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公開番号
2024160467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023075484
出願日
2023-05-01
発明の名称
エージェント管理装置
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20241107BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のユーザ間の会話の進行を補助するエージェントを提供する。
【解決手段】取得部111は、複数のユーザU1~U3間の会話に関する複数の要素を含む会話情報を取得する。判定部113は、会話情報に含まれる複数の要素に基づいて、会話の状態を評価し、評価の結果に応じてエージェントEが会話に介入すべきか否かを判定する。決定部114は、判定部113の判定結果が肯定である場合に、エージェントEの行動を決定する。実行部115は、決定部114によって決定された行動をエージェントEが実行するよう制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユーザ間の会話に関する複数の要素を含む会話情報を取得する取得部と、
前記会話情報に含まれる前記複数の要素に基づいて、前記会話の状態を評価し、前記評価の結果に応じてエージェントが前記会話に介入すべきか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が肯定である場合に、前記エージェントの行動を決定する決定部と、
前記決定部によって決定された前記行動を前記エージェントが実行するよう制御する実行部と、
を備える、エージェント管理装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記複数の要素の少なくとも1つは、前記複数のユーザのうち少なくとも1人の、前記会話に関する非言語情報を含む、
請求項1記載のエージェント管理装置。
【請求項3】
前記非言語情報は、前記少なくとも1人のユーザの表情、声の抑揚、発言と発言との間の時間長、視線の向き、脈拍、呼吸数または体温の少なくともいずれかである、
請求項2記載のエージェント管理装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記複数の要素に基づいて前記会話の状況を示す指標を推定し、前記指標に基づいて前記会話の状態を評価し、
前記決定部は、前記指標に基づいて前記行動を決定する、
請求項1記載のエージェント管理装置。
【請求項5】
前記指標は、前記会話における発話者の偏りであり、
前記判定部は、前記発話者に偏りがある場合、前記エージェントが前記会話に介入すべきと判定し、
前記決定部は、前記発話者となる頻度が他のユーザと比べて低いユーザに発話を促す行動を前記エージェントが行うように決定する、
請求項4記載のエージェント管理装置。
【請求項6】
前記指標は、前記複数のユーザ各々の前記会話に対するポジティブ度であり、
前記判定部は、前記複数のユーザのうち少なくとも1人の前記ポジティブ度が閾値以下である場合、前記エージェントが前記会話に介入すべきと判定し、
前記決定部は、前記会話の内容の変更を促す行動を前記エージェントが行うように決定する、
請求項4記載のエージェント管理装置。
【請求項7】
前記指標は、前記会話における不適切な発言の有無であり、
前記判定部は、前記不適切な発言があった場合、前記エージェントが前記会話に介入すべきと判定し、
前記決定部は、前記会話の終了、または、前記会話の内容の変更を促す行動を前記エージェントが行うように決定する、
請求項4記載のエージェント管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エージェント管理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自然言語を用いて自律的に人間とコミュニケーションを行うコンピュータプログラムである「エージェント」の利用が進んでいる。例えば、下記特許文献1に開示の多人数思考喚起型対話装置は、対話状況に応じてエージェントの対話行為を選択する対話制御ルールと、エージェントの発言表現を対話状況等に応じて選択する発言生成ルールとが記憶される。ユーザ発言理解部は、ユーザ発言を対話行為に変換して発言キューと対話状態に書き込む。対話制御部は、発言キューの先頭の対話行為と対話状態に記憶された対話行為の履歴を参照して対話制御ルールを適用してエージェントに関する対話行為を選択して発言キューの先頭の対話行為を取り除く。エージェント発言生成部は、対話行為を取得したときに対話行為の履歴を参照して発言生成ルールに基づいてエージェントの発言表現を生成してユーザに提示し、この対話行為を対話状態に格納して発言キューに追加する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-186237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リモートコミュニケーション技術の発達によって、互いに離れた場所にいる複数のユーザが会話する機会が増えている。リモートコミュニケーションは、利便性がある一方で、実際に会って会話するのと比較して会話の間合いを取るのが難しく、会話の進行を担うことに負担を感じるユーザもいる。このような場合において、オブザーバーとしてエージェントを利用し、エージェントに会話の進行を補助させることが検討され得る。しかしながら、従来のエージェントは、エージェント自身が人間と対話することを目的として作られており、複数のユーザによる会話の進行を補助することが困難であるという課題がある。
【0005】
本発明の目的は、複数のユーザ間の会話の進行を補助するエージェントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様にかかるエージェント管理装置は、複数のユーザ間の会話に関する複数の要素を含む会話情報を取得する取得部と、前記会話情報に含まれる前記複数の要素に基づいて、前記会話の状態を評価し、前記評価の結果に応じてエージェントが前記会話に介入すべきか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果が肯定である場合に、前記エージェントの行動を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記行動を前記エージェントが実行するよう制御する実行部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、複数のユーザ間の会話の進行を補助するエージェントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末20の構成を示すブロック図である。
サーバ10の構成を示すブロック図である。
エージェントEの一例を示す模式図である。
エージェントEの一例を示す模式図である。
エージェント制御部110における処理の概要を示す図である。
処理装置103の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態
A-1.システム構成
図1は、実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。システム1は、サーバ10および複数のユーザ端末20A~20Cを含む。サーバ10およびユーザ端末20A~20Cは、ネットワークNを介して接続されている。
【0010】
ユーザ端末20AはユーザU1に所持される。ユーザ端末20Bは、ユーザU2に所持される。ユーザ端末20CはユーザU3に所持される。以下、複数のユーザ端末20A~20Cを区別しない場合は、単に「ユーザ端末20」と表記する。また、複数のユーザU1~U3を区別しない場合は、単に「ユーザU」と表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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