TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024148135
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2024001003
出願日
2024-01-09
発明の名称
薬品識別支援システム、薬品識別支援方法、及び、プログラム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20241009BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】様々な場所又は状況において、薬品の識別のための画像の取得及び管理を容易にする。
【解決手段】薬品識別支援システム10は、個人の新規記録の指示入力をユーザから受け付け、固有データを生成して記憶部6に記録する個人記録部1と、識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、記憶部6に記録する画像記録部2とを備える。画像記録部2は、個人の新規記録の後、新規記録された個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、固有データに対応付けて記憶部6に記録する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザからの個人の新規記録の指示入力を受け付けた場合に、新規に記録する個人の固有データを生成し、記憶部に記録する個人記録部と、
識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、前記画像を前記記憶部に記録する画像記録部と、を備え、
前記画像記録部は、前記個人の新規記録の後、新規記録された前記個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、前記固有データに対応付けて前記記憶部に記録する、薬品識別支援システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の薬品識別支援システムであって、
ユーザからのグループの指示入力に基づいて、前記固有データに対応付けられた前記画像、又は、前記画像において識別された薬品が属するグループを決定し、決定したグループを示す情報を前記画像又は薬品と対応付けて前記記憶部に記録する、グループ決定部をさらに備える、薬品識別支援システム。
【請求項3】
請求項2に記載の薬品識別支援システムであって、
前記グループ決定部は、前記固有データに対応付けられた前記画像又は前記画像において識別された薬品のうち属するグループが未定である未グループの薬品を表示し、ユーザから前記未グループの薬品が属するべきグループを指定する入力を受け付ける、薬品識別支援システム。
【請求項4】
請求項1に記載の薬品識別支援システムであって、
前記画像記録部により記録された前記画像を、識別処理を実行する識別システムに提供し、前記識別システムから前記画像に含まれる薬品の識別結果を取得し、前記記憶部に記録する識別結果取得部をさらに備える、薬品識別支援システム。
【請求項5】
請求項4に記載の薬品識別支援システムであって、
前記識別結果取得部は、ユーザからの識別指示を契機として前記記憶部に記録された画像を前記識別システムに提供して識別結果を取得する、薬品識別支援システム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の薬品識別支援システムの前記画像記録部により記録される薬品の画像を撮影するために用いられる薬品載置台であって、
薬品を載置する載置面を有し、
前記載置面には互いに離間した複数のマーカが設けられ、前記複数のマーカの各々は、2以上の基準色の組み合わせを含む、薬品載置台。
【請求項7】
請求項4又は5に記載の薬品識別支援システムであって、
前記識別システムをさらに備え、
前記識別システムは、
2以上の基準色を含むマーカが複数設けられた載置面に載置された薬品の撮影画像を取得し、前記撮影画像に対して、前記複数のマーカの画像における位置に基づく台形補正、及び、前記複数のマーカそれぞれの基準色の組み合わせの画像における色に基づく色補正を施すことで補正画像を生成する補正部と、
前記補正画像から薬品領域を抽出する薬品領域抽出部と、
前記薬品領域の部分画像に基づき、前記薬品領域の薬品を識別する識別部とを含む、薬品識別支援システム。
【請求項8】
ユーザからの個人の新規記録の指示入力を受け付けた場合に、新規に記録する個人の固有データを生成し、記憶部に記録する個人記録処理と、
識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、前記画像を前記記憶部に記録する画像記録処理と、をコンピュータに実行させ、
前記画像記録処理は、前記個人の新規記録の後、新規記録された前記個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、前記固有データに対応付けて前記記憶部に記録する処理を含む、プログラム。
【請求項9】
ユーザからの個人の新規記録の指示入力を受け付けた場合に、新規に記録する個人の固有データを生成し、記憶部に記録する個人記録工程と、
識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、前記画像を前記記憶部に記録する画像記録工程と、を有し、
前記画像記録工程は、前記個人の新規記録の後、新規記録された前記個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、前記固有データに対応付けて前記記憶部に記録する工程を含む、コンピュータにより実行される薬品識別支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステムを用いて薬品の識別を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
国際公開第2022/163508号(特許文献1)には、薬剤識別装置が開示されている。薬剤識別装置は、識別対象薬剤の画像から薬剤の領域を検出し、薬剤の刻印及び/又は印字を抽出した刻印印字抽出画像を取得する。薬剤識別装置は、刻印印字抽出画像から薬種を推論し、薬剤の薬種の候補を取得する。薬種の推論には、刻印印字抽出画像を入力し、対応する薬剤の薬種を出力する学習済みモデルが用いられる。
【0003】
特開2020-182525号公報(特許文献2)には、簡易な構成で患者の持参薬の鑑別結果を取得できるようにするための、薬剤撮影装置が開示されている。薬剤撮影装置は、薬剤が載置される載置部と、携帯端末を設置可能な上方支持部とを有する。携帯端末は、載置部に載置された薬剤を撮影する撮影部を備える。撮影された画像データは、外部のサーバへ送信され、外部のサーバにおいて画像データ内の薬剤の鑑別処理を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/163508号
特開2020-182525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
個人が医療サービスを受ける場合に、医療者は、個人に処方された薬を把握する必要が生じることがある。1又は複数の医療機関から個人に対して処方された薬がある場合、医療者は、個人の処方箋、お薬手帳又は薬包の記載事項、又は薬自体の外観を基に、処方された薬を特定する。このように、薬品を特定する作業を、薬品の識別と称する。薬品の識別は、薬剤師等の有資格者によって行われる。近年、医療サービスの範囲は広がっており、医療機関又は個人の自宅等、個人の薬品の識別をする場所や状況が多様になっている。
【0006】
そこで、本願は、様々な場所又は状況において、薬品の識別のための画像の取得及び管理を容易にできる薬品識別支援システム、薬品識別支援方法、及びプログラムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態における薬品識別支援システムは、ユーザからの個人の新規記録の指示入力を受け付けた場合に、新規に記録する個人の固有データを生成し、記憶部に記録する個人記録部と、
識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、前記画像を前記記憶部に記録する画像記録部と、を備え、
前記画像記録部は、前記個人の新規記録の後、新規記録された前記個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、前記固有データに対応付けて前記記憶部に記録する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の薬品識別支援システムの構成例を示す図である。
図1に示す薬品識別支援システム及び識別システムを構成するコンピュータの構成例を示す図である。
図1に示す薬品識別支援システムの動作例を示すフロー図である。
撮影画面の例を示す図である。
識別結果を表示し、ユーザから確認の入力を受け付ける識別画面の例を示す図である。
グループ指定画面の例を示す図である。
グループ指定画面の他の例を示す図である。
薬品識別支援システムの他の動作例を示すフロー図である。
識別システムの識別処理の例を示すフローチャートである。
薬品載置台の構成例を示す上面図である。
台形補正の処理例を示すフローチャートである。
色補正の処理例を示すフローチャートである。
薬品のテキストの画像に対する識別処理の例を示すフローチャートである。
薬品載置台の変形例を示す上面図である。
薬品載置台の他の変形例を示す上面図である。
薬品載置台の他の変形例を示す上面図である。
図17は、図2のS4における画面の変形例を示す図である。
図18は、記憶部に記録された個人の一覧を表示する画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(構成1)
本発明の実施形態における薬品識別支援システムは、ユーザからの個人の新規記録の指示入力を受け付けた場合に、新規に記録する個人の固有データを生成し、記憶部に記録する個人記録部と、
識別対象の薬品の画像の入力を受け付け、前記画像を前記記憶部に記録する画像記録部と、を備え、
前記画像記録部は、前記個人の新規記録の後、新規記録された前記個人の薬品の画像の入力を受け付ける受付期間において入力された画像を、前記固有データに対応付けて前記記憶部に記録する。
【0010】
上記構成1によれば、ユーザが個人の新規記録の指示入力をした後の受付期間において入力された画像が、固有データに対応付けて記録される。固有データは、個人の新規記録の指示入力がされた場合に生成される。そのため、ユーザによる個人の新規記録の指示入力と、個人の薬品の画像の入力という簡単な操作によって、その個人の薬品の画像を記録できる。また、固有データに画像が対応付けられるので、ある個人の薬品の画像が誤って他の個人の薬品の画像として取り扱われたり、1つの画像が複数の個人の画像として取り扱われたりすることが起こりにくくなる。その結果、薬品識別のための各個人の薬品の画像の取得とその管理が容易になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社湯山製作所
保管装置
2日前
株式会社湯山製作所
薬品鑑査システム、及び薬品鑑査プログラム
9日前
株式会社湯山製作所
調剤業務支援システム及び調剤業務支援プログラム
1か月前
株式会社湯山製作所
装置
2か月前
株式会社湯山製作所
薬剤包装装置
1日前
株式会社湯山製作所
散薬秤量装置
1日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置
9日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置
23日前
株式会社湯山製作所
薬剤分包装置
1か月前
株式会社湯山製作所
薬品識別支援システム、薬品識別支援方法、及び、プログラム
1か月前
株式会社湯山製作所
薬剤払出し装置
1か月前
株式会社湯山製作所
薬剤収容払出装置
1か月前
株式会社湯山製作所
判別方法および生成方法
1か月前
株式会社湯山製作所
薬剤搬送機構および薬剤取出方法
1か月前
株式会社湯山製作所
薬剤分包システム及び薬剤分包方法
2か月前
株式会社湯山製作所
固形剤小分け装置及び固形剤販売方法
1日前
株式会社湯山製作所
薬品払出システム、薬品払出プログラム
1か月前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置、及び、薬剤仕分装置の制御方法
1日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置、薬剤返却システム、薬剤仕分装置の制御方法、及び、プログラム
1日前
個人
歯の掃除具
1か月前
個人
錠剤撒き器
3か月前
個人
穿刺補助具
5か月前
個人
男性用下着
5か月前
個人
蓋付きしびん
7か月前
個人
聴診器
7か月前
個人
乗馬テラピー
1か月前
個人
塗り薬塗り具
4日前
個人
身体牽引装置
1か月前
個人
入れ歯
6か月前
個人
発熱器具
1か月前
個人
健康器具
3日前
個人
染毛方法
24日前
個人
介護浴槽
7か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
3か月前
株式会社コロナ
脱臭機
3か月前
個人
排便漏れ予防装具
5か月前
続きを見る
他の特許を見る