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公開番号2024149516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024120704,2023208946
出願日2024-07-26,2015-09-14
発明の名称薬剤搬送機構および薬剤取出方法
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20241010BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】異なる種類の複数の薬剤シートを迅速に払い出すことを可能にする等の利点が得られる薬剤払出装置を提供する。
【解決手段】PTPシート100を収容する薬剤収容カセット1が複数個配置されるカセット棚1011と、上記薬剤収容カセット1を上記カセット棚1011から取り出して複数の受渡部3へ搬送する動作および上記受渡部3上の薬剤収容カセット1を上記カセット棚1011へ戻す動作を実行するカセット搬送部2と、上記受渡部3に搬送された上記薬剤収容カセット1から上記PTPシート100を取り出し、この取り出したPTPシート100を薬剤シート出口部1120から出す払出操作部110と、上記払出操作部110の薬剤シート出口部1120から出されるPTPシート100を薬剤トレイTが受け取るように当該薬剤トレイTを移動させるトレイ移動部5(500)と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤シートを収容する薬剤収容カセットが上下左右方向に並んで複数個配置されるカセット棚と、
上記薬剤収容カセットを上記カセット棚から取り出して
引き出し箇所
へ搬送する動作および上記
引き出し箇所
上の薬剤収容カセットを上記カセット棚へ搬送し、当該カセット棚へ戻す動作を実行するカセット搬送部と、
を備えており、
上記
引き出し箇所
は、
人の操作により
引き出し動作および戻し移動可能な
箇所であり
、当該
引き出し箇所
の上記引き出し
動作により、上記薬剤収容カセットが
引き出し方向に移動されることを特徴とする薬剤搬送機構。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
薬剤シートを収容する薬剤収容カセットが複数個配置されるカセット棚から上記薬剤収容カセットを取り出す段階と、
上記薬剤収容カセットの上側を、カセット搬送部に設けられている薬剤覆い部によって覆いつつ、当該薬剤収容カセットを、上記カセット搬送部によって搬送する段階と、
人の操作により引き出し動作および戻し移動可能な引き出し箇所において上記搬送によって
受け取った上記薬剤収容カセットから薬剤シートを取り出す段階と、
上記薬剤シートが取り出された後の上記薬剤収容カセットを、上記
引き出し箇所から離脱
させて、上記カセット搬送部によって上記カセット棚へ戻す段階と、
を有して上記薬剤シートを取り出す一方で、
人が上記引き出し箇所を
引き出す操作を
行い、上記薬剤収容カセット
を引き出し方向に移動させることを特徴とする薬剤取出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、PTP(Press Through Package)シートやブリスター包装シート等の薬剤シートの払い出しを行う薬剤払出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤シートの払い出しを行う薬剤払出装置は、薬剤ごとの薬剤シートが収容される薬剤収容カセットを多数備えており、入力された処方箋データに基づいて選択した薬剤収容カセットから必要枚数の薬剤シートを払い出すようになっている。このような薬剤払出装置としては、特許文献1において開示された薬剤払出装置がある。
【0003】
上記特許文献1の薬剤払出装置は、装置本体と、薬剤が個別に包装される複数の薬剤シートを重ねた状態で収容し、薬剤シートの重なり方向が水平方向となるように、装置本体に取り付けられる薬剤収容カセットと、装置本体に移動可能に設けられ、薬剤収容カセットまで移動して、収容した薬剤シートを払い出すとともに、必要に応じて端数分を切断してから払い出す払出部材と、払出部材によって払い出された薬剤シートを把持して搬送する把持部材とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-41789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の薬剤払出装置は、上記カセット搬送部における移動ユニットが上記払出部材を備えているので、当該移動ユニットが重くなり、上記カセット搬送部における強度、精度およびコスト増等の問題があった。また、上記払出部材を薬剤収容カセットまで移動させて、上記払出部材によって上記薬剤収容カセット内の薬剤シートを払い出す構造であるため、処方箋データで指定された異なる種類の複数の薬剤シートを払い出すのに必要とされるトータルの時間が長くなるという欠点があった。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、カセット搬送部における強度、精度およびコスト増等の問題を解消でき、また、異なる種類の複数の薬剤シートを払い出すのに必要とされるトータルの時間を短縮することが容易である等の利点が得られる薬剤払出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の薬剤払出装置は、薬剤シートを収容する薬剤収容カセットが複数個配置されるカセット棚と、上記薬剤収容カセットを上記カセット棚から取り出して受渡部へ搬送する動作および上記受渡部上の薬剤収容カセットを上記カセット棚へ戻す動作を実行するカセット搬送部と、上記受渡部に搬送された上記薬剤収容カセットから上記薬剤シートを取り出し、この取り出した薬剤シートを出す払出操作部と、上記払出操作部から出される薬剤シートを薬剤トレイが受け取るように当該薬剤トレイを移動させるトレイ移動部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、重量が重くなりがちな上記払出操作部を上記カセット搬送部が備える必要がないので、上記カセット搬送部における強度、精度およびコスト増等の問題を解消できる。また、上記カセット搬送部の軽量化が図れるので、上記薬剤収容カセットの移動速度を高速化でき、異なる種類の複数の薬剤シートを払い出すのに必要とされるトータルの時間を短縮することが容易になる。
【0009】
上記受渡部を複数有してもよい。これによれば、上記カセット搬送部は、最初に取り出した薬剤収容カセットを1つの受渡部に渡した後、直ぐに第2番目の薬剤収容カセットを上記カセット棚へ取り出しに行く動作を開始することができる。そして、最初の薬剤収容カセットに対して、上記払出操作部は、上記カセット搬送部の移動動作と並行して上記薬剤収容カセットから薬剤シートを取り出すことができる。これにより、異なる種類の複数の薬剤シートを払い出すのに必要とされるトータル時間を短縮することが容易になる。
【0010】
1台の払出操作部につき複数の受渡部が設けられており、各受渡部が上記薬剤収容カセットの受渡位置と上記薬剤シートの払出位置との間を移動するか、または上記払出操作部が上記複数の受渡部の間を移動してもよい。これによれば、上記受渡部の数よりも上記払出操作部の台数を少なくしたタイプの薬剤払出装置とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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