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公開番号2024148808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062270
出願日2023-04-06
発明の名称断路器
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H01H 31/32 20060101AFI20241010BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供する。
【解決手段】断路器(1)は、ベース(7)に設けられる第1支持碍子(2)と、第1支持碍子(2)に設けられ、第1支持碍子(2)と第1回路とを接続する第1端子(3)と、ベース(7)において第1支持碍子(2)から離間した位置に設けられる第2支持碍子(4)と、第2支持碍子(4)に設けられ、第2支持碍子(4)と第2回路とを接続する第2端子(5)と、第1端子(3)および第2端子(5)の両方に接続される閉状態位置(P1)と、第1端子(3)および第2端子(5)のいずれか一方と切断される開状態位置(P2)との間を、所定方向に沿ってスライドするブレード(6)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ベースに設けられる第1支持碍子と、
前記第1支持碍子に設けられ、前記第1支持碍子と第1回路とを接続する第1端子と、
前記ベースにおいて前記第1支持碍子から離間した位置に設けられる第2支持碍子と、
前記第2支持碍子に設けられ、前記第2支持碍子と第2回路とを接続する第2端子と、
前記第1端子および前記第2端子の両方に接続される閉状態位置と、前記第1端子および前記第2端子のいずれか一方と切断される開状態位置との間を、所定方向に沿ってスライドするブレードと、を備えることを特徴とする、断路器。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記第1端子は、通電方向において前記第2端子よりも上流側に設けられ、
前記ブレードは、前記開状態位置において前記第1端子と切断されるものであるとともに、前記所定方向に延びるスリットが形成され、
前記第2端子は、前記スリット内に通されるピンが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の断路器。
【請求項3】
さらに、前記ベース内に設けられた回動軸周りに回動し、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる回動部材が設けられており、
前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる際、前記ブレードと前記回動部材との接続箇所が描く円弧の膨出方向と逆方向に膨出する円弧状に、前記スリットが形成されている、請求項2に記載の断路器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力回路の無負荷時の電圧を開閉する断路器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
断路器の従来技術として、特許文献1に示すように、主回路ブレードを回転させて固定コンタクトから開放させる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭58-38507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術は、主回路ブレードを回転させるためのスペース確保と、開状態における主回路ブレードと固定コンタクトとの間の距離確保とのため、断路器のサイズが大型化し、断路器の設置スペースとしても大きなスペースが必要になるという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る断路器は、ベースに設けられる第1支持碍子と、前記第1支持碍子に設けられ、前記第1支持碍子と第1回路とを接続する第1端子と、前記ベースにおいて前記第1支持碍子から離間した位置に設けられる第2支持碍子と、前記第2支持碍子に設けられ、前記第2支持碍子と第2回路とを接続する第2端子と、前記第1端子および前記第2端子の両方に接続される閉状態位置と、前記第1端子および前記第2端子のいずれか一方と切断される開状態位置との間を、所定方向に沿ってスライドするブレードと、を備える。
【0007】
また、前記断路器では、前記第1端子は、通電方向において前記第2端子よりも上流側に設けられ、前記ブレードは、前記開状態位置において前記第1端子と切断されるものであるとともに、前記所定方向に延びるスリットが形成され、前記第2端子は、前記スリット内に通されるピンが設けられていることを特徴とする。
【0008】
また、前記断路器では、さらに、前記ベース内に設けられた回動軸周りに回動し、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる回動部材が設けられており、前記ブレードを前記所定方向にスライドさせる際、前記ブレードと前記回動部材との接続箇所が描く円弧の膨出方向と逆方向に膨出する円弧状に、前記スリットが形成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、コンパクトな構成で省スペース化を実現する断路器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る断路器の斜視図である。
図1に示す断路器が備えるブレードのスライド動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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