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公開番号
2024152209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066259
出願日
2023-04-14
発明の名称
血液浄化装置
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61M
1/36 20060101AFI20241018BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】血液ポンプを逆転駆動することなく正転駆動するのみでプライミングを実行する。
【解決手段】プライミング液管路130は、動脈側血液回路111における動脈コネクタ116と血液ポンプ113との間の区間に接続された第1プライミング液管路131と、動脈コネクタ116と着脱可能に接続される第2プライミング液管路132とに、分岐している。第1プライミング液管路131には、第1プライミング液管路131を開閉する第1開閉弁131vが設けられている。第2プライミング液管路132には、第2プライミング液管路132を開閉する第2開閉弁132vが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
血液浄化器と、
前記血液浄化器に接続され、前記血液浄化器に血液を流入させるための動脈側血液回路と、
前記血液浄化器に接続され、前記血液浄化器から血液を流出させるための静脈側血液回路と、
前記動脈側血液回路に設けられ、血液を送り出す血液ポンプと、
前記動脈側血液回路に接続され、プライミング液を供給するプライミング液管路と、
前記動脈側血液回路に設けられ、動脈にアクセス可能な動脈コネクタと、
前記静脈側血液回路に設けられ、静脈にアクセス可能な静脈コネクタとを備え、
前記プライミング液管路は、前記動脈側血液回路における前記動脈コネクタと前記血液ポンプとの間の区間に接続された第1プライミング液管路と、前記動脈コネクタと着脱可能に接続される第2プライミング液管路とに、分岐しており、
前記第1プライミング液管路には、前記第1プライミング液管路を開閉する第1開閉弁が設けられており、
前記第2プライミング液管路には、前記第2プライミング液管路を開閉する第2開閉弁が設けられている、血液浄化装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記動脈コネクタが前記第2プライミング液管路に接続された状態で前記第1開閉弁および前記第2開閉弁の各々を開放させつつ前記血液ポンプを正転駆動させることにより、前記第1プライミング液管路および前記第2プライミング液管路の両方から前記動脈側血液回路に前記プライミング液を供給させてプライミングを実行する、請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記動脈コネクタが前記第2プライミング液管路に接続され、かつ、前記第1開閉弁が閉じた状態で、前記第2開閉弁を開放させつつ前記血液ポンプを正転駆動させることにより、前記第2プライミング液管路から前記動脈側血液回路に前記プライミング液を供給させて返血を実行する、請求項1または請求項2に記載の血液浄化装置。
【請求項4】
前記血液ポンプ、前記第1開閉弁および前記第2開閉弁の各々を制御する制御部をさらに備える、請求項1に記載の血液浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
透析システムの自動プライミングを開示した先行技術文献として、US2019/0381232(特許文献1)がある。特許文献1に記載された透析システムの自動プライミングにおいては、動脈ラインにプライミング液を供給する1本の供給ラインが接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
US2019/0381232
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された透析システムの自動プライミングにおいては、動脈ラインにおける供給ラインとの接続位置より下流側をプライミングする際には血液ポンプを正転駆動させ、動脈ラインにおける供給ラインとの接続位置より上流側をプライミングする際には血液ポンプを逆転駆動させる必要がある。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、血液ポンプを逆転駆動することなく正転駆動するのみでプライミングを実行することができる、血液浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に基づく血液浄化装置は、血液浄化器と、動脈側血液回路と、静脈側血液回路と、血液ポンプと、プライミング液管路と、動脈コネクタと、静脈コネクタとを備える。動脈側血液回路は、血液浄化器に接続され、血液浄化器に血液を流入させるために設けられている。静脈側血液回路は、血液浄化器に接続され、血液浄化器から血液を流出させるために設けられている。血液ポンプは、動脈側血液回路に設けられ、血液を送り出す。プライミング液管路は、動脈側血液回路に接続され、プライミング液を供給する。動脈コネクタは、動脈側血液回路に設けられ、動脈にアクセス可能である。静脈コネクタは、静脈側血液回路に設けられ、静脈にアクセス可能である。プライミング液管路は、動脈側血液回路における動脈コネクタと血液ポンプとの間の区間に接続された第1プライミング液管路と、動脈コネクタと着脱可能に接続される第2プライミング液管路とに、分岐している。第1プライミング液管路には、第1プライミング液管路を開閉する第1開閉弁が設けられている。第2プライミング液管路には、第2プライミング液管路を開閉する第2開閉弁が設けられている。
【0007】
本発明の一形態においては、動脈コネクタが第2プライミング液管路に接続された状態で第1開閉弁および第2開閉弁の各々を開放させつつ血液ポンプを正転駆動させることにより、第1プライミング液管路および第2プライミング液管路の両方から動脈側血液回路にプライミング液を供給させてプライミングを実行する。
【0008】
本発明の一形態においては、動脈コネクタが第2プライミング液管路に接続され、かつ、第1開閉弁が閉じた状態で、第2開閉弁を開放させつつ血液ポンプを正転駆動させることにより、第2プライミング液管路から動脈側血液回路にプライミング液を供給させて返血を実行する。
【0009】
本発明の一形態においては、血液浄化装置は、血液ポンプ、第1開閉弁および第2開閉弁の各々を制御する制御部をさらに備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、血液ポンプを逆転駆動することなく正転駆動するのみでプライミングを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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