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公開番号
2024136714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047921
出願日
2023-03-24
発明の名称
荷役装置、搬送装置及び搬送方法
出願人
株式会社大林組
,
ダイヤモンド機工株式会社
,
株式会社コンセック
,
第一カッター興業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B66C
1/24 20060101AFI20240927BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】多様な形状の対象物を安定した姿勢に保ちながら搬送する。
【解決手段】荷役装置20は、支柱と、基端部30が支柱に回動可能に支持され、搬送対象物を支持する一対のフォーク25と、各フォーク25を初期位置に付勢する付勢部35と、を備え、各フォーク25は搬送対象物の側面を摺動することにより、付勢部35の付勢力に抗して、先端部が互いに離れる方向である外側方向に回動する。フォーク25は、外側面から内側面に向かって下方に向かう傾斜面を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
支持部と、
基端部が前記支持部に回動可能に支持され、搬送対象物を支持する一対のフォークと、
前記各フォークを初期位置に付勢する付勢部と、を備え、
前記各フォークは前記搬送対象物の側面を摺動することにより、前記付勢部の付勢力に抗して、先端部が互いに離れる方向である外側方向に回動することを特徴とする荷役装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記フォークは、前記先端部に、当該フォークの外側面から内側面に向かって下方に向かう傾斜面を有する、請求項1に記載の荷役装置。
【請求項3】
前記搬送対象物のうち前記フォークの目標位置を示す光を射出する射出部と、
前記目標位置及び前記フォークを撮像する撮像部と、をさらに備える、請求項1又は2に記載の荷役装置。
【請求項4】
搬送対象物を支持する荷役装置と、
前記荷役装置の方向を制御する吊物旋回装置と、を備え、
前記荷役装置は、
支持部と、
基端部が前記支持部に回動可能に支持され、搬送対象物を支持する一対のフォークと、
前記各フォークを初期位置に付勢する付勢部と、を備え、
前記吊物旋回装置によって姿勢を制御されながら前記各フォークが前記搬送対象物の側面を摺動するように水平移動され、
前記各フォークは前記搬送対象物の側面を摺動することにより、前記付勢部の付勢力に抗して、先端部が互いに離れる方向である外側方向に回動することを特徴とする搬送装置。
【請求項5】
荷役装置を用いた搬送方法であって、
前記荷役装置は、
支持部と、
基端部が前記支持部に回動可能に支持され、搬送対象物を支持する一対のフォークと、
前記各フォークを初期位置に付勢する付勢部と、を備え、
円筒形状の構造物の径方向に延在する孔であって前記搬送対象物であるブロックの隅部を構成する1対の孔に、当該孔の開口部から前記各フォークを挿入し、
前記各フォークを前記孔の内側面に摺動させることにより、前記付勢部の付勢力に抗して、前記各フォークを回動させ、
前記孔に前記各フォークを挿入した状態で前記荷役装置を上昇させることにより前記ブロックを搬送することを特徴とする搬送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フォークを有する荷役装置、搬送装置及び搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物等の対象物を解体する方法として、ワイヤソー切断装置を用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたワイヤソー切断装置は、一対のスタンド部を有している。スタンド部の外周にはワイヤが巻回されている。ワイヤソー切断装置は、各スタンド部を予め形成された一対の孔にそれぞれ挿入するとともに、ワイヤを高速回転させて対象物に押し付ける。これによって対象物が切断される。対象物の切断により生成されたブロックは、フォークリフト等の搬送装置によって対象物の外部に搬送される。
【0003】
ところで解体の対象物の形状は直方体に限られない。例えば、対象物が円筒の形状を有するものである場合には、まず、穿孔装置が、一対の孔を、開口から奥に向かうにつれて間隔が広がるように形成する。ワイヤソー切断装置は、これらの孔にスタンド部を挿入する。そして、各孔の間に位置する扇形状(又は略台形状)の部分を切断する。これによって扇形状のブロックが対象物から切り出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-144666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記のような扇形状のブロックは、正面及び背面が曲面である。また、ブロックの正面及び背面の間に位置する各側面は平行ではない。このため、搬送装置は、直方体のブロックに比べて、扇形状のブロックを安定した姿勢で搬送しにくいといった課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための荷役装置は、支持部と、基端部が前記支持部に回動可能に支持され、搬送対象物を支持する一対のフォークと、前記各フォークを初期位置に付勢する付勢部と、を備え、前記各フォークは前記搬送対象物の側面を摺動することにより、付勢力に抗して、先端部が互いに離れる方向である外側方向に回動する。
【0007】
上記課題を解決するための搬送装置は、上記荷役装置と、前記荷役装置の方向を制御する旋回制御装置と、を備え、前記吊物旋回装置によって姿勢を制御されながら前記各フォークが前記搬送対象物の側面を摺動するように水平移動され、前記各フォークは前記搬送対象物の側面を摺動することにより、前記付勢部の付勢力に抗して、先端部が互いに離れる方向である外側方向に回動する。
【0008】
上記課題を解決する搬送方法は、上記荷役装置を用いた搬送方法であって、円筒形状の構造物の径方向に延在する孔であって前記搬送対象物であるブロックの隅部を構成する1対の孔に、当該孔の開口部から前記各フォークを挿入し、前記各フォークを前記孔の内側面に摺動させることにより、前記付勢部の付勢力に抗して、前記各フォークを回動させ、前記孔に前記各フォークを挿入した状態で前記荷役装置を上昇させることにより前記ブロックを搬送する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、多様な形状の対象物を安定した姿勢に保ちながら搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態における解体対象物の構成を説明する断面斜視図である。
実施形態における搬送装置の側面図である。
実施形態における荷役装置の斜視図である。
実施形態における荷役装置を支柱の位置で切断した上面図である。
実施形態における荷役装置の動作を示す上面図である。
実施形態における搬送装置の動作を示す背面図である。
実施形態における荷役装置のフォーク先端を切断した状態の端面図である。
実施形態における荷役装置の動作を示す上面図である。
実施形態における搬送装置の動作を示す側面図である。
実施形態における荷役装置の動作を示す上面図である。
実施形態における搬送装置の動作を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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