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公開番号
2024152763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2024129973,2020196735
出願日
2024-08-06,2020-11-27
発明の名称
作業車両
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B65F
3/00 20060101AFI20241018BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】作業者に安全についての報知を行うことができる作業車両を提供する。
【解決手段】作業装置に対して作業者が作業を行う作業エリアにおける作業装置近傍で、作業者に危険の及ぶ可能性がある危険エリアに作業者が侵入したこと及び危険エリアに作業者が接近したことを検出する検出手段と、車両の後部で作業する作業者に報知する複数のランプと、検出手段の検出情報に基づいて制御をする制御部と、を備え、制御部は、検出手段が危険エリアに作業者が侵入したことを検出した場合には、複数のランプ63b,63cのうちの一方のランプ63cを発光させ、検出手段が危険エリアに作業者が接近したことを検出した場合には、複数のランプ63b,63cのうちの他方のランプ63bを発光させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の作業を実行する作業装置と、
前記作業装置に対して作業者が作業を行う作業エリアにおける該作業装置近傍で、作業者に危険の及ぶ可能性がある危険エリアに作業者が侵入したこと及び該危険エリアに作業者が接近したことを検出する検出手段と、
車両の後部に設けられ、車両の後部で作業する作業者に報知する複数のランプと、
前記検出手段の検出情報に基づいて制御をする制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記検出手段が前記危険エリアに作業者が侵入したことを検出した場合には、前記複数のランプのうちの一方のランプを発光させ、
前記検出手段が前記危険エリアに作業者が接近したことを検出した場合には、前記複数のランプのうちの他方のランプを発光させることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記検出手段は、作業者が前記作業エリアにおける危険が及び難い安全エリアで作業を行っているかどうかを検出する手段を含み、
前記検出手段が前記安全エリアで作業を行っていることを検出した場合には、前記複数のランプのうちの前記一方のランプ及び前記他方のランプ以外の別のランプを発光させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、塵芥収集車のような作業車両であって、人の危険エリアへの侵入を監視する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、作業車両の一例である塵芥収集車が知られている。この塵芥収集車は、塵芥を収容する塵芥収容箱と、作業者等により後方の投入口から投入された塵芥を一時的に保持し、前記塵芥収容箱の内部へ塵芥を移動させる押込部材を有する積込装置を備える塵芥投入箱と、を備えている。
【0003】
また、上記塵芥収集車には、塵芥投入箱の塵芥を積込装置で塵芥収容箱の内部へ移動させる際に、塵芥投入箱の投入口へ塵芥を投げ込む作業者が積込装置との接触を避けることができるように安全性を確保するための監視システムが設けられている。この監視システムは、塵芥収集車の後端部の上部に設けられ、積込装置の周辺を撮像するカメラと、カメラからの撮像情報に基づいて積込装置を緊急停止させるための制御装置と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記監視システムでは、積込装置を始動させるための始動スイッチを押して積込作業を行っている最中に、制御部が、カメラで撮像した撮像情報に基づいて、侵入禁止領域内に侵入している人物像(例えば作業者)が存在しているか否かを判断し、侵入禁止領域内に人物像が侵入していると判断すると、積込装置を緊急停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4283568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記監視システムでは、作業者が侵入禁止領域内に侵入して危険な状況であることを制御部が判断しているだけで、作業者への報知の観点で、改善の余地があった。
【0007】
そこで本発明は、作業者に安全についての報知を行うことができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の作業車両は、所定の作業を実行する作業装置と、前記作業装置に対して作業者が作業を行う作業エリアにおける該作業装置近傍で、作業者に危険の及ぶ可能性がある危険エリアに作業者が侵入したこと及び該危険エリアに作業者が接近したことを検出する検出手段と、車両の後部に設けられ、車両の後部で作業する作業者に報知する複数のランプと、前記検出手段の検出情報に基づいて制御をする制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出手段が前記危険エリアに作業者が侵入したことを検出した場合には、前記複数のランプのうちの一方のランプを発光させ、前記検出手段が前記危険エリアに作業者が接近したことを検出した場合には、前記複数のランプのうちの他方のランプを発光させることを特徴としている。
【0009】
また、本発明の作業車両は、前記検出手段は、作業者が前記作業エリアにおける危険が及び難い安全エリアで作業を行っているかどうかを検出する手段を含み、前記検出手段が前記安全エリアで作業を行っていることを検出した場合には、前記複数のランプのうちの前記一方のランプ及び前記他方のランプ以外の別のランプを発光させてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、作業者に安全についての報知を行うことができる作業車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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