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公開番号
2024145510
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057895
出願日
2023-03-31
発明の名称
コンクリート工事管理方法及びコンクリート工事管理システム
出願人
株式会社大林組
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約
【課題】実施済のコンクリート工事におけるコンクリートに関する各種データを、実施予定のコンクリート工事のために有効に活用する。
【解決手段】実施済のコンクリート工事の1又は複数の項目Xに関するXデータを説明変数とし、前記Xデータに対応する項目Yに関するYデータを目的変数とした関係式を作成することと、新たな実施済のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関する追加Xデータが追加されたXデータを新たな説明変数とし、前記追加Xデータに対応する前記項目Yに関する追加Yデータが追加されたYデータを新たな目的変数として、前記関係式が更新された更新関係式を作成することと、前記更新関係式を用いて、実施予定のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関するXデータに対応する前記項目Yに関するYデータを予測することと、を行うコンクリート工事管理方法である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
実施済のコンクリート工事の1又は複数の項目Xに関するXデータを説明変数とし、前記Xデータに対応する項目Yに関するYデータを目的変数とした関係式を作成することと、
新たな実施済のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関する追加Xデータが追加されたXデータを新たな説明変数とし、前記追加Xデータに対応する前記項目Yに関する追加Yデータが追加されたYデータを新たな目的変数として、前記関係式が更新された更新関係式を作成することと、
前記更新関係式を用いて、実施予定のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関するXデータに対応する前記項目Yに関するYデータを予測することと、
を行うコンクリート工事管理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記Xデータは、コンクリート荷卸し前のコンクリートプラントデータである、
請求項1に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項3】
前記Yデータは、コンクリート荷卸し時のコンクリート荷卸し試験データ、又は、コンクリート強度試験データである、
請求項2に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項4】
前記Xデータは、コンクリート荷卸し時のコンクリート荷卸し試験データ、コンクリート材齢データ、又は/及び、コンクリート強度試験データである、
請求項1又は2に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項5】
前記Yデータは、コンクリート強度試験データである、
請求項4に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項6】
前記Xデータは、前記コンクリート荷卸し試験データにおける外気温のデータである、
請求項5に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項7】
前記Yデータは、前記コンクリート強度試験データにおけるコンクリートの呼び強度に対する発現強度の比のデータである、
請求項6に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項8】
前記Xデータは、前記コンクリート材齢データである、
請求項5に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項9】
前記Xデータをコンクリート材齢データとし、前記Yデータをコンクリート強度試験データとして第1の前記更新関係式を作成し、
前記Xデータをコンクリート荷卸し試験データにおける外気温のデータとし、前記Yデータをコンクリート強度試験データにおけるコンクリートの呼び強度に対する発現強度の比のデータとして第2の前記更新関係式を作成し、
前記第1の更新関係式を、前記第2の前記更新関係式を用いて補正する、
請求項1に記載のコンクリート工事管理方法。
【請求項10】
前記1又は複数の項目Xに関するXデータを第1の条件で抽出した前記1又は複数の項目Xに関する抽出Xデータを説明変数とし、前記抽出Xデータに対応する項目Yに関する抽出Yデータを目的変数として、前記更新関係式を再更新することと、
前記更新関係式を用いて、実施予定のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関する抽出Xデータに対応する前記項目Yに関する抽出Yデータを予測することと、
を行う請求項1に記載のコンクリート工事管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート工事管理方法及びコンクリート工事管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート工事におけるコンクリートの調合、荷卸し試験結果、強度試験結果等が記載されたコンクリートの各種書類は、例えば、紙ベースで作成され保存されている。このため、実施済のコンクリート工事におけるコンクリートに関する各種データは、コンクリート工事毎に個別に保存されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-77740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、実施済のコンクリート工事におけるコンクリートに関する各種データを、実施予定のコンクリート工事におけるコンクリートの品質管理のために活用することは困難であり、当該コンクリートの品質管理は、もっぱら工事担当者の経験に依存していた。
【0005】
本発明は、実施済のコンクリート工事におけるコンクリートに関する各種データを、実施予定のコンクリート工事のために有効に活用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の幾つかの実施形態は、実施済のコンクリート工事の1又は複数の項目Xに関するXデータを説明変数とし、前記Xデータに対応する項目Yに関するYデータを目的変数とした関係式を作成することと、新たな実施済のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関する追加Xデータが追加されたXデータを新たな説明変数とし、前記追加Xデータに対応する前記項目Yに関する追加Yデータが追加されたYデータを新たな目的変数として、前記関係式が更新された更新関係式を作成することと、前記更新関係式を用いて、実施予定のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関するXデータに対応する前記項目Yに関するYデータを予測することと、を行うコンクリート工事管理方法である。
【0007】
本発明の幾つかの実施形態は、実施済のコンクリート工事の1又は複数の項目Xに関するXデータを取得し、新たな実施済のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関する追加Xデータを取得する取得部と、前記Xデータを説明変数とし、前記Xデータに対応する項目Yに関するYデータを目的変数とした関係式を作成し、前記追加Xデータが追加されたXデータを新たな説明変数とし、前記追加Xデータに対応する前記項目Yに関する追加Yデータが追加されたYデータを新たな目的変数として、前記関係式を更新する演算部と、を有し、前記演算部は、前記更新関係式を用いて、実施予定のコンクリート工事の前記1又は複数の項目Xに関するXデータに対応する前記項目Yに関するYデータを予測する、コンクリート工事管理システムである。
【0008】
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の幾つかの実施形態によれば、実施済のコンクリート工事におけるコンクリートに関する各種データを、実施予定のコンクリート工事のために有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態のコンクリート工事管理システム100の説明図である。
図2は、本実施形態のコンクリート工事管理サーバー10の機能ブロック図である。
図3は、本実施形態のコンクリート工事管理手順のフロー図である。
図4は、コンクリートプラントデータの一例を示す説明図である。
図5は、コンクリート荷卸し試験データの一例を示す説明図である。
図6は、コンクリート強度試験データの一例を示す説明図である。
図7は、Aセメントを使用したコンクリートにおける荷卸し時の外気温と強度比との関係を示すグラフである。
図8は、Bセメントを使用したコンクリートにおける荷卸し時の外気温と強度比との関係を示すグラフである。
図9は、Cセメントを使用したコンクリートにおける荷卸し時の外気温と強度比との関係を示すグラフである。
図10は、Aセメントを使用したコンクリートにおける強度発現性状を示すグラフである。
図11は、Bセメントを使用したコンクリートにおける強度発現性状を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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