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公開番号2024153850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2024125134,2021532575
出願日2024-07-31,2019-07-12
発明の名称端末
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H04W 16/28 20090101AFI20241022BHJP(電気通信技術)
要約【課題】QCL想定が異なる複数のSSBが送信される場合でも、当該SSBとマッピングされる制御リソースセットを正しく認識できる端末を提供する。
【解決手段】端末は、一つまたは複数の周波数レンジを含む周波数帯域と異なる異周波数帯域において、同期信号ブロック(SSB)を受信する。また、端末は、同期信号ブロックと関連付けられている制御リソースセット(CORESET)を用いてシステム情報ブロック(SIB)を受信する。端末は、ネットワークから同一の時間位置または同一の周波数位置を用いて送信され、擬似コロケーション想定が異なる複数の同期信号ブロックの少なくとも何れかを受信する。また、端末は、同一の時間位置または同一の周波数位置を用いて送信され、擬似コロケーション想定が異なる複数の制御リソースセットの少なくとも何れかを用いる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一つまたは複数の周波数レンジを含む周波数帯域と異なる異周波数帯域において、同期信号ブロックを受信する第1受信部と、
前記同期信号ブロックと関連付けられている制御リソースセットを用いてシステム情報ブロックを受信する第2受信部と
を備え、
前記第1受信部は、ネットワークから同一の時間位置または同一の周波数位置を用いて送信され、擬似コロケーション想定が異なる複数の前記同期信号ブロックの少なくとも何れかを受信し、
前記第2受信部は、同一の時間位置または同一の周波数位置を用いて送信され、前記擬似コロケーション想定が異なる複数の前記制御リソースセットの少なくとも何れかを用いる端末。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
一つまたは複数の周波数レンジを含む周波数帯域と異なる異周波数帯域において、同期信号ブロックを受信する第1受信部と、
前記同期信号ブロックと関連付けられている制御リソースセットを用いてシステム情報ブロックを受信する第2受信部と
を備え、
前記第1受信部は、ネットワークから擬似コロケーション想定が異なる複数の前記同期信号ブロックの少なくとも何れかを受信し、
前記第2受信部は、前記ネットワークから時分割多重によって送信され、前記擬似コロケーション想定が異なる複数の前記制御リソースセットの少なくとも何れかを用いる端末。
【請求項3】
前記第2受信部は、前記ネットワークから送信される前記同期信号ブロックの情報を含み、前記システム情報ブロックよりも先に前記ネットワークから送信されるマスタ情報ブロックを受信する請求項2に記載の端末。
【請求項4】
1つの前記同期信号ブロックは、複数の前記制御リソースセットと対応付けられている、または複数の前記同期信号ブロックは、1つの前記制御リソースセットと対応付けられている請求項2に記載の端末。
【請求項5】
一つまたは複数の周波数レンジを含む周波数帯域を用いる場合、同期信号ブロックと関連付けられている制御リソースセットを用いてシステム情報ブロックを受信する第1受信部と、
ネットワークが非スタンドアローン運用であり、前記周波数帯域と異なる異周波数帯域を用いる場合、前記システム情報ブロックを使用しないと判定する制御部と
を備える端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を実行する端末、特に、同期信号ブロック(SSB)を受信する端末に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)、さらに、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)の仕様化も進められている。
【0003】
3GPPのRelease 15及びRelease 16(NR)では、FR1(410 MHz~7.125 GHz)及びFR2,(24.25 GHz~52.6 GHz)を含む帯域の動作が仕様化されている。また、Release 16以降の仕様では、52.6GHzを超える帯域での動作も検討されている(非特許文献1)。Study Item(SI)での目標周波数範囲は52.6GHz~114.25GHzである。
【0004】
このようにキャリア周波数が非常に高い場合、位相雑音及び伝搬損失の増大が問題となる。また、ピーク対平均電力比(PAPR)及びパワーアンプの非線形性に対してより敏感となる。
【0005】
また、NRでは、同期信号(SS:Synchronization Signal)、及び下り物理報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast CHannel)から構成されるSSB(SS/PBCH Block)を用いて初期アクセスやセルの検出及び受信品質の測定が行われる(非特許文献2)。SSBの送信周期は,5,10,20,40,80,160ミリ秒の範囲でセル毎に設定可能である(初期アクセスの端末(User Equipment, UE)は、20ミリ秒の送信周期と仮定する)。
【0006】
送信周期時間内でのSSBの送信は、5ミリ秒(ハーフフレーム)内に制限されており、各SSBは、異なるビームと対応させることができる。Release 15では、SSBインデックスの数は、64(0~63のインデックス)である。
【0007】
また、端末は、受信したマスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)に基づいて、Type0-PDCCH CSS(Common Search Space:共通検索スペース) set用のCORESET(control resource sets:制御リソースセット)が存在すると決定した場合、当該CORESET(Remaining Minimum System Information (RMSI) CORESETと呼ばれてもよい)用の幾つかの連続したリソースブロック(RB)及びシンボルを決定する(非特許文献3)。端末は、決定したRB及びシンボルに基づいて、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、具体的には、システム情報ブロック(SIB)復号化のためのType 0 PDCCHのモニタリング機会(MO)を設定する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
3GPP TR 38.807 V0.1.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Study on requirements for NR beyond 52.6 GHz (Release 16)、3GPP、2019年3月
3GPP TS 38.133 V15.5.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; NR; Requirements for support of radio resource management (Release 15)、3GPP、2019年3月
3GPP TS 38.213 V15.5.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; NR; Physical layer procedures for control (Release 15)、3GPP、2019年3月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述したような52.6GHzを超えるような高周波数帯域など、FR1/FR2と異なる異周波数帯域を用いる場合、広い帯域幅と大きな伝搬損失とに対応するため、多数のアンテナ素子を有する大規模(massive)なアンテナを用いて、より狭いビームを生成する必要がある。
【0010】
すなわち、一定の地理的なエリアをカバーするためには、多数のビームが必要となる。
(【0011】以降は省略されています)

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