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公開番号2024173965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024163999,2021035171
出願日2024-09-20,2021-03-05
発明の名称薬剤包装装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20241206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】作業効率の高い薬剤包装装置を提供する。
【解決手段】それぞれの内部に薬剤が充填される複数の薬剤容器20と、分配皿30と、複数の容器載置手段32を有する薬剤包装装置1おいて、複数の薬剤容器20には、同一種類の薬剤が充填される二以上の薬剤容器20が含まれるものとする。そして、分包動作で使用する所定種類の薬剤の使用予定量が、当該所定種類の薬剤を収容した一の薬剤容器20の薬剤の排出可能量を上回る場合に、二以上の薬剤容器20のそれぞれから所定種類の薬剤を排出させる第一複数排出動作を実行する。このとき、この第一複数排出動作に先立って、二以上の薬剤容器20のそれぞれからの薬剤の排出量を定める第一排出量割当動作を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれの内部に薬剤が充填される複数の薬剤容器と、分配皿と、複数の容器載置手段を有し、
容器載置手段は、前記分配皿の近傍にあって前記薬剤容器を載置可能であり、載置された前記薬剤容器に作用して薬剤を排出させるものであり、
複数の前記薬剤容器には、同一種類の薬剤が充填される二以上の前記薬剤容器が含まれ、
所定種類の薬剤を前記薬剤容器から排出させ、排出させた薬剤を一包分ずつ包装する分包動作を実行可能であり、
前記分包動作で使用する所定種類の薬剤の使用予定量が、当該所定種類の薬剤を収容した一の前記薬剤容器の薬剤の排出可能量を上回る場合に、二以上の前記薬剤容器のそれぞれから前記所定種類の薬剤を排出させる第一複数排出動作を実行するものであり、
前記第一複数排出動作に先立って、二以上の前記薬剤容器のそれぞれからの薬剤の排出量を定める第一排出量割当動作を実行する、薬剤包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、錠剤や散薬等の薬剤を包装する薬剤包装装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
処方に基づいて錠剤や散薬等の薬剤を1服用分ずつ包装する薬剤包装装置が知られている。例えば、特許文献1には、このような薬剤包装装置(薬剤払い出し装置)が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された薬剤包装装置は、筐体内に複数の薬剤容器(自動式薬品容器)を保持する容器保管部が設けられている。そして、薬剤を一服用分ずつ包装する動作では、完全自動分包動作と、手動分包動作が可能となっている。
完全自動分包動作では、容器保管部に保管された薬剤容器を容器保持台へ移動させ、薬剤容器を容器保持台に載置することで薬剤フィーダを形成し、薬剤フィーダから分配皿に薬剤を供給する。この後、分配皿から包装装置に薬剤を一服用分ずつ供給し、包装装置が供給された薬剤を包装する。このとき、薬剤容器を容器保管部から容器保持台まで移動させて容器保持台に載置する動作と、薬剤容器から規定量の薬剤を分配皿に供給する動作(薬剤を秤量する動作)が自動で実行される。つまり、完全自動分包動作は、薬剤容器の選択、使用する薬剤の秤量(供給量の測定)、一服用分ずつの分包を完全に自動で実施する。
【0004】
手動分包動作では、使用者が予め手動で秤量を実施し、薬剤容器(手動式薬品容器)に規定量(最終的に分配皿に供給する量)だけ薬剤を充填しておく。そして、使用者が薬剤容器を手動で容器保持台に載置し、薬剤フィーダを形成する。そして、上記と同様に、薬剤フィーダから分配皿に薬剤を供給した後、分配皿から包装装置に対して薬剤が一服用分ずつ供給され、包装装置が供給された薬剤を包装する。つまり、手動分包動作は、使用する薬剤の秤量、薬剤容器の容器保持台までの搬送、薬剤容器の容器保持台への載置を作業者が手動で実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-202909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、従来の薬剤包装装置は、包装のための動作をいち早く実行し、作業効率を高めるという観点から、改良の余地があった。
【0007】
そこで本発明は、作業効率の高い薬剤包装装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための一つの様相は、それぞれの内部に薬剤が充填される複数の薬剤容器と、分配皿と、複数の容器載置手段を有し、容器載置手段は、前記分配皿の近傍にあって前記薬剤容器を載置可能であり、載置された前記薬剤容器に作用して薬剤を排出させるものであり、複数の前記薬剤容器には、同一種類の薬剤が充填される二以上の前記薬剤容器が含まれ、所定種類の薬剤を前記薬剤容器から排出させ、排出させた薬剤を一包分ずつ包装する分包動作を実行可能であり、前記分包動作で使用する所定種類の薬剤の使用予定量が、当該所定種類の薬剤を収容した一の前記薬剤容器の薬剤の排出可能量を上回る場合に、二以上の前記薬剤容器のそれぞれから前記所定種類の薬剤を排出させる第一複数排出動作を実行するものであり、前記第一複数排出動作に先立って、二以上の前記薬剤容器のそれぞれからの薬剤の排出量を定める第一排出量割当動作を実行する、薬剤包装装置である。
【0009】
本様相によると、一つの薬剤容器に収容された薬剤だけでは分包動作が出来ない場合に、薬剤の排出(供給)速度を向上させることが可能であり、包装のための動作を速めることができるので、薬剤包装装置を使用した作業の作業効率を向上させることができる。
【0010】
上記した様相は、前記第一複数排出動作では、複数の前記薬剤容器から同時に薬剤を排出させる動作を実行する、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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