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公開番号2024150596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024115075,2023179470
出願日2024-07-18,2016-07-21
発明の名称薬剤収容払出装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20241016BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高い自由度を確保して薬剤を格納できる薬剤収容払出装置を提供する。
【解決手段】薬剤収容払出装置は、薬剤データを認識する認識部と、格納部と、格納部への薬剤の格納状況を記憶する格納情報記憶部と、薬剤に関するデータを記録する薬剤関連データテーブルを記憶する記憶部とを備え、薬剤を認識部により認識することで得られる薬剤データおよび格納情報記憶部に記憶される薬剤の格納状況データに基づいて、当該薬剤が格納される格納位置を決定し、薬剤を格納し、格納した薬剤の薬剤データと、格納位置のデータとを関連付けて薬剤関連データテーブルに記録する。個別同種の薬剤に対して、格納部に格納される上限である上限値、格納部に格納される定数である定数値、及び、格納部に格納される下限である下限値のうち少なくとも一が設定され、それら設定された値が薬剤データと関連付けられて薬剤関連データテーブルに記録されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一又は複数の払出装置による、複数種類の薬品の格納に用いられる格納部からの薬品の払出動作を制御するシステムであって、
前記格納部に格納される薬品の在庫数が、前記格納部に格納される前記薬品の上限数として当該薬品の種類ごとに予め設定される設定数を超えると判断した場合に、当該薬品を前記格納部に格納しない第1処理を実行可能な第1手段を備えるシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤収容払出装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
患者に処方された薬剤が、処方変更等の理由により医療機関内の薬剤処方を管理する部署に返却される場合がある(返品薬剤)。特許文献1には、返品薬剤の処理作業の効率化と、この作業におけるヒューマンエラー防止のための、返品薬剤を自動的に認識して格納する返品薬剤収容装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-215343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、返品薬剤は、種類、形状、大きさ、使用期限等の性状が種々異なる。しかし、特許文献1に開示されたものを含め、従来の返品薬剤収容装置では、性状が種々異なる返品薬剤をその後の払出作業の効率等の要因を考慮した高い自由度を確保して格納することについて、特段の考慮が払われていない。より具体的には、性状が種々異なる返品薬剤を、例えば処方情報に応じた自由な払い出しが可能となるように、高い自由度を確保して格納することについて、特段の考慮が払われていない。
【0005】
また、返品薬剤収容装置は、製薬メーカから納入されて収納箱から取り出された新しい薬剤を収容することも可能である。つまり、返品薬剤収容装置は、新しい薬剤や返品薬剤を含む一般的な薬剤についての薬剤収容装置として動作することができる。しかしながら、この場合でも、性状が種々異なる薬剤を、処方情報に応じた自由な払い出しが可能となるように、高い自由度を確保して格納することについて、特段の考慮が払われていないことになる。
【0006】
本発明は、薬剤収容払出装置において、種類、形状、大きさ、使用期限等の性状が種々異なり、かつ非整列状態で供給された薬剤を、自動的に認識して高い自由度を確保して格納することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施の形態1に係る薬剤収容払出装置は、
薬剤の、少なくとも、識別情報若しくは特定情報である第1の情報と属性データである第2の情報を含む薬剤データを認識する認識部と、
薬剤を格納する格納部と、
前記格納部への薬剤の格納状況データを記憶する格納情報記憶部と、
各薬剤についての、前記認識部により認識される薬剤データ、及び第1の情報を含む、薬剤データを記録する薬品マスタを記憶する記憶部を備え、
前記格納部における格納可能領域が特定された薬剤の薬剤データと、格納可能領域の格納位置のデータとを関連付けて、前記格納情報記憶部に記憶される薬剤の格納状況データを更新し、
前記薬剤を格納する薬剤収容払出装置において、
前記薬品マスタ内の任意の薬剤に対して、前記格納部に格納される上限数である上限値、前記格納部に格納される定数である定数値、及び、前記格納部に格納される下限数である下限値のうち、少なくとも一つが設定可能であり、
それら設定された値が、少なくとも前記薬品マスタ内の薬剤データと関連づけられて記録されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の薬剤収容払出装置によれば、薬剤の向き及び姿勢と、形状、大きさ、種類、使用期限のような性状とを自動的に認識し、処方情報に応じた自由な払い出しが可能であるような、高い自由度を確保して薬剤を格納できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態1に係る収容薬管理システムの概略構成図である。
収容薬払出装置、及び収容薬払出装置を含む払出ラインシステムの、第1の構成図である。
収容薬払出装置、及び収容薬払出装置を含む払出ラインシステムの、第2の構成図である。
従来のカセット払出機の斜視図である。
従来のカセット払出機の部分拡大斜視図である。
図6(1)は、本発明の実施の形態1に係る収容薬管理システムにおける薬剤収容制御装置が格納する、薬品マスタのレイアウトの一部を示す図である。図6(2)は、本発明の実施の形態1に係る収容薬管理システムにおける薬剤収容制御装置が格納する、在庫リストのレイアウトの一部を示す図である。
本発明の実施の形態1に係る収容薬管理システムにおける指示端末に接続するローカルデータベースのレイアウトを示す図である。
図8(1)は、収容の上限が設定されない薬品の収容状況の概念図である。図8(2)は、収容の上限が設定された薬品の収容状況の概念図である。
図9(1)は、収容の上限、定数、及び下限が設定された薬品の収容状況の概念図である。図9(2)は、収容の定数、及び下限が設定された薬品の収容状況の概念図である。図9(3)は、収容の定数が設定された薬品の収容状況の概念図である。
収容薬払出装置の格納部における、薬品の収容状況の仮想概念図である。
カセット設定の画面例である。
カセット設定の画面例である。
収容薬払出装置が薬品を収容する際、収容薬管理システムが実在庫数及び有効在庫数を更新する処理の流れを示すフローチャートである。
薬品の在庫リストの画面表示例である。
メイン画面例である。
カセット照会の画面例である。
カセット照会の画面例である。
カセット照会の画面例である。
在庫照会の画面例である。
図20(1)は、従来の収容薬管理システムにおける払出処理のフロー図である。図20(2)は、本発明の実施の形態1に係る収容薬管理システムにおける払出処理のフロー図である。
図21(1)は、仮締処理のフローチャートである。図21(2)は、締処理のフローチャートである。
図22(1)は、本発明の実施の形態1に係る収容薬払出装置の格納部における、全体の在庫状況を示す画面表示例である。図22(2)は、従来の収容薬払出装置の格納部における、全体の在庫状況を示す画面表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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