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公開番号
2024152343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066475
出願日
2023-04-14
発明の名称
レンズ鏡筒ユニット
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
11/00 20210101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 光軸方向に小型化可能なフィルタ切替機構を備えるレンズ鏡筒ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】 レンズ鏡筒ユニットは、少なくとも1つのレンズを含むレンズユニットと、光学フィルタを保持し、前記レンズの光路に挿抜可能な光学フィルタ保持部材と、前記光学フィルタ保持部材を前記光路に対して挿抜する駆動部材と、を備え、前記駆動部材は、駆動源に連結されるウォームと、内部に開口を有する円筒形状であり、前記ウォームと噛み合うウォームホイールを有する回転部材と、を備え、前記レンズユニットの一部は、前記回転部材の前記開口内に配置されることを特徴とする。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのレンズを含むレンズユニットと、
光学フィルタを保持し、前記レンズの光路に挿抜可能な光学フィルタ保持部材と、
前記光学フィルタ保持部材を前記光路に対して挿抜する駆動部材と、を備え、
前記駆動部材は、
駆動源に連結されるウォームと、内部に開口を有する円筒形状であり、前記ウォームと噛み合うウォームホイールを有する回転部材と、を備え、
前記レンズユニットの一部は、前記回転部材の前記開口内に配置されることを特徴とする、レンズ鏡筒ユニット。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記ウォームホイールは、前記回転部材の外周部の一部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項3】
前記回転部材は、係合部を有し、
前記光学フィルタ保持部材は、前記係合部と係合する被係合部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項4】
前記係合部は、前記ウォームホイールよりも径方向内側にあることを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項5】
前記係合部は、係合ピンであり、前記被係合部は、前記係合ピンと係合する係合穴であることを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項6】
前記係合穴は曲線状であることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項7】
前記光学フィルタ保持部材は、第一の光学フィルタを保持する第一の光学フィルタ保持部材と第二の光学フィルタを保持する第二の光学フィルタ保持部材を含み、
前記第一の光学フィルタ保持部材および前記第二の光学フィルタ保持部材は、前記レンズの光軸と直交する平面にて移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項8】
前記駆動部材は、前記第一の光学フィルタ保持部材を光路に挿入した状態、前記第二の光学フィルタ保持部材を光路に挿入した状態、または、前記第一の光学フィルタ保持部材および前記第二の光学フィルタ保持部材のいずれも光路に挿入されない状態となるように、前記第一の光学フィルタ保持部材および前記第二の光学フィルタ保持部材を駆動すること特徴とする請求項7に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項9】
前記回転部材の内径をR1、外径をR2、前記レンズユニットの最大外径R3とするとき、R1<R3<R2を満たすことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒ユニット。
【請求項10】
前記回転部材の内径は、前記レンズユニットの最小外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルタ切替機構を備えるレンズ鏡筒ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、赤外カットフィルタやNDフィルタ等を光路中に挿抜させるフィルタ切替機構を搭載したレンズ鏡筒ユニットが知られている。例えば、特許文献1では、ウォームギアを用いたアクチュエータによって、フィルタを保持したフィルタ枠を光路中に挿抜させるフィルタ切替機構を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-194031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたフィルタ切替機構の構成では、レンズユニットとフィルタ切替機構を近づけることができないため、光軸方向に小型化できないおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、光軸方向に小型化可能なフィルタ切替機構を備えるレンズ鏡筒ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のレンズ鏡筒ユニットは、少なくとも1つのレンズを含むレンズユニットと、光学フィルタを保持し、前記レンズの光路に挿抜可能な光学フィルタ保持部材と、前記光学フィルタ保持部材を前記光路に対して挿抜する駆動部材と、を備え、前記駆動部材は、駆動源に連結されるウォームと、内部に開口を有する円筒形状であり、前記ウォームと噛み合うウォームホイールを有する回転部材と、を備え、前記レンズユニットの一部は、前記回転部材の前記開口内に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の撮像装置は、光軸方向に小型化可能なフィルタ切替機構を備えるレンズ鏡筒ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の斜視図である。
第1の本実施形態のカメラユニットの斜視図及び断面図であり、赤外カットフィルタが光路中に挿入された状態を示す図である。
第1の実施形態のレンズ鏡筒ユニットの分解斜視図である。
第1の実施形態のカメラユニットの断面図であり、ダミーガラスが光路中に挿入された状態を示す図である。
第1の実施形態のフィルタ切替駆動時の、フィルタ保持枠とウォームとウォームホイールの配置を示す図である。
第1の実施形態のフィルタ保持枠とウォームとウォームホイールの配置を示す斜視図である。
第1の実施形態のレンズ鏡筒ユニットの断面図である。
第1の実施形態のフィルタ保持枠とウォームとウォームホイールとレンズユニットの配置を示す、正面図及び側面図である。
第2の実施形態のフィルタ切替駆動時の、フィルタ保持枠とウォームとウォームホイールの配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
【0010】
<第1の実施形態>
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1の斜視図である。撮像装置1は、カメラユニット(光学機器)2を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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