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公開番号
2024173968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024164026,2023127822
出願日
2024-09-20,2018-07-18
発明の名称
固形剤小分け装置及び固形剤販売方法
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20241206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】個人用として包装袋や瓶等の小容器に充填されて販売された固形剤を再分配して一服用分ずつに小分けする装置を提供する。
【解決手段】一又は複数の固形剤払出し装置と、固形剤に関する情報を入力する固形剤情報入力手段と、服用情報入力手段と、包装手段を有する。前記固形剤払出し装置は、固形剤が投入される投入口を備え固形剤を収容可能な固形剤収容部と、固形剤収容部から固形剤を所望の数だけ排出させる固形剤取り出し手段を有する。服用情報入力手段は、固形剤の服用時期と、服用時期ごとの服用数を、固形剤収容部に投入された固形剤に関連付けて直接的に入力することが可能である。服用情報入力手段に入力された情報に基づいて、前記固形剤払出し装置から固形剤を一服用分ずつ排出して前記包装手段に送り出し、一回に服用する一又は複数種類の固形剤をひとまとめにして前記包装手段で包装する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
包装器材に充填されている特定の者が服用しようとする医師の処方が必要でないサプリメントを再分配して小分けする固形剤小分け装置であって、当該包装器材には情報記録部があり、
複数の固形剤払出し装置と、サプリメントに関する情報を前記複数の固形剤払出し装置のそれぞれに入力する固形剤情報入力手段と、表示手段と、服用情報入力手段と、包装手段を有し、
前記固形剤払出し装置は、サプリメントが投入される投入口を備えサプリメントを収容可能な固形剤収容部と、固形剤収容部からサプリメントを所望の数だけ排出させる固形剤取り出し手段を有し、
前記複数の固形剤払出し装置には、特定の者が服用しようとするサプリメントが種類ごとにそれぞれ投入され、
前記固形剤情報入力手段は前記固形剤収容部に投入される特定の者が服用しようとするサプリメントを特定する情報を入力するものであり、前記固形剤情報入力手段は読み取り手段を備えており、当該読み取り手段は特定の者が服用しようとするサプリメントが充填された前記包装器材の情報記録部に記録された情報を読み出して入力するものであり、
前記読み取り手段で読み取られた情報に基づいて、前記表示手段にサプリメントの商品名が表示され、
前記服用情報入力手段は、前記固形剤収容部に投入されたサプリメントごとに、服用時期と、服用時期ごとの服用数を入力することが可能であり、
前記服用情報入力手段に入力された情報に基づいて、前記固形剤払出し装置から固形剤を一服用分ずつ排出して前記包装手段に送り出し、一回に服用する一又は複数種類の固形剤をひとまとめにして前記包装手段で包装する一連の個別包装動作を実行するものであり、
前記表示手段が各固形剤払出し装置に対応して設けられており、
前記表示手段にはさらにサプリメントの服用時期と、服用するサプリメントの個数が表示され、服用時期と服用するサプリメントの個数が対応して表示されることを特徴とする固形剤小分け装置。
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【請求項2】
前記表示手段が各固形剤払出し装置に対応して一台ずつ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固形剤小分け装置。
【請求項3】
前記表示手段が個々の固形剤払出し装置に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固形剤小分け装置。
【請求項4】
固形剤払出し装置は、サプリメントの形状に応じてサプリメントを円滑に排出できる様に形態を変更させる形態変更手段を有し、
前記形態変更手段は、固形剤情報入力手段に入力された情報に基づいて機能するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固形剤小分け装置。
【請求項5】
前記固形剤払出し装置にはサプリメントが通過する払出し経路があり、前記形態変更手段は前記払出し経路の状態を変更して通過し得るサプリメントの形状を制限可能であり、
固形剤情報入力手段に入力された情報に基づいて払出し経路の状態が変更され、固形剤払出し装置の固形剤収容部に収容されたサプリメントを排出可能な状態とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固形剤小分け装置。
【請求項6】
記憶手段を有し、
前記記憶手段に、服用者を特定する情報と、固形剤情報入力手段に入力された情報に関連付けて前記服用情報入力手段に入力された情報が記憶され、
一連の個別包装動作が実行された後、サプリメントが再度投入口から固形剤収容部に投入され、さらに前記固形剤情報入力手段に前記固形剤収容部に再度投入されたサプリメントを特定する情報が入力された場合、
前記記憶手段に記憶された情報に基づいて一連の個別包装動作が再度実行されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固形剤小分け装置。
【請求項7】
複数の固形剤払出し装置を有し、複数の固形剤払出し装置にサプリメントが投入された場合であって、
異なるサプリメントであるが服用時期が同じであるサプリメントがある場合は、同一の包装内に服用時期が同じである異なるサプリメントが同封されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固形剤小分け装置。
【請求項8】
包装器材に充填されているサプリメントに過不足があり、一つの包装にひとまとめにすべきサプリメントが足りない場合、前記個別包装動作を実行して一回に服用する一又は複数種類のサプリメントが充足された包装が出来上がった段階で、当該個別包装動作が中止されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の固形剤小分け装置。
【請求項9】
不足があることを承知の上で前記個別包装動作を再開することが可能であることを特徴とする請求項8記載の固形剤小分け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形剤を一服用分ずつに小分けする装置に関するものである。本発明は、例えば瓶詰めや袋詰めされて市販されている固形剤の商品を開封し、固形剤を再分配して一服用分ずつに小分けする装置に関するものである。
また本発明は、市販されている固形剤の包装器材を開封し、固形剤を再分配して一服用分ずつに小分けして販売する固形剤販売方法に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
例えば健康増進のために服用するサプリメントがある。サプリメントは、医師の処方が必要でない場合が多く、ドラッグストアやコンビニエンスストアで買い求めることができる。
サプリメントは、飲みやすいように固形に成形されているものが多い。
この様な固形サプリメントは、20個とか50個というような所定の個数のものが、瓶詰めや袋詰めされた包装形態で市販される場合が多い。
【0003】
サプリメントは一般に人体に対する作用が緩やかであり、服用数や服用時期に関する制約は少ない。しかしながら、サプリメントであっても、決められた時刻に決められた量だけ服用することが望ましい。またサプリメントの愛飲者は、一般に健康指向が強く、自分自身で服用時期や服用数を決めている場合が多い。
従来においては、服用者は、ドラッグストア等で所望のサプリメントを買い求め、服用時期が到来すると、商品の瓶や袋を開封して必要量を取り出し、服用していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-13216号公報
特開2005-289463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
固形サプリメントの愛飲者は、複数のサプリメントを併用して服用する傾向にある。
ここで固形サプリメントの服用は、服用時刻の際に外出中である場合も少なくない。そのため服用者は、サプリメントが充填された商品の袋や瓶をバッグ等に入れて持ち歩くこととなる。サプリメントの愛好者の中には商品の包装袋や瓶を常時携行している者もある。
サプリメントの包装は、さほど大きなものではないが、複数個が集まると嵩張る。
そのため需要者の間では、服用し易く、持ち運び易い様に包装を開封してサプリメントを小分けしたいという要望がある。
【0006】
本発明は、個人用として包装袋や瓶等の小容器に充填されて販売された固形剤を再分配して一服用分ずつに小分けする装置を提供することを課題とするものである。また本発明は、新たなビジネスモデルとして、固形剤を小分けして販売する固形剤販売方法を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための態様は、複数個の固形剤を一服用分ずつに小分けする固形剤小分け装置であって、一又は複数の固形剤払出し装置と、固形剤に関する情報を入力する固形剤情報入力手段と、服用情報入力手段と、包装手段を有し、前記固形剤払出し装置は、固形剤が投入される投入口を備え固形剤を収容可能な固形剤収容部と、固形剤収容部から固形剤を所望の数だけ排出させる固形剤取り出し手段を有し、前記固形剤情報入力手段は前記固形剤収容部に投入される固形剤を特定する情報を入力するものであり、前記服用情報入力手段は、固形剤の服用時期と、服用時期ごとの服用数を、固形剤収容部に投入された固形剤に関連付けて入力することが可能であり、前記服用情報入力手段に入力された情報に基づいて、前記固形剤払出し装置から固形剤を一服用分ずつ排出して前記包装手段に送り出し、一回に服用する一又は複数種類の固形剤をひとまとめにして前記包装手段で包装する一連の個別包装動作を実行することを特徴とする固形剤小分け装置である。
【0008】
上記した構成において、印刷手段を有し、一服用分の包装に前記印刷手段によって所定の印刷を行うことが望ましい。
【0009】
上記した各構成において、固形剤払出し装置は、固形剤の形状に応じて固形剤を円滑に排出できる様に形態を変更させる形態変更手段を有することが望ましい。
【0010】
前記形態変更手段は、固形剤情報入力手段に入力された情報に基づいて機能するものであることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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