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公開番号
2024147895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060612
出願日
2023-04-04
発明の名称
回転ノズル
出願人
スプレーイングシステムスジャパン合同会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
3/06 20060101AFI20241009BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】設計の自由度の高い回転ノズルを提供する。
【解決手段】
一態様に係る回転ノズルは、内部空間を有する筐体本体と、筐体本体内で軸線周りに回転可能な回転体であり、筐体本体と回転体の間に空隙を画成する、該回転体と、を備え、回転体は、流体の噴射孔を有する本体部と、本体部に連結され、空隙内に配置された羽根部とを有し、筐体本体は、流体を噴射孔に供給する第1供給孔と、第1供給孔に非接続であり、回転体を回転させるために空隙に流体を供給する第2供給孔と、空隙から流体を排出する排出孔とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
内部空間を有する筐体本体と、
前記筐体本体内で軸線周りに回転可能な回転体であり、前記筐体本体と前記回転体の間に空隙を画成する、該回転体と、
を備え、
前記回転体は、流体の噴射孔を有する本体部と、前記本体部に連結され、前記空隙内に配置された羽根部とを有し、
前記筐体本体は、前記流体を前記噴射孔に供給する第1供給孔と、前記第1供給孔に非接続であり、前記回転体を回転させるために前記空隙に前記流体を供給する第2供給孔と、前記空隙から前記流体を排出する排出孔とを有する、
回転ノズル。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記回転体は、前記本体部の外周面から径方向の外側に突出するフランジ部を更に備え、
前記空隙は、前記筐体本体の内面と前記フランジ部との間に画成される、請求項1に記載の回転ノズル。
【請求項3】
前記第2供給孔を流れる前記流体の流量を調整する流量調整部を更に備える、請求項1又は2に記載の回転ノズル。
【請求項4】
前記筐体本体は、前記排出孔を含む複数の排出孔を有し、
前記流量調整部は、前記複数の排出孔のうち1つの排出孔を閉鎖する閉鎖部材を含む、請求項3に記載の回転ノズル。
【請求項5】
前記流量調整部は、前記第2供給孔又は前記排出孔の開度を調整するバルブを含む、請求項3に記載の回転ノズル。
【請求項6】
前記第2供給孔の少なくとも一部は、前記軸線に対して傾斜した方向に延在する、請求項1又は2に記載の回転ノズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回転ノズルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
中間製品又は最終製品である対象物に流体を噴射し、当該対象物の表面に付着した洗浄液、加工油又は粉塵等を吹き飛ばして当該対象物を清掃する回転ノズルが広く利用されている。
【0003】
例えば特許文献1には、対象物に空気を噴射するエアノズルが記載されている。特許文献1に記載のエアノズルは、固定ベース部と、固定ベース部に対して回転自在な円筒形状の回転ベース部と、複数の噴射孔を含み、回転ベース部と共に回転する噴射管部とを備えている。このエアノズルは、複数の噴射孔から空気を噴射して、回転ベース部を回転させながら対象物の水切りを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6616035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のエアノズルでは、複数の噴射孔から噴射される空気の反力を推進力として回転ベース部が回転するので、回転ベース部の回転方向及び回転速度は、複数の噴射孔からの空気の噴射角及び噴射流量に依存する。例えば、空気の噴射角を小さくすると回転ベース部の回転速度は低下し、空気の噴射角を大きくすると回転ベース部の回転速度は増加する。また、複数の噴射孔からの空気の噴射流量が大きくすると回転ベース部の回転速度は増加し、複数の噴射孔からの空気の噴射流量が小さくすると回転ベース部の回転速度は低下する。上記のように、上記エアノズルでは、回転ベース部の回転方向、回転速度、空気の噴射角及び噴射流量等の噴射条件が相互に依存しており、これらの噴射条件を独立して設計することは困難である。したがって、この種の回転ノズルには、設計上の制約が存在する。
【0006】
そこで本開示は、設計の自由度の高い回転ノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る回転ノズルは、内部空間を有する筐体本体と、筐体本体内で軸線周りに回転可能な回転体であり、筐体本体と回転体の間に空隙を画成する、該回転体と、を備え、回転体は、流体の噴射孔を有する本体部と、本体部に連結され、空隙内に配置された羽根部とを有し、筐体本体は、流体を噴射孔に供給する第1供給孔と、第1供給孔に非接続であり、回転体を回転させるために空隙に流体を供給する第2供給孔と、空隙から流体を排出する排出孔とを有する。
【0008】
本態様に係る回転ノズルでは、第1供給孔から噴射孔に供給された流体は、噴射孔を通って対象物へ向けて噴射される。一方、第2供給孔に供給された流体は、空隙に導入され、羽根部に当たって回転体を軸線周りに回転させる。回転体を回転させた空隙内の流体は、排出孔を通って外部に排出される。上記のように、本態様の回転ノズルでは、対象物へ噴射される流体と回転体を回転させる流体とが独立した流路を流れるので、流体の噴射方向及び噴射流量を回転体の回転方向及び回転速度とは独立して設計することができる。したがって、回転ノズルの設計の自由度を向上させることができる。
【0009】
一態様では、回転体は、本体部の外周面から径方向の外側に突出するフランジ部を更に備え、空隙は、筐体本体の内面とフランジ部との間に画成されてもよい。
【0010】
一態様では、第2供給孔を流れる流体の流量を調整する流量調整部を更に備えてもよい。第2供給孔を流れる流体の流量を調整することにより、回転体の回転速度を独立して調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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