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公開番号2024062567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170481
出願日2022-10-25
発明の名称介護浴槽
出願人個人
代理人個人
主分類A61H 33/00 20060101AFI20240501BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】電気などの動力を必要とせず、移動と設置が容易で、介護者および被介護者の負担を軽減可能な介護浴槽を提供する。
【解決手段】介護浴槽は、移動可能な入浴用車椅子部と、前記入浴用車椅子部を収納可能な浴槽部と、前記浴槽部を手動で傾けることが可能な傾動部と、前記浴槽部を前記傾動部とで搖動可能に支持する移動可能な架台部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動可能な入浴用車椅子部と、前記入浴用車椅子部を収納可能な浴槽部と、前記浴槽部を手動で傾けることが可能な傾動部と、前記浴槽部を前記傾動部とで搖動可能に支持する移動可能な架台部と、を備えたことを特徴とする介護浴槽。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記浴槽部内側の入浴時の被介護者の背面相当の位置に配置され、介護者が入浴時の当該被介護者の背面を確認することを可能とする鏡面部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の介護浴槽。
【請求項3】
前記鏡面部は、前記浴槽部内側の全面に配置され、介護者が被介護者の入浴時に、被介護者の全身を確認することを可能とする請求項2に記載の介護浴槽。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽に関する。更に詳細には、本発明は、例えば、家庭や介護施設などでの被介護者の入浴に際し、介護者の支援を行うために用いられる介護浴槽に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被介護者が入浴時に自身で浴槽の縁を跨ぐことが困難な場合、被介護者は、例えば、特許文献1のように被介護者を浴槽に移送するリフトなどによる入浴支援によって入浴を行っている。また、介護施設では被介護者用の介護用浴槽が設置されている場合もある。特許文献1に開示された移動用リフト装置は、架台に取付けられたアーム等に吊り下げ部を設け、椅座位あるいは仰臥位の被介護者を吊り上げて浴槽内外に移動させる事ができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-108880
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された移動用リフト装置では、被介護者を空中に浮かせることにより肉体的あるいは精神的に負担をかける。また、特許文献1に開示された移動用リフト装置では、装置自体が大掛かりであり、稼働に電気などの動力を必要とするため設置工事が必要など家庭や介護施設などでの入浴において汎用性に欠ける。
【0005】
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、電気などの動力を必要とせず、移動と設置が容易で介護者および被介護者の負担を軽減可能な介護浴槽を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明に係る介護浴槽の構成は、
(1)移動可能な入浴用車椅子部と、前記入浴用車椅子部を収納可能な浴槽部と、前記浴槽部を手動で傾けることが可能な傾動部と、前記浴槽部を搖動可能に支持する支持手段と、前記浴槽部を前記指示手段と前記傾動部とで支持する移動可能な架台部と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明の介護浴槽の上記(1)の構成は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、上記(1)の構成によれば、
介護者が移動可能な入浴用車椅子部に被介護者を座らせ、前記入浴用車椅子部を収納可能な基準位置の浴槽部に前記入浴用車椅子部ごと被介護者を移動させ、前記浴槽部を搖動可能に支持する支持手段を支点として、前記傾動部を手動で操作することにより、前記入浴用車椅子部ごと被介護者を搖動させ略水平状態の入浴位置にし、前記浴槽部に給湯することで入浴させることができる。さらに、例えば、入浴時の洗体後など浴槽内の湯を張り替える際は、前記浴槽部に接続された排水部材から排水し、再度浴槽部に給湯することで湯を入れ替えることも可能である。入浴や洗体後は前記排水部材から排水し前記介護者が前記傾動部を手動で操作することにより、前記被介護者を搖動させ入浴を完了させる。また、入浴前後は浴槽部を支持する移動可能な架台部で移動させることにより、浴場内あるいは浴場外に移動させることも可能である。
従って、上記(1)の構成によれば、電気などの動力を必要とせず、移動と設置が容易で、介護者および被介護者の負担を軽減可能な介護浴槽を提供することができる。
【0008】
本発明の介護浴槽の上記(1)の構成においては、以下の(2)、(3)のような構成にすることが好ましい。
【0009】
(2)上記(1)の構成において、前記浴槽部内側の入浴時の被介護者の背面相当の位置に配置され、介護者が入浴時の当該被介護者の背面を確認することを可能とする鏡面部を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記(2)の好ましい構成によれば、前記鏡面部が前記浴槽部内側の被介護者の背面相当の位置に配置された場合、前記介護者は、例えば、当該被介護者を洗体する際に、入浴の効果により、前記被介護者の表皮の汚れが除去され、血行が良くなり、入浴前には観察が難しかった背面の傷や湿疹等の異常を容易に観察することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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