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公開番号2024150016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063221
出願日2023-04-10
発明の名称検査システム及び検査方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08C 17/02 20060101AFI20241016BHJP(信号)
要約【課題】端末で取得したデータを効率よく収集することが可能な検査システムを提供する。
【解決手段】検査システムは、検査対象物を搭載する治具板と、検査対象物に対する検査機能と、無線通信機能と、を有する複数の検査端末100と、検査データを収集して管理する管理装置と、を備える。検査端末100は、自端末用起動信号を受信する起動信号受信部112と、自端末を起動状態又はスリープ状態に遷移させる端末状態制御部111と、検査データを取得する検査データ取得部と、を有する。また、検査端末100は、検査データを管理装置に送信する検査結果送信部114と、他端末用起動信号を次の端末に送信する起動信号送信部115を有する。端末状態制御部111は、自端末の動作開始時には、自端末をスリープ状態に遷移させ、自端末用起動信号の受信に応じて、自端末を起動状態に遷移させ、他端末用起動信号の送信後に、自端末をスリープ状態に遷移させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
検査工程における検査対象物を搭載するための治具板と、
前記治具板に搭載され、前記検査対象物に対する検査機能と、無線通信機能と、を有する複数の検査端末と、
前記検査端末から送信される検査データを収集して管理する管理装置と、を備え、
前記検査端末は、
自端末に対する起動信号である自端末用起動信号を受信する起動信号受信部と、
前記自端末を起動状態又はスリープ状態になるように制御する端末状態制御部と、
前記検査対象物に対する検査の結果である前記検査データを取得する検査データ取得部と、
前記検査データを前記管理装置に送信する検査結果送信部と、
予め記憶部に記憶された設定情報に基づいて、他端末に対する起動信号である他端末用起動信号を次の端末に送信する起動信号送信部と、
を有し、
前記端末状態制御部は、前記自端末の動作開始時には、前記自端末を前記スリープ状態に遷移させ、前記自端末用起動信号の受信に応じて、前記自端末を起動状態に遷移させ、前記他端末用起動信号の送信後に、前記自端末を前記スリープ状態に遷移させる、検査システム。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記自端末用起動信号は、起動用の制御端末から送信される信号、又は一つ前の前記検査端末から送信される前記他端末用起動信号である、請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
発電部及び蓄電素子を有する電源装置をさらに備え、
前記電源装置は、複数の前記検査端末に電力を供給する、請求項1に記載の検査システム。
【請求項4】
前記発電部は、光によって発電する太陽電池である、請求項3に記載の検査システム。
【請求項5】
前記発電部は、前記治具板がコンベア上を移動する際の振動によって発電する振動発電である、請求項3に記載の検査システム。
【請求項6】
コンピュータによって実行される検査方法であって、
自端末の動作開始時に、前記自端末をスリープ状態に遷移させ、
前記自端末に対する起動信号である自端末用起動信号を受信し、
前記自端末用起動信号の受信に応じて、前記自端末を起動状態に遷移させ、
検査対象物に対する検査の結果である検査データを取得し、
前記検査データを収集して管理する管理装置に、前記検査データを送信し、
予め記憶部に記憶された設定情報に基づいて、他端末に対する起動信号である他端末用起動信号を次の端末に送信し、
前記他端末用起動信号の送信後に、前記自端末を前記スリープ状態に遷移させる、検査方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査システム及び検査方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製造工場等における製造ラインの検査工程において、無線通信を利用して検査端末からデータを集約し、管理するシステムが提案されている。特許文献1には、データをセンシングする複数の無線子機と、無線子機から伝送されたデータを集約する無線親機と、で構成される無線センサシステムが開示されている。特許文献1に開示された無線センサシステムの無線子機は、無線親機からのデータ取得要求の受信後に、予め設定された待機時間を経て、センサ部を起動し、得られたデータを無線親機に伝送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-23349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された無線センサシステムにおいては、無線親機が無線子機に対してデータ要求を送信し、データ要求を受信した無線子機は、予め定められた待機時間、処理を待機させ、待機時間の経過後に、センシング処理を行う。そのため、当該無線センサシステムにおいては、無線子機から各無線子機へのデータ要求の送信に伴い、無線親機と、無線子機との間の通信トラフィックが増大し、システムの処理性能の低下につながる場合がある。また、各無線子機は、データ要求の受信後、予め定められた時間の経過後にセンシング処理を行うが、通信の遅延等の発生により、待機の開始が遅れた場合には、センシング結果の送信処理が、他の無線子機と重なり、通信帯域を圧迫する場合がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端末で取得したデータを効率よく収集することが可能な検査システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る検査システムは、検査工程における検査対象物を搭載するための治具板と、治具板に搭載され、検査対象物に対する検査機能と、無線通信機能と、を有する複数の検査端末と検査端末から送信される検査データを収集して管理する管理装置と、を備え、検査端末は、自端末に対する起動信号である自端末用起動信号を受信する起動信号受信部と、自端末を起動状態又はスリープ状態になるように制御する端末状態制御部と、検査対象物に対する検査の結果である検査データを取得する検査データ取得部と、検査データを管理装置に送信する検査結果送信部と、予め記憶部に記憶された設定情報に基づいて、他端末に対する起動信号である他端末用起動信号を次の端末に送信する起動信号送信部と、を有し、端末状態制御部は、自端末の動作開始時には、自端末をスリープ状態に遷移させ、自端末用起動信号の受信に応じて、自端末を起動状態に遷移させ、他端末用起動信号の送信後に、自端末をスリープ状態に遷移させる。
【0007】
本発明の他の態様に係る検査方法は、コンピュータによって実行される検査方法であって、自端末の動作開始時に、自端末をスリープ状態に遷移させ、自端末に対する起動信号である自端末用起動信号を受信し、自端末用起動信号の受信に応じて、自端末を起動状態に遷移させ、検査対象物に対する検査の結果である検査データを取得し、検査データを収集して管理する管理装置に、検査データを送信し、予め記憶部に記憶された設定情報に基づいて、他端末に対する起動信号である他端末用起動信号を次の端末に送信し、他端末用起動信号の送信後に、自端末をスリープ状態に遷移させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端末で取得したデータを効率よく収集することが可能な検査システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る検査システムの構成を示す図である。
本実施形態に係る検査システムについて説明するための図である。
本実施形態に係る検査端末の構成を示す図である。
本実施形態に係る検査端末の構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る検査端末の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る検査システムにおける検査処理について説明するためのシーケンス図である。
本実施形態に係る検査端末の処理の一例を示すフローチャートである。
他の実施形態に係る検査システムについて説明するための図である。
他の実施形態に係る検査システムについて説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る検査システム10について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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