するドロワフレームを有するドロワと、を備え、
前記ドロワフレームは、前記回転軸線方向に貫通する第2開口を有し、
前記第1カムフォロワは、前記押圧位置にあるときに前記第2開口に入っており、前記非押圧位置にあるときに前記第2開口から抜けていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カム部を有するカムと、カム部に接触可能なカムフォロワとを備える画像形成装置が知られている(特許文献1)。カムフォロワは、カムの回転に応じて、現像カートリッジを押圧して現像ローラを感光ドラムから離間させる突出位置と、現像ローラを感光ドラムに接触させる待機位置との間でスライドする。
【0003】
また、この画像形成装置は、筐体の開口を開閉するカバーと、カバーの開閉に連動して前後に移動するリリース部材とを備える。リリース部材は、リリース係合部を有し、現像ローラが感光ドラムに接触している状態でカバーが開かれると、リリース係合部がカムフォロワに接触してカムフォロワを回動させる。カムフォロワは、回動によってカム部から外れると突出位置から待機位置にスライドする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-015140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来の画像形成装置は、リリース係合部がカムフォロワに接触してカムフォロワを回動させるため、カムフォロワの回動中心をカムの外周の外側に配置する必要があった。そのため、カムフォロワの配置の自由度があまり高くなかった。
【0006】
そこで、カムフォロワの配置の自由度を向上できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
画像形成装置は、筐体と、カバーと、第1感光ドラムと、第1現像ローラと、第1現像フレームと、ジョイントと、第1スライダと、第1離間カムと、第1カムフォロワと、第2スライダと、連動機構と、を備える。
筐体は、第1開口を有する。
カバーは、第1開口を閉鎖する閉鎖位置と第1開口を開放する開放位置との間で移動可能である。
第1現像フレームは、第1現像ローラを支持する第1現像フレームであって、第1現像ローラが第1感光ドラムに接触する接触位置と、第1現像ローラが第1感光ドラムから離間する離間位置との間で第1感光ドラムに対して移動可能である。
ジョイントは、第1感光ドラムおよび第1現像ローラの少なくとも一方に、駆動力を伝達
可能な伝達位置と、駆動力を伝達しない切断位置との間で移動可能である。
第1スライダは、カバーの閉鎖位置と開放位置との間の移動に連動して、カバーが閉鎖位置にあるときの位置である第1位置と、カバーが開放位置にあるときの位置である第2位置との間を直動する第1スライダであって、第1スライダが第1位置から第2位置に移動する場合にジョイントを伝達位置から切断位置に移動させ、第1スライダが第2位置から第1位置に移動する場合にジョイントを切断位置から伝達位置に移動させるジョイント切替カムを有する。
第1離間カムは、回転することで第1現像フレームを接触位置と離間位置との間で移動させる。
第1カムフォロワは、第1離間カムの回転に応じて、第1現像フレームを押圧して第1現像フレームを離間位置に位置させる押圧位置と、第1現像フレームを接触位置に位置させる非押圧位置との間で第1現像ローラの回転軸線方向にスライド移動可能である。
第2スライダは、第3位置と第4位置との間を直動する板状の第2スライダであって、第1カムフォロワが押圧位置に位置する状態で、第3位置から第4位置に移動する場合に第1離間カムを回転させて第1カムフォロワを非押圧位置に位置させる。
連動機構は、第1スライダと第2スライダを機械的に連動させる連動機構であって、第1スライダが第1位置から第2位置に移動する場合に第2スライダを第3位置から第4位置に移動させ、第1スライダが第2位置から第1位置に移動する場合に第2スライダを第4位置から第3位置に移動させる。
【0008】
ジョイント切替カムを有する第1スライダと、第1離間カムを回転させて第1カムフォロワを非押圧位置に位置させる第2スライダと、第1スライダと第2スライダを機械的に連動させる連動機構とを備えることで、第1カムフォロワの配置の自由度を向上できる。
【0009】
第1カムフォロワは、第1現像フレームを押圧するピンであって、第1離間カムの回転中心よりも下に位置するピンを有し、第2スライダは、第1離間カムの回転中心よりも上に位置する構成であってもよい。
【0010】
第1カムフォロワのピンが第1離間カムの回転中心よりも下に位置し、第2スライダが第1離間カムの回転中心よりも上に位置することで、ピンの周辺にスペースを確保できる。これにより、第1カムフォロワの配置の自由度を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)
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