TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024152161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066196
出願日
2023-04-14
発明の名称
アッパーおよびシューズ
出願人
株式会社アシックス
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A43B
23/02 20060101AFI20241018BHJP(履物)
要約
【課題】必要なパーツ数の増加を抑えつつ、要求される機能を発揮することのできるアッパーを得ること。
【解決手段】アッパーは、織物であるアッパー本体4を備え、アッパー本体4には、第1の方向に沿って第1の線状体41と第2の線状体42とがまとめられた第1の束体51と、第1の方向に直交する第2の方向に沿って第1の線状体41がまとめられた第2の束体52と、が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シューズのアッパーであって、
織物であるアッパー本体を備え、
前記アッパー本体には、第1の方向に沿って第1の線状体と第2の線状体とがまとめられた第1の束体と、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って前記第1の線状体がまとめられた第2の束体と、が設けられているアッパー。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記アッパー本体は第1の領域と第2の領域とを有し、
前記第1の領域における前記第1の束体が有する前記第1の線状体と前記第2の線状体の本数よりも、前記第2の領域における前記第1の束体が有する前記第1の線状体と前記第2の線状体の本数のほうが多い請求項1に記載のアッパー。
【請求項3】
前記第2の領域は、前記シューズの着用者の足の中足部を覆うアッパー中足部に設けられる請求項2に記載のアッパー。
【請求項4】
前記第1の束体と前記第2の束体とで太さが異なる請求項1に記載のアッパー。
【請求項5】
前記アッパー本体には、前記第1の束体と前記第2の束体とに囲まれた長方形形状の貫通孔が形成されており、
前記貫通孔の長辺が前記第1の方向と平行である請求項1に記載のアッパー。
【請求項6】
前記アッパー本体には、前記シューズの着用者の足の中足部を覆うアッパー中足部の内足側および外足側の少なくとも一方に第3の領域が設けられており、
前記第3の領域に前記貫通孔が形成されている請求項5に記載のアッパー。
【請求項7】
前記アッパー本体には、前記第1の束体と前記第2の束体とに囲まれた長方形形状の貫通孔が形成されており、
前記貫通孔の長辺が前記第2の方向と平行である請求項1に記載のアッパー。
【請求項8】
前記アッパー本体には、前記シューズの着用者の足の前足部を覆うアッパー前足部の内足側および外足側の少なくとも一方に第4の領域が設けられており、
前記第4の領域に前記貫通孔が形成されている請求項7に記載のアッパー。
【請求項9】
前記アッパー本体には、前記シューズの着用者の足の後足部を覆うアッパー後足部の内足側および外足側の少なくとも一方に第5の領域が設けられており、
前記第5の領域に前記貫通孔が形成されている請求項7に記載のアッパー。
【請求項10】
前記第1の束体は、前記第1の線状体と前記第2の線状体が引き揃えられて形成されている請求項1に記載のアッパー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アッパーおよびシューズに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シューズは、特許文献1に開示されるように、足の甲を覆うアッパーと、アッパーの下方に設けられて足を支持するソールとを備える。アッパーには、使用目的等に応じて様々な機能が要求される。特に、スポーツで用いられるパフォーマンスシューズでは、伸びを抑えつつ、伸びが発生したときには元の長さに復元しやすいことが要求される場合がある。しかしながら、これらの機能を単一の材料で発揮させることは難しく、複数のパーツを組み合わせてアッパーを形成することでこれらの機能を発揮させることが一般的であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-525088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のパーツを組み合わせてアッパーを形成することで、パーツ同士を貼り合わせたり、縫製したりする工程が必要になり、製造工数が増加する。また、パーツ数の増加に加えて、接着剤や縫製糸等の材料が増加する。これらの理由によってアッパーの製造効率が低下し、環境負荷も増大してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要なパーツ数の増加を抑えつつ、要求される機能を発揮することのできるアッパーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアッパーは、シューズのアッパーであって、織物であるアッパー本体を備え、アッパー本体には、第1の方向に沿って第1の線状体と第2の線状体とがまとめられた第1の束体と、第1の方向に直交する第2の方向に沿って第1の線状体がまとめられた第2の束体と、が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るアッパーは、必要なパーツ数の増加を抑えつつ、要求される機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態1に係るシューズの外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態1におけるアッパー本体の展開図である。
図3は、実施の形態1におけるアッパー本体の第1の領域の一部を拡大した部分拡大図である。
図4は、実施の形態1におけるアッパー本体の第2の領域の一部を拡大した部分拡大図である。
図5は、実施の形態1におけるアッパーの変形例を示す図である。
図6は、編物で形成したアッパー本体の第1の領域の一部を拡大した部分拡大図である。
図7は、編物で形成したアッパー本体の第2の領域の一部を拡大した部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るアッパーおよびシューズの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態1に係るシューズの外観を示す斜視図である。図1を含む各図には、左足用のシューズ1のみを図示している。シューズ1は、左足用と右足用とで左右対称構造であるため、本実施の形態では左足用のシューズ1のみを説明し、右足用のシューズ1の説明を省略する。以下の説明においては、シューズ1の着用者の足のつま先側を前方とし、踵側を後方とする。シューズ1を平面視した状態において前後方向と直交する方向を足幅方向とする。なお、図面において前後方向を矢印Xで示し、足幅方向を矢印Yで示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
靴型
10か月前
個人
履物
8か月前
個人
履物
2か月前
個人
連結具
11か月前
山三商事株式会社
靴
2か月前
個人
インソール
5か月前
株式会社サカガワ
草履
9か月前
リトルピアニスト株式会社
履物
8か月前
株式会社ティーワン
シューズ
10か月前
個人
靴紐用テンションガイド
7か月前
アズマ工業株式会社
浴室用履物
9か月前
株式会社KTC
インソールおよび履物
1か月前
個人
靴底及び該靴底を備えた靴
4か月前
株式会社ATN1
中敷き及び履物
4か月前
株式会社ゴールドウイン
シューズ
6か月前
個人
履物
4か月前
美津濃株式会社
シューズのソール
8か月前
株式会社フォーナインシューズ
靴
1日前
個人
履物
4か月前
株式会社アメイズプラス
履物
4か月前
株式会社アメイズプラス
履物
5か月前
株式会社アシックス
靴
8か月前
徳武産業株式会社
履物
1か月前
株式会社アシックス
履物
11か月前
糸伍株式会社
靴紐
23日前
株式会社村井
子供用中敷
12か月前
株式会社ダイマツ
履物及び短靴用月型芯
5か月前
株式会社フォーカルワークス
靴の中底と靴
6か月前
高笙工業有限公司
紐用リール
2か月前
豊田合成株式会社
検出装置及び履物
10か月前
個人
履物用中敷
4か月前
デサントジャパン株式会社
子供用靴
4か月前
ゼンノ株式会社
履物
5か月前
株式会社バンダイ
センサ装置、履物、及び履物セット
9か月前
株式会社馬里奈
履物
3か月前
株式会社アシックス
靴
10か月前
続きを見る
他の特許を見る