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公開番号
2024147739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2024115074,2021114552
出願日
2024-07-18,2021-07-09
発明の名称
薬品払出システム、薬品払出プログラム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20241008BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】特定の薬品が払い出される場合のユーザーの確認作業を支援することが可能な薬品払出システム及び薬品払出プログラムを提供すること。
【解決手段】薬品払出システム(100)では、薬品払出データに基づいて一又は複数の薬品収容部(21、22)から一又は複数の種類の薬品を払い出す薬品払出動作における払出対象の薬品が予め設定された確認対象薬品であるか否かを判定し、前記払出対象の薬品が前記確認対象薬品であると判定された場合に当該確認対象薬品の識別情報を表示し、前記確認対象薬品について特定の確認条件が充足するまで前記薬品払出動作の実行を制限する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
薬品払出データに基づいて一又は複数の薬品収容部から一又は複数の種類の薬品を払い出す薬品払出動作における払出対象の薬品が予め設定された確認対象薬品であるか否かを判定する判定処理部と、
前記払出対象の薬品が前記確認対象薬品であると判定された場合に当該確認対象薬品の識別情報を表示する表示処理部と、
前記確認対象薬品について特定の確認条件が充足するまで前記薬品払出動作の実行を制限する制限処理部と、
を備える、薬品払出システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬品収容部から薬品を払い出す薬品払出システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
予め薬品が収容されている薬品収容部から、処方データのような薬品払出データに基づいて薬品を払い出すことが可能な薬品払出システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5812228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、薬品払出システムが利用される施設では、払出頻度の高い薬品については薬品の補充作業の頻度を下げるため、一度の補充作業で多くの薬品が薬品収容部に補充されることがある。一方、例えば湿気に弱い薬品又は払出頻度の低い薬品のような特定の薬品については、薬品払出システムで払い出す必要が生じた場合に、その都度、薬品収容部にその薬品を補充するという運用が採用されることがある。この場合、前記特定の薬品については、予め薬品収容部に薬品が収容されていない、又は予め薬品収容部に収容されている薬品が少ないため、前記薬品払出動作の開始後に薬品が不足して当該薬品払出動作が中断する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、特定の薬品が払い出される場合のユーザーの確認作業を支援することが可能な薬品払出システム及び薬品払出プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る薬品払出システムは、薬品払出データに基づいて一又は複数の薬品収容部から一又は複数の種類の薬品を払い出す薬品払出動作における払出対象の薬品が予め設定された確認対象薬品であるか否かを判定する判定処理部と、前記払出対象の薬品が前記確認対象薬品であると判定された場合に当該確認対象薬品の識別情報を表示する表示処理部と、前記確認対象薬品について特定の確認条件が充足するまで前記薬品払出動作の実行を制限する制限処理部と、を備える。
【0007】
本発明に係る薬品払出プログラムは、薬品払出データに基づいて一又は複数の薬品収容部から一又は複数の種類の薬品を払い出す薬品払出動作における払出対象の薬品が予め設定された確認対象薬品であるか否かを判定する判定ステップと、前記払出対象の薬品が前記確認対象薬品であると判定された場合に当該確認対象薬品の識別情報を表示する表示ステップと、前記確認対象薬品について特定の確認条件が充足するまで前記薬品払出動作の実行を制限する制限ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるための薬品払出プログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定の薬品が払い出される場合のユーザーの確認作業を支援することが可能な薬品払出システム及び薬品払出プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの外観図である。
図2は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムのシステム構成を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの固定薬品収容部の構成を説明するための斜視図である。
図4は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの可変薬品収容部の構成を説明するための斜視図である。
図5は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの可変薬品収容部の構成を説明するための斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの可変薬品収容部の構成を説明するための斜視図である。
図7は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムの可変薬品収容部の装着部の構成を説明するための斜視図である。
図8は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムにおける薬品の分包結果の一例を示す図である。
図9は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで使用される薬品マスターの一例を示す図である。
図10は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで使用される割当情報の一例を示す図である。
図11は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで使用される割当情報の他の例を示す図である。
図12は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで実行される薬品払出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図17は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで表示される表示画面の一例を示す図である。
図13は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで表示される表示画面の一例を示す図である。
図14は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで表示される表示画面の一例を示す図である。
図15は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで表示される表示画面の一例を示す図である。
図16は、本発明の実施形態に係る薬品払出システムで表示される表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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