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公開番号
2024146273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059070
出願日
2023-03-31
発明の名称
アンテナカバーシステム
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人ライトハウス国際特許事務所
主分類
H01Q
3/16 20060101AFI20241004BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】
通信ノイズを低減するためのシステムを提供する。
【解決手段】
無線装置を備えるシステムであって、無線装置が、他の無線装置と通信する通信部を備え、無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部を備えており、被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、被覆部の一部が開口している、システム。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
無線装置を備えるシステムであって、
無線装置が、
他の無線装置と通信する通信部
を備え、
無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部を備えており、
被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、
被覆部の一部が開口している、
システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
被覆部が開口する方向を変更する開口方向変更部
を備える、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
他の無線装置の方向及び/又は位置を特定する特定部
を備え、
開口方向変更部が、特定部により特定された方向及び/又は位置に向かって被覆部が開口するように、被覆部が開口する方向を変更する、
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
開口方向変更部が、無線装置及び/又は被覆部を回転させることで、被覆部が開口する方向を変更する、
請求項2又は3に記載のシステム。
【請求項5】
被覆部の内側は、通信部により送受信される電波を吸収する機能を有しており、
被覆部の外側は、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有している、
請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
無線装置間で情報又は信号の送受信を行うことにより算定される無線装置間の内部時計の時刻のずれを基に、無線装置間の内部時計の時刻のずれを補正する制御部
を備える、
請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項7】
無線装置間で情報又は信号の送受信を行うことにより算定される無線装置間の内部時計の位相のずれを基に、無線装置間の内部時計の位相のずれを補正する制御部
を備える、
請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項8】
無線装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
無線装置が、
他の無線装置と通信する通信部
を備え、
システムが、
無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部
を備え、
被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、
被覆部の一部が他の無線装置の方向に向かって開口した状態で、無線装置が、他の無線装置と通信するステップ
を有する、
方法。
【請求項9】
他の無線装置と通信する通信部と、
無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部と
を備え、
被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、
被覆部の一部が開口している、
無線装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、方法、及び無線装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信において使用される電波は、アンテナを介して送受信される。また、一般的には、アンテナから送信される電波は、該アンテナを中心に全方向へ送信される。さらに、電波は、建物などの障害物に当たることで反射する。そのため、電波を受信するアンテナの周囲に障害物がある場合には、反射せずにアンテナに受信される電波と、反射した後にアンテナに受信される電波とが混在することとなる。反射した後にアンテナに受信される電波は、通信ノイズとして扱われることもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、通信ノイズを低減するためのシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によれば、上記目的は、
[1]無線装置を備えるシステムであって、無線装置が、他の無線装置と通信する通信部を備え、無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部を備えており、被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、被覆部の一部が開口している、システム;
[2]被覆部が開口する方向を変更する開口方向変更部を備える、[1]に記載のシステム;
[3]他の無線装置の方向及び/又は位置を特定する特定部を備え、開口方向変更部が、特定部により特定された方向及び/又は位置に向かって被覆部が開口するように、被覆部が開口する方向を変更する、[2]に記載のシステム;
[4]開口方向変更部が、無線装置及び/又は被覆部を回転させることで、被覆部が開口する方向を変更する、[2]又は[3]に記載のシステム;
[5]被覆部の内側は、通信部により送受信される電波を吸収する機能を有しており、被覆部の外側は、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有している、[1]~[4]のいずれかに記載のシステム;
[6]無線装置間で情報又は信号の送受信を行うことにより算定される無線装置間の内部時計の時刻のずれを基に、無線装置間の内部時計の時刻のずれを補正する制御部を備える、[1]~[5]のいずれかに記載のシステム;
[7]無線装置間で情報又は信号の送受信を行うことにより算定される無線装置間の内部時計の位相のずれを基に、無線装置間の内部時計の位相のずれを補正する制御部を備える、[1]~[6]のいずれかに記載のシステム;
[8]無線装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、無線装置が、他の無線装置と通信する通信部を備え、システムが、無線装置及び/又は通信部を被覆する被覆部を備え、被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、被覆部の一部が他の無線装置の方向に向かって開口した状態で、無線装置が、他の無線装置と通信するステップを有する、方法;
[9]他の無線装置と通信する通信部と、無線装置又は通信部を被覆する被覆部とを備え、被覆部が、通信部により送受信される電波を吸収する機能及び/又は反射する機能を有しており、被覆部の一部が開口している、無線装置;
により達成することができる。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、通信ノイズを低減するためのシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施の形態にかかる、システムの例を示す図である。
本発明の実施の形態にかかる、無線装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかる、システムの使用例を示す図である。
本発明の実施の形態にかかる、信号送信処理のフローチャートを示す図である。
本発明の実施の形態にかかる、同期処理のフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同であり、また、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で、フローチャートを構成する各処理の一部を省略することや、フローチャートを構成する各処理に新たな処理を追加することも可能である。
【0008】
図1は、本発明の実施の形態にかかる、システムの例を示す図である。図1(A)~(C)に示すように、システム10は、無線装置1を備える。また、無線装置1は、他の無線装置と通信する通信部2を備えている。無線装置1と他の無線装置とは、無線通信により、直接的に、相互に接続することが可能であってよい。また、無線装置1は、他のコンピュータ装置と、通信ネットワークを介して、互いに通信可能に接続されていてもよい。
【0009】
システム10が備える無線装置1の数は特に限定されず、適宜設計可能である。システム10は、少なくとも1の無線装置1を備えていればよい。システム10が複数の無線装置1を備える場合には、システム10が備える無線装置1同士が、無線通信により、直接的に、相互に接続することが可能であってよい。また、システム10が備える無線装置1の中のいずれか1以上が、他のコンピュータ装置と、通信ネットワークを介して、互いに通信可能に接続されていてもよい。
【0010】
また、図示するように、システム10は、無線装置1及び/又は通信部2を被覆する被覆部3を備える。被覆部3は、通信部2により送受信される電波を、吸収する機能、及び/又は、反射する機能を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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