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公開番号
2024154841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068988
出願日
2023-04-20
発明の名称
発電所内植物管理システムおよび発電所内植物管理プログラム
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約
【課題】発電所内の植物を適正に管理できるようにする。
【解決手段】発電所内の植物の生息場所ごとに、植物の種類および生息年数と該生息場所における風害および塩害の少なくとも一方の程度を含む環境事情を含む生息情報を記憶する生息情報データベース341と、植物の種類ごとに、成長速度、耐乾燥性および害虫に関する情報を含む植物情報を記憶する植物情報データベース342と、植物に対する伐採、潅水および害虫駆除を含む行為を管理行為とし、生息情報と植物情報とに基づいて、将来実施すべき管理行為の内容と実施時期と実施する生息場所を含む管理計画を策定する管理計画タスク36と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発電所内の植物の生息場所ごとに、前記植物の種類および生息年数と該生息場所における風害および塩害の少なくとも一方の程度を含む環境事情を含む生息情報を記憶する生息情報記憶手段と、
前記植物の種類ごとに、成長速度、耐乾燥性および害虫に関する情報を含む植物情報を記憶する植物情報記憶手段と、
前記植物に対する伐採、潅水および害虫駆除を含む行為を管理行為とし、前記生息情報と前記植物情報とに基づいて、将来実施すべき管理行為の内容と実施時期と実施する生息場所を含む管理計画を策定する管理計画手段と、
を備えることを特徴とする発電所内植物管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
過去に実施した管理行為の内容と実施時期と実施した生息場所を含む管理履歴を記憶する管理履歴記憶手段を備え、
前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記管理履歴とに基づいて、前記管理計画を策定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項3】
前記発電所における気象情報を取得する気象情報取得手段を備え、
前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記気象情報とに基づいて、前記管理計画を策定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項4】
前記植物の現状を取得する現状取得手段を備え、
前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記植物の現状とに基づいて、前記管理計画を策定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項5】
前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報が入力されると、前記管理計画が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された管理計画用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項6】
前記環境事情に、前記生息場所における車両の通行状況を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項7】
前記環境事情に、前記生息場所の土壌の状態を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項8】
前記環境事情に、前記生息場所の周辺に見学コースがあるか否かを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の発電所内植物管理システム。
【請求項9】
コンピュータを、
発電所内の植物の生息場所ごとに、前記植物の種類および生息年数と該生息場所における風害および塩害の少なくとも一方の程度を含む環境事情を含む生息情報を記憶する生息情報記憶手段と、
前記植物の種類ごとに、成長速度、耐乾燥性および害虫に関する情報を含む植物情報を記憶する植物情報記憶手段と、
前記植物に対する伐採、潅水および害虫駆除を含む行為を管理行為とし、前記生息情報と前記植物情報とに基づいて、将来実施すべき管理行為の内容と実施時期と実施する生息場所を含む管理計画を策定する管理計画手段、
として機能させることを特徴とする発電所内植物管理プログラム。
【請求項10】
コンピュータを、
過去に実施した管理行為の内容と実施時期と実施した生息場所を含む管理履歴を記憶する管理履歴記憶手段として機能させ、
前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記管理履歴とに基づいて、前記管理計画を策定する、
ことを特徴とする請求項9に記載の発電所内植物管理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電所内の植物を管理するための発電所内植物管理システムおよび発電所内植物管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
火力発電所や原子力発電所などの発電所の構内には、広大な緑地を有し、従来から多様な種類の植物を管理している。この際、植物の種類によって乾燥への適応力や発生する害虫の種類などが異なるため、植物の種類に応じた管理が必要となる。例えば、潅水が必要な植物に対しては、植物の状態を確認しながら、担当者の知識や経験に基づいて潅水のタイミングを判断していた。さらに、樹木の伐採についても、担当者の経験に基づいて伐採時期を年単位で計画していた。
【0003】
一方、森林における樹木の成長と伐採のタイミングを考慮して作業道・路網の計画を策定する、というシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムでは、樹木の成長率(樹齢や本数密度、太さなどをパラメータとする予測式による値)の時間軸を加味して、樹種や樹齢などの林況、気象条件、地況などのデータ・情報に基づいて、所定のタイミングで伐採した場合の採算性を判断するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-197085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、火力発電所や原子力発電所などは、一般に海に近く、しかも、埋め立て地に建設されている場合が多く、植物が風害や塩害を受けやすかったり、樹木の成長が森林とは異なったりする、などの特有の事情を有する。従って、特許文献1のシステムのように、単に樹木の種類や樹齢などに基づいて伐採時期などを判断するだけでは、適正なタイミングで伐採などを行うことができない。
【0006】
そこで本発明は、発電所内の植物を適正に管理することを可能にする発電所内植物管理システムおよび発電所内植物管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、発電所内の植物の生息場所ごとに、前記植物の種類および生息年数と該生息場所における風害および塩害の少なくとも一方の程度を含む環境事情を含む生息情報を記憶する生息情報記憶手段と、前記植物の種類ごとに、成長速度、耐乾燥性および害虫に関する情報を含む植物情報を記憶する植物情報記憶手段と、前記植物に対する伐採、潅水および害虫駆除を含む行為を管理行為とし、前記生息情報と前記植物情報とに基づいて、将来実施すべき管理行為の内容と実施時期と実施する生息場所を含む管理計画を策定する管理計画手段と、を備えることを特徴とする発電所内植物管理システムである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の発電所内植物管理システムにおいて、過去に実施した管理行為の内容と実施時期と実施した生息場所を含む管理履歴を記憶する管理履歴記憶手段を備え、前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記管理履歴とに基づいて、前記管理計画を策定する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1に記載の発電所内植物管理システムにおいて、前記発電所における気象情報を取得する気象情報取得手段を備え、前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記気象情報とに基づいて、前記管理計画を策定する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1に記載の発電所内植物管理システムにおいて、前記植物の現状を取得する現状取得手段を備え、前記管理計画手段は、前記生息情報と前記植物情報と前記植物の現状とに基づいて、前記管理計画を策定する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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