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公開番号2024153961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2021149943
出願日2021-09-15
発明の名称端末装置、基地局装置および、方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 52/02 20090101AFI20241023BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数のセルグループを用いて一つ又は複数の基地局装置と端末装置とが通信するデュアルコネクティビティにおいて、端末装置がセルグループを効率的にモニタする。
【解決手段】通信システムにおいて、端末装置の処理部は、MCGとSCGを用いて基地局装置と通信を行い、基地局装置から送信されるSCGの不活性化命令にビーム失敗検出を行うか若しくはは行わないかを示す情報が含まれるか或いは含まれないかに基づいて、端末装置にビーム失敗検出を行うか否かの判断をし、ビーム失敗検出を行うか否かの判断に基づいてビーム失敗検出を行うか若しくは行わないかを決定する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
基地局装置と通信する端末装置で、
MCGとSCGを用いて通信する処理部と、
前記基地局装置からSCGの不活性化命令を受信し、
前記基地局装置からSCGの活性化命令を受信する受信部と、
を備え、
前記MCGは少なくともPCellを含み、
前記SCGは少なくともPSCellを含み、
前記処理部は前記SCGの不活性化命令を受信した場合、前記SCGを不活性化し、
前記処理部は前記不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報が含まれることに従って、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断し、
前記処理部は前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断した場合、前記SCGの不活性状態においてビーム失敗検出を前記PSCellで行わないように前記端末装置の前記SCGのMACエンティティに指示し、
前記処理部は前記SCGの活性化命令を受信した場合、前記SCGを活性化し、
前記SCGの活性状態において、前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)するように前記端末装置の前記SCGの前記MACエンティティに指示する、
端末装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
端末装置と通信する基地局装置で、
前記端末装置と通信する処理部と、
前記端末装置にSCGの不活性化命令を送信し、
前記端末装置にSCGの活性化命令を送信する送信部と、
を備え、
前記端末装置に設定されるSCGは少なくともPSCellを含み、
前記端末装置に前記SCGの不活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを不活性化させ、
前記SCGの不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報を含めることによって、前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させ、
前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させることにより、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わせず、
前記SCGの活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを活性化させ、
前記SCGの活性状態において、前記SCGに前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)させる、
基地局装置。
【請求項3】
端末装置と通信する基地局装置の方法であって、
前記端末装置と通信を行い、
前記端末装置にSCGの不活性化命令を送信し、
前記端末装置にSCGの活性化命令を送信し、
前記端末装置に設定されるSCGは少なくともPSCellを含み、
前記端末装置に前記SCGの不活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを不活性化させ、
前記SCGの不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報を含めることによって、前記端末装置に対し、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させ、
前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させることによって、前記SCGの不活性状態においてビーム失敗検出を行わせず、
前記SCGの活性化命令を送信した場合、前記端末装置に前記SCGを活性化させ、
前記SCGの活性状態において、前記SCGに前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)させる、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、基地局装置および、方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において、無線アクセス、コアネットワーク、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討及び規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討及び規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称する事もある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術の技術検討及び規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.300v 16.4.0,"NR;NR and NG-RAN Overall description; Stage 2" pp10-134
3GPP TS 36.300 v16.4.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN);Overall description; Stage 2" pp19-362
3GPP TS 38.331 v16.3.1,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications"pp21-881
3GPP TS 36.331 v16.3.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" pp25-1015
3GPP TS 37.340 v16.4.0,"EvolvedUniversal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and NR; Multi-Connectivity; Stage 2" pp7-77
3GPP TS 38.321 v16.3.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" pp8-152
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
NRの拡張技術として大容量のデータ通信を可能とするために、複数のセルグループを用いて一つまたは複数の基地局装置と端末装置とが通信するデュアルコネクティビティ(マルチコネクティビティとも称する)技術がある。このデュアルコネクティビティでは、それぞれのセルグループで通信を行うために、端末装置はそれぞれのセルグループにおいて自分宛のメッセージの有無をモニタする必要がある。大容量のデータ通信が発生したときに端末装置が低遅延で通信できるように、端末装置は常に複数のセルグループのモニタを行う必要があり、多くの電力を消費する問題があった。そのため、一部のセルグループのモニタを低頻度で行う、または停止する技術(セルグループの不活性化(Deactivated)
技術)の検討が開始された。
【0007】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、MCGとSCGを用いて通信する処理部と、前記基地局装置からSCGの不活性化命令を受信し、前記基地局装置からSCGの活性化命令を受信する受信部とを備え、前記MCGは少なくともPCellを含み、前記SCGは少なくともPSCellを含み、前記処理部は前記SCGの不活性化命令を受信した場合、前記SCGを不活性化し、前記処理部は前記不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報が含まれることに従って、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断し、前記処理部は前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断した場合、前記SCGの不活性状態においてビーム失敗検出を前記PSCellで行わないように前記端末装置の前記SCGのMACエンティティに指示し、前記処理部は前記SCGの活性化命令を受信した場合、前記SCGを活性化し、前記SCGの活性状態において、前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)するように前記端末装置の前記SCGの前記MACエンティティに指示する端末装置である。
【0009】
また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置と通信する処理部と、前記端末装置にSCGの不活性化命令を送信し、前記端末装置にSCGの活性化命令を送信する送信部とを備え、前記端末装置に設定されるSCGは少なくともPSCellを含み、前記端末装置に前記SCGの不活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを不活性化させ、前記SCGの不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報を含めることによって、前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させ、前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させることにより、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わせず、前記SCGの活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを活性化させ、前記SCGの活性状態において、前記SCGに前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)させる基地局装置である。
【0010】
また本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置の方法であって、前記端末装置と通信を行い、前記端末装置にSCGの不活性化命令を送信し、前記端末装置にSCGの活性化命令を送信し、前記端末装置に設定されるSCGは少なくともPSCellを含み、前記端末装置に前記SCGの不活性化命令を送信することによって、前記端末装置に前記SCGを不活性化させ、前記SCGの不活性化命令にビーム失敗検出を行わないことを示す情報を含めることによって、前記端末装置に対し、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させ、前記端末装置に、前記SCGの不活性状態において前記PSCellでビーム失敗検出を行わないと判断させることによって、前記SCGの不活性状態においてビーム失敗検出を行わせず、前記SCGの活性化命令を送信した場合、前記端末装置に前記SCGを活性化させ、前記SCGの活性状態において、前記SCGに前記PSCellでビーム失敗検出を開始(再開)させる方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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