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公開番号2024150295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063647
出願日2023-04-10
発明の名称ターゲット装置及びスクリューオーガ
出願人中国電力株式会社
代理人個人
主分類G01C 15/06 20060101AFI20241016BHJP(測定;試験)
要約【課題】掘削ビットの推進方向を調整する際に、掘削ビットの推進方向が当初目的とした方向と一致しているか否かの確認を容易に行えるターゲット装置を提供する。
【解決手段】スクリューオーガの先端に設けられる掘削ビット内に格納されるターゲット装置であって、掘削ビットの推進方向と一致する中心軸8と直交する平面2aを有する支持体2と、この支持体2の平面2a上において中心軸8と交わる位置に設けられる円形のターゲット3と、平面2aにおいてスクリューオーガの基部側に配され、平面2aと離隔しつつこの平面2aと平行に配され、上記ターゲット3を透視可能な透光板4と、上記支持体2及び上記透光板4を保持する保持構造5、6a、6bを備え、透光板4は、中心軸8と交わる位置に原点が配される格子状の目盛り線4aと、その原点に中心が配されるとともに、ターゲット3を覗き見るための円形の貫通孔4bを備えるターゲット装置1による。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スクリューオーガの先端に設けられる掘削ビット内に格納されるターゲット装置であって、
前記掘削ビットの推進方向と一致する中心軸と直交する平面を有する支持体と、
前記支持体の前記平面上において前記中心軸と交わる位置に設けられる円形のターゲットと、
前記平面において前記スクリューオーガの基部側に配され、前記平面と離隔しつつ前記平面と平行に配され、前記ターゲットを透視可能な透光板と、
前記支持体及び前記透光板を保持する保持構造を備え、
前記透光板は、
前記中心軸と交わる位置に原点が配される格子状の目盛り線と、
前記原点に中心が配されるとともに、前記ターゲットを覗き見るための円形の貫通孔を備えることを特徴とするターゲット装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記保持構造は、前記支持体及び前記透光板を保持する枠部材であることを特徴とする請求項1に記載のターゲット装置。
【請求項3】
前記保持構造は、
前記支持体を保持する枠部材と、
前記支持体に立設されて前記透光板を保持する支持軸を備えていることを特徴とする請求項1に記載のターゲット装置。
【請求項4】
前記支持軸は、前記透光板の前記原点寄りに立設されることを特徴とする請求項3に記載のターゲット装置。
【請求項5】
前記貫通孔の周縁は、縁取り線を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のターゲット装置。
【請求項6】
先端部をなし土中を掘削しながら推進する掘削ビットと、
前記掘削ビット内に格納される請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のターゲット装置を備えることを特徴とするスクリューオーガ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドレーン横坑を掘削する際に用いられるスクリューオーガの掘削ビット内に格納されるターゲット装置及びこのターゲット装置を備えるスクリューオーガに関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【0002】
まず、図5乃至図10を参照しながら従来技術に係るターゲット装置を備えた掘削機、並びにこの掘削機を用いてドレーン横坑を掘削する際の手順について説明する。
図5は従来技術に係るターゲット装置を備えた掘削機の概要を示すイメージ図である。
近年、地中に直径が300~600mmである大口径の集排水管を設置する際の工法としてST集排水工法が知られている。このST集排水工法は、従来公知の地すべり抑制工(地下水排除工)に関するものである。より詳細には、地すべりの誘因となる地下水が集中して多量に賦存する箇所等において、効率的に多量の地下水を排除するとともに、地すべり活動の抑制を図る大口径の集・排水工法(横穴)である。
そして、上述のようなST集排水工法によりドレーン横坑を掘削する場合は、例えば図5に用いるような推進機20が用いられる。
より具体的には、この推進機20は、集水井内又は傾斜面に隣接する地上にH鋼等を用いてなる架台34上に設置され、スクリューオーガ23をその中心軸を基軸に回転させながら地中を掘削・推進させる例えばモータ等からなる回転部25と、この回転部25の回転力をスクリューオーガ23に伝達するためのオイルシリンダ26(スピンドル用)と、回転部25と一体に設けられスクリューオーガ23を内包して設けられる鋼管21(集排水管)を、スクリューオーガ23の推進に併せて地中に圧入するオイルシリンダ27(推進用)を備えている。さらに、鋼管21(集排水管)の先端(推進側)は先端シュー22を備えている。
そして、上述のような推進機20を用いる場合は、この推進機20と鋼管21の入り口である口元管29の間にパワーレンチ28を備えている。
さらに、図5に示すように、スクリューオーガ23はその先端に、従来技術に係るターゲット装置30を格納した掘削ビット24を備えている。
【0003】
ここで、図6及び図7を参照しながらスクリューオーガ23の先端に設けられる掘削ビット24及び従来技術に係るターゲット装置30のより詳細な構造について説明する。
図6はスクリューオーガの先端に設けられる掘削ビットのイメージ図である。また、図7(a)は従来技術に係るターゲット装置の斜視図であり、(b)は同ターゲット装置のA-A線断面図である。なお、図5に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図6に示すように、スクリューオーガ23の先端に設けられる掘削ビット24は、その内部でかつスクリューオーガ23の推進方向と一致する中心軸8上に、従来技術に係るターゲット装置30を備えている。
また、このターゲット装置30は、図7(a)及び(b)に示すように、スクリューオーガ23の推進方向である中心軸8上に配されるターゲット3と、このターゲット3を支持する支持体2と、この支持体2を保持するための枠部材5と、支持体2を照らす光源7を備えている。
なお、従来技術に係るターゲット装置30において枠部材5は、例えば底を有する円筒体である枠本体5aと、この枠部材5の周側面の例えば四方に固設される4本の支持アーム5bからなり、この4本の支持アーム5bの内側に支持体2が固設されている。
【0004】
次に、図8及び図9を参照しながら、図5に示す推進機20を用いてドレーン横坑を掘削する際の手順について説明する。
図8(a)~(c)及び図9(a)~(c)はいずれも、従来技術に係るターゲット装置を備えた掘削機を用いてドレーン横坑を掘削する際の手順を示す鉛直方向断面図である。なお、図5乃至図7に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
先の図5に示す推進機20を用いて、例えば集水井33内においてドレーン横坑を掘削するには、まず図8(a)に示すように、集水井33の底に例えばH鋼等を用いてなる架台34を設置する。次いで図8(b)に示すように、この架台34上に先の図5に示す推進機20及びパワーレンチ28を設置する。
この後、図8(c)に示すように、集水井33の内壁に、スクリューオーガ23及び鋼管21を挿設するための口元管29を設置する。
【0005】
続いて、図9(a)に示すように、推進機20のオイルシリンダ26(スピンドル用)を駆動してスクリューオーガ23をその中心軸方向に推進させつつ、オイルシリンダ27(推進用)により、スクリューオーガ23を内包する鋼管21(集排水管)を地中内に圧入する。
この時、スクリューオーガ23の掘削ビット24が当初目的とする方向に正しく推進しているか否かについては、スクリューオーガ23の中空状の軸体の基部23a(図5を参照)側に設置されるトランシット31を用いて、その視準方向32と、掘削ビット24内に格納されるターゲット装置30に設けられるターゲット3の位置関係を確認することで把握することができる。
なお、スクリューオーガ23(の掘削ビット24)が、当初目的とする方向に推進していない場合は、掘削ビット24の推進方向(中心軸8;図6及び図7を参照)を調整する必要がある。
【0006】
そして、スクリューオーガ23によるドレーン横坑の掘削と鋼管21の設置が完了した後は、図9(b)に示すように、推進機20とパワーレンチ28の間に配されるスクリューオーガ23を分解しながら取り外して、鋼管21からスクリューオーガ23を全て取り除く。
なお、鋼管21内のスクリューオーガ23が全て取り除かれ、さらに集水井33内の推進機20等が撤去されて、地中内への鋼管21(集排水管)の設置が完了した状態を示すものが図9(c)である。
【0007】
ここで、図10を参照しながら、スクリューオーガ23の掘削ビット24の推進方向を調整する手順について説明する。
図10(a)はトランシットによる視準方向と掘削ビットの推進方向が一致している状態を示すイメージ図であり、(b)はトランシットによる視準方向に対して掘削ビットの推進方向が鉛直上方に遷移している状態を示すイメージ図であり、(c)は先の(b)に示す状態から掘削ビットの推進方向を鉛直下方に修正した状態のイメージ図である。なお、先の図5乃至図9に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図10(a)に示すように、トランシット31の視準方向32、すなわち当初目的とする方向に掘削ビット24が推進している場合は、図10(a)の紙面左側に示すように、トランシット31の望遠鏡を覗いた際に見える、視準点Pとターゲット装置30におけるターゲット3の位置が一致する。
【0008】
これに対して、例えば掘削ビット24の推進方向が当初目的とする方向に対して鉛直上方に平行に遷移している場合は、図10(b)の紙面左側に示すように、トランシット31の望遠鏡を覗いた際に、視準点Pの鉛直上方(真上)に、ターゲット装置30における支持体2及びターゲット3が位置する。
そして、図10(b)に示す状態から、掘削ビット24の推進方向を当初目的とする方向に、すなわちトランシット31の視準方向32(視準点P側)に戻すには、スクリューオーガ23の掘削ビット24の向きを遠隔操作して、掘削ビット24の推進方向を鉛直下方側に修正すればよい。
この場合は、掘削ビット24の推進に伴い、トランシット31の望遠鏡を覗いた際に見えるターゲット3の位置がトランシット31の視準方向32(視準点P)に徐々に近づいていき、最終的に先の図10(a)の紙面左側に示す状態に戻る。
つまり、スクリューオーガ23の掘削ビット24の推進方向の修正が完了する。
【0009】
その一方で、上述の図10に示す一連の手順によりスクリューオーガ23の掘削ビット24の推進方向の調整を行う場合で、かつ図10(c)に示すような操作をした後に、そのまま掘削ビット24を推進させると、先の図10(b)に示す状態の鉛直上下方向が反転した状態になる。
つまり、掘削ビット24の推進方向(中心軸8)が当初目的とする方向(トランシット31による視準方向32に対して鉛直下方に角度ズレを起こした状態になる。
この場合は、再びスクリューオーガ23の掘削ビット24の推進方向(中心軸8の傾き)を調整する必要がある。
つまり、掘削ビット24に従来技術に係るターゲット装置30を備えるスクリューオーガ23を用いる場合は、掘削ビット24の推進方向が当初目的とする方向からズレた場合に、その後の掘削工程において先の図10(b)~(c)に示す工程を繰り返す必要があった。
このような状況に対処可能な先願としては、例えば以下に示すような特許文献1が知られている。
【0010】
特許文献1には「推進埋設体の推進方向測定装置」という名称で、例えば無排土管埋設装置の推進ヘッドあるいはシールド掘削装置などの推進方向測定装置に関する考案が開示されている。
特許文献1に開示される考案である推進埋設体の推進方向測定装置は、同文献中の図1乃至図4に記載される符号をそのまま用いて説明すると、ランプ(12)および格子状でかつランプ(12)が点灯した時にのみ目視できる計測線(8)を有する計測透明板(9)とにより構成されている一対の標的(2、3)を、推進基準線(4-4)に直交して並設すると共に、該推進体(1)の後方に、そのトンネル基準線(15-15)に沿いかつ推進体(1)に向かう望遠鏡(14)を設けたことを特徴とする。
上記構成の特許文献1に開示される考案によれば、一対の標的(2、3)のランプ(12)を点灯することにより標的(2、3)を移動することなくどちらか一方の標的(2、3)の計測線(8)と推進基準線(4-4)との交点を望遠鏡(14)で測定できる。
したがって、特許文献1に開示される考案によれば、推進体(1)の推進方向を簡単にかつ精密に測定できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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