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公開番号
2024174075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024167735,2024060175
出願日
2024-09-26,2019-06-12
発明の名称
薬剤仕分装置、及び、薬剤仕分装置の制御方法
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20241206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬剤自体を認識し、自動的に仕分ける。
【解決手段】薬剤仕分装置(1)は、薬剤載置台(133a)に載置された薬剤を撮像した画像から当該薬剤の大きさおよび形状を特定し、特定した当該薬剤の大きさおよび形状に紐付けられた振動の大きさおよび単位時間当たりの振動回数で、薬剤載置台を揺動させる旋回機構(133b)を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の薬剤を収容する第1収容部と、
前記薬剤を種類毎に仕分けられた状態で収容する第2収容部と、
前記第1収容部から取出した薬剤の種類を判別する判別部と、
前記判別部による判別結果に基づき、前記薬剤を種類毎に前記第2収容部へ格納する仕分部と、
前記第2収容部に着脱可能に配置され、かつ、前記仕分部によって仕分けられた薬剤を格納する仕分容器と、
前記仕分部が前記薬剤を仕分ける前の仕分容器に前記薬剤が格納されているか否かを判定する格納判定部と、
前記格納判定部により前記仕分容器に前記薬剤が格納されていると判定された場合、当該仕分容器に前記薬剤が格納されていることを示す格納情報を、当該仕分容器を識別するための容器識別情報に紐付けて記憶する情報記憶制御部と、を備える、薬剤仕分装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記仕分部が前記薬剤を仕分ける前の仕分容器の内部を撮像する容器撮像部と、
前記格納判定部は、前記容器撮像部が撮像した画像に基づき、前記仕分容器に前記薬剤が格納されているか否かを判定する、請求項1に記載の薬剤仕分装置。
【請求項3】
前記格納判定部により前記仕分容器に前記薬剤が格納されていると判定された場合、その旨を報知する報知制御部を備える、請求項1又は2に記載の薬剤仕分装置。
【請求項4】
複数種類の薬剤を収容する第1収容部と、
前記薬剤を種類毎に仕分けられた状態で収容する第2収容部と、を備える薬剤仕分装置の制御方法であって、
前記第2収容部には、仕分られた薬剤を格納する仕分容器が着脱可能に配置され、
前記第1収容部から取出した薬剤の種類を判別する判別ステップと、
前記判別ステップによる判別結果に基づき、前記薬剤を種類毎に前記第2収容部へ格納する仕分ステップと、
前記仕分ステップにより前記薬剤を仕分ける前の仕分容器に前記薬剤が格納されているか否かを判定する格納判定ステップと、
前記格納判定ステップにより前記仕分容器に前記薬剤が格納されていると判定された場合、当該仕分容器に前記薬剤が格納されていることを示す格納情報を、当該仕分容器を識別するための容器識別情報に紐付けて記憶する情報記憶制御ステップと、を含む、薬剤仕分装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤を仕分ける薬剤仕分装置等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、返品された複数種類の薬剤は、薬剤師または医師の手により種類毎に仕分けられていた。返品される薬剤は、様々な患者に処方される、または処方された調剤後の薬剤である。そのため、1患者単位の処方箋情報に基づいて、調剤機器等に予め薬種単位でまとめられた薬種群(薬剤カセット)から、一服用時期単位毎に、(1種または複数種の)薬剤(錠剤)を取りまとめる(分包する)調剤業務に比べて、複数の患者に処方された薬剤がまとめて返品される薬剤の種類は非常に多い。そのため、返品された薬剤を自動的に仕分けて、再利用することの有用性は高い。なお、一服用時期用に調剤される薬剤は、一般に2~3種類程度であり、多くても10種類程度である。
【0003】
なお、仕分け業務にかかる時間、手間、または仕分け間違い(薬剤カセットへの戻し間違い)による誤投与のリスクを避けるため、返品された薬剤を、そのまま廃棄する薬局または病院(正確には院内薬剤部)も存在している。
【0004】
特許文献1には、返品されたアンプルまたはバイアルを自動的に認識して格納する薬剤仕分装置が開示されている。この薬剤仕分装置は、アンプルまたはバイアルの向き及び姿勢と、アンプルまたはバイアルの性状(例:形状、大きさ、種類及び使用期限)とを認識する。そして、認識されたアンプルまたはバイアルの大きさに応じて格納時に個々のアンプルまたはバイアルに設定される格納領域と、個々のアンプルまたはバイアルの識別情報とを関連付けて、アンプルまたはバイアルを個別に配置し、それによって個別のアンプルまたはバイアルを取り出し可能に格納する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/170761号(2015年11月12日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1での返品対象は、アンプルまたはバイアルであり、錠剤またはカプセル等の、容器等に収容されていない薬剤、または包装等が施されていない薬剤自体ではない。そのため、特許文献1では、このような薬剤(例:錠剤またはカプセル)そのものを識別し、自動的に仕分けることについてまでは想定されていない。
【0007】
また、特許文献1では、複数種類の薬剤に関する薬剤データを管理する薬剤データベース(薬剤マスタ)へのデータ登録に関する処理の詳細は開示されていない。
【0008】
本発明の一態様は、薬剤自体を認識し、自動的に仕分けることが可能な薬剤仕分装置を実現することを目的とする。また、本発明の一態様は、薬剤データの登録の有無に依らず、薬剤を仕分けることが可能な薬剤仕分装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る薬剤仕分装置は、複数種類の薬剤を収容する第1収容部と、前記薬剤を種類毎に仕分けられた状態で収容する第2収容部と、前記第1収容部から取出した薬剤の種類を判別する判別部と、前記判別部による判別結果に基づき、前記薬剤を種類毎に前記第2収容部へ格納する仕分部と、前記第2収容部に着脱可能に配置され、かつ、前記仕分部によって仕分けられた薬剤を格納する仕分容器と、前記仕分部が前記薬剤を仕分ける前の仕分容器に前記薬剤が格納されているか否かを判定する格納判定部と、前記格納判定部により前記仕分容器に前記薬剤が格納されていると判定された場合、当該仕分容器に前記薬剤が格納されていることを示す格納情報を、当該仕分容器を識別するための容器識別情報に紐付けて記憶する情報記憶制御部と、を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る薬剤仕分装置の制御方法は、複数種類の薬剤を収容する第1収容部と、前記薬剤を種類毎に仕分けられた状態で収容する第2収容部と、を備える薬剤仕分装置の制御方法であって、前記第2収容部には、仕分られた薬剤を格納する仕分容器が着脱可能に配置され、前記第1収容部から取出した薬剤の種類を判別する判別ステップと、前記判別ステップによる判別結果に基づき、前記薬剤を種類毎に前記第2収容部へ格納する仕分ステップと、前記仕分ステップにより前記薬剤を仕分ける前の仕分容器に前記薬剤が格納されているか否かを判定する格納判定ステップと、前記格納判定ステップにより前記仕分容器に前記薬剤が格納されていると判定された場合、当該仕分容器に前記薬剤が格納されていることを示す格納情報を、当該仕分容器を識別するための容器識別情報に紐付けて記憶する情報記憶制御ステップと、を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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