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公開番号2024149181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062897
出願日2023-04-07
発明の名称映像処理装置および映像処理方法
出願人レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20241010BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示面にて異なる複数の画面を配置する制御について効率的に実現されるようにする。
【解決手段】提示された解像度による第1映像データをビデオバッファに出力する第1映像出力部に対して、前記ビデオバッファに保持された映像データを画像として表示するディスプレイデバイスの全表示面に対応する第1解像度と、前記第1解像度から所定の第2解像度を除いて求められる第3解像度とのうちのいずれかを選択的に提示する提示部と、前記第2解像度による第2映像データを前記ビデオバッファに出力する第2映像出力部と、前記提示部が前記第3解像度を提示したことに応じて、前記第1映像出力部が出力する第3解像度の第1映像データと、前記第2映像出力部が出力する第2解像度の第2映像データとを前記ビデオバッファにて結合してフレーム映像データを形成するバッファ制御部とを備えて映像処理装置を構成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
提示された解像度による第１映像データをビデオバッファに出力する第１映像出力部に対して、前記ビデオバッファに保持された映像データを画像として表示するディスプレイデバイスの全表示面に対応する第１解像度と、前記第１解像度から所定の第２解像度を除いて求められる第３解像度とのうちのいずれかを選択的に提示する提示部と、
前記第２解像度による第２映像データを前記ビデオバッファに出力する第２映像出力部と、
前記提示部が前記第３解像度を提示したことに応じて、前記第１映像出力部が出力する第３解像度の第１映像データと、前記第２映像出力部が出力する第２解像度の第２映像データとを前記ビデオバッファにて結合してフレーム映像データを形成するバッファ制御部と
を備える映像処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記バッファ制御部は、前記提示部が前記第１解像度を提示したことに応じて、前記ビデオバッファにて前記第１映像出力部が出力する第１解像度の第１映像データをフレーム映像データとして前記ビデオバッファにて保持させる
請求項１に記載の映像処理装置。
【請求項３】
前記バッファ制御部は、前記提示部が第１映像出力部に前記第３解像度を提示したことに応じて、前記第１映像出力部が出力する第３解像度の第１映像データと前記第２映像データとを、それぞれが対応するフレーム映像内の領域に対応する所定のアドレス範囲に書き込む
請求項１または２に記載の映像処理装置。
【請求項４】
前記第１映像データに基づく第１映像は動的映像であり、前記第２映像データに基づく第２映像は静的映像である
請求項３に記載の映像処理装置。
【請求項５】
前記バッファ制御部は、前記提示部が第１映像出力部に前記第３解像度を提示したことに応じて、前記ビデオバッファに保持させるフレーム映像データにおいて、フレーム周期で更新されるフレーム映像内の第３解像度の領域に対応する更新アドレス範囲と、フレーム周期で更新されないフレーム映像内の第２解像度の領域に対応する非更新アドレス範囲とを設定し、
前記更新アドレス範囲に、前記第１映像出力部が出力する動的な映像に対応する第１映像データを書き込み、前記非更新アドレス範囲に前記第２映像出力部が出力する静的な映像に対応する第２映像データを書き込む処理を実行する
請求項１または２に記載の映像処理装置。
【請求項６】
映像処理装置における映像処理方法であって、
提示された解像度による第１映像データをビデオバッファに出力する第１映像出力部に対して、提示部が、前記ビデオバッファに保持された映像データを画像として表示するディスプレイデバイスの全表示面に対応する第１解像度と、前記第１解像度から所定の第２解像度を除いて求められる第３解像度とのうちのいずれかを選択的に提示するステップと、
第２映像出力部が、前記第２解像度による第２映像データを前記ビデオバッファに出力するステップと、
バッファ制御部が、前記提示部が前記第３解像度を提示したことに応じて、前記第１映像出力部が出力する第３解像度の第１映像データと、前記第２映像出力部が出力する第２解像度の第２映像データとを前記ビデオバッファにて結合してフレーム映像データを形成するステップと
を備える映像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、映像処理装置および映像処理方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＣＤの画面について同一ＣＯＭ信号ラインを共有しないように各表示エリアに分割し、分割した表示エリアごとに異なる表示パターンを表示する技術が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－１３９７４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ディスプレイデバイスの表示面にて異なる複数の画面を配置する制御に関しては、例えばハードウェアの変更や画像処理等が効率的であることが好ましい。
【０００５】
本発明は、上記した課題を考慮して、ディスプレイデバイスの表示面にて異なる複数の画面を配置する制御について効率的に実現されるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決する本発明の一態様は、提示された解像度による第１映像データをビデオバッファに出力する第１映像出力部に対して、前記ビデオバッファに保持された映像データを画像として表示するディスプレイデバイスの全表示面に対応する第１解像度と、前記第１解像度から所定の第２解像度を除いて求められる第３解像度とのうちのいずれかを選択的に提示する提示部と、前記第２解像度による第２映像データを前記ビデオバッファに出力する第２映像出力部と、前記提示部が前記第３解像度を提示したことに応じて、前記第１映像出力部が出力する第３解像度の第１映像データと、前記第２映像出力部が出力する第２解像度の第２映像データとを前記ビデオバッファにて結合してフレーム映像データを形成するバッファ制御部とを備える映像処理装置である。
【０００７】
本発明の一態様は、映像処理装置における映像処理方法であって、提示された解像度による第１映像データをビデオバッファに出力する第１映像出力部に対して、提示部が、前記ビデオバッファに保持された映像データを画像として表示するディスプレイデバイスの全表示面に対応する第１解像度と、前記第１解像度から所定の第２解像度を除いて求められる第３解像度とのうちのいずれかを選択的に提示するステップと、第２映像出力部が、前記第２解像度による第２映像データを前記ビデオバッファに出力するステップと、バッファ制御部が、前記提示部が前記第３解像度を提示したことに応じて、前記第１映像出力部が出力する第３解像度の第１映像データと、前記第２映像出力部が出力する第２解像度の第２映像データとを前記ビデオバッファにて結合してフレーム映像データを形成するステップとを備える映像処理方法である。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ディスプレイデバイスの表示面にて異なる複数の画面を配置する制御が効率的に実現されるとの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態における映像処理装置の構成例を示す図である。
本実施形態おける単一フレーム映像表示の場合の映像処理の一例を示す図である。
本実施形態おける複合フレーム映像表示の場合の映像処理の一例を示す図である。
本実施形態おける映像処理システムが単一フレーム映像表示と複合映像フレーム表示とに対応して実行する処理手順の第１例を示すシーケンス図である。
本実施形態おける映像処理システムが単一フレーム映像表示と複合映像フレーム表示とに対応して実行する処理手順の第２例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
図１は、本実施形態の映像処理装置の構成例を示している。同図の映像処理装置は、映像出力部１０、ビデオバッファ２０、タイミングコントローラ３０、およびディスプレイパネル４０を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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