TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024151585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065046
出願日2023-04-12
発明の名称通信装置及び通信システム
出願人古河電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 43/0852 20220101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信の遅延が生じた場合に、より適切な処理を可能とする通信システムを提供すること。
【解決手段】通信システム100は、相互にパケット通信を行う車載装置1とサーバ装置3と、を備え、サーバ装置3は、車載装置1からデータとシーケンス番号とを少なくとも含むパケットを受信する受信部35と、車載装置1から異なる通信経路を介して送信され、同一のシーケンス番号を備えるコピーされた複数のパケットそれぞれの、車載装置1から送信されてからサーバ装置3に受信されるまでの伝送時間に基づいて、車載装置1とサーバ装置3との間のパケットの伝送の遅延を検出する遅延検出部36と、遅延検出部36によって検出された遅延に応じて、その検出された遅延に関する遅延情報を利用した処理を行うサーバ側処理部37と、を備える通信システム。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相互にパケット通信を行う第1通信装置と第2通信装置と、を備える通信システムであって、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置からデータとシーケンス番号とを少なくとも含むパケットを受信する受信部と、
前記第1通信装置から異なる通信経路を介して送信され、同一のシーケンス番号を備えるコピーされた複数のパケットそれぞれの、前記第1通信装置から送信されてから前記第2通信装置に受信されるまでの伝送時間に基づいて、前記第1通信装置と前記第2通信装置との間の前記パケットの伝送の遅延を検出する遅延検出部と、
前記遅延検出部によって検出された遅延に応じて、その検出された遅延に関する遅延情報を利用した処理を行う処理部と、を備える通信システム。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記遅延情報を利用した処理は、前記第1通信装置に前記遅延情報を送信する処理である請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第2通信装置は、予測対象の将来のある時点における状況を予測し、その予測結果を前記第1通信装置に送信し、
前記遅延情報を利用した処理は、前記将来のある時点を前記遅延情報に応じて決定する処理である請求項1に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置及び通信システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の移動体の運転支援や遠隔操作、自動運転等のために行うデータ伝送や通話時における音声や画像等による端末間の通信等の通信品質を向上させるための技術が開発されている。例えば特許文献1には、送信装置がヘッダに送信順序に応じたシーケンス番号を割り当て、送信時刻を示すタイムスタンプが含められるパケットを送信し、受信装置がパケットの到着の遅延時間の揺らぎを検出し、検出結果に基づいてパケットの受信品質に関する情報を送信装置にフィードバックする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-121065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、自動運転や遠隔操作等で行われる通信装置間のデータ伝送において、通信に遅延が生じた場合、安全性が担保できなくなるおそれがある。特許文献1には、パケットの到着の遅延時間の揺らぎを検出できる技術が記載されているものの、通信の低遅延化とともに、遅延が生じた場合に適切な処理を行うことも重要である。
【0005】
本発明は、通信の遅延の状況に応じて、より適切な処理を可能とする通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)通信システムは、相互にパケット通信を行う第1通信装置と第2通信装置と、を備える通信システムであって、前記第2通信装置は、前記第1通信装置からデータとシーケンス番号とを少なくとも含むパケットを受信する受信部と、前記第1通信装置から異なる通信経路を介して送信され、同一のシーケンス番号を備えるコピーされた複数のパケットそれぞれの、前記第1通信装置から送信されてから前記第2通信装置に受信されるまでの伝送時間に基づいて、前記第1通信装置と前記第2通信装置との間の前記パケットの伝送の遅延を検出する遅延検出部と、前記遅延検出部によって検出された遅延に応じて、その検出された遅延に関する遅延情報を利用した処理を行う処理部と、を備える。
【0007】
(2)(1)に記載の通信システムにおいて、前記遅延情報を利用した処理は、前記第1通信装置に前記遅延情報を送信する処理である。
【0008】
(3)(1)又は(2)に記載の通信システムにおいて、前記第2通信装置は、予測対象の将来のある時点における状況を予測し、その予測結果を前記第1通信装置に送信し、前記遅延情報を利用した処理は、前記将来のある時点を前記遅延情報に応じて決定する処理である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、通信の遅延の状況に応じて、より適切な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る通信システム及び通信システムを利用する移動体が道路を移動する様子を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る通信システムの車載装置とサーバ装置の機能的な構成を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る車載装置のデータ処理部によって生成されるパケットの構成の一例を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る車載装置のデータ処理部によって生成され、タイムスタンプが付加されたパケットの構成の一例を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る車載装置がサーバ装置にパケットを送信するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るサーバ装置が車載装置からのパケットを受信し、復号するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るサーバ装置による遅延検出処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るサーバ装置のサーバ側処理部による処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る車載装置の車載側処理部による処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

古河電気工業株式会社
融着機
8日前
個人
挿耳装置
19日前
個人
仮想アース
24日前
個人
ヘッドホン
1か月前
個人
車両の制御装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像装置
1か月前
個人
投げ銭管理システム
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
10日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
8日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
1か月前
キヤノン株式会社
無線通信装置
22日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
18日前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
8日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
8日前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
24日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
17日前
株式会社ACSL
確認方法
18日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
8日前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
29日前
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
1か月前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
続きを見る