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公開番号2024124241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032252
出願日2023-03-02
発明の名称木製柱と梁との接合構造
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/58 20060101AFI20240905BHJP(建築物)
要約【課題】木製柱に梁をピン接合することが可能な木製柱と梁との接合構造を提供することである。
【解決手段】木製柱10と梁20との接合構造1A、1Bであって、ピン部材31によって木製柱10に設けられた溝12の内部に保持された柱側ガセットプレート30と、柱側ガセットプレート30に設けられ、木製柱10の側方に配置された柱側接合部32と、梁20に設けられた梁側接合部42と、柱側接合部32の貫通孔32aと梁側接合部42の貫通孔42aとを貫通するボルト51と、ボルト51にねじ結合したナット52とを備え、柱側接合部32と梁側接合部42とを締結する締結手段50と、を有することを特徴とする木製柱と梁との接合構造1A、1B。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
木製柱と梁との接合構造であって、
ピン部材によって前記木製柱に設けられた溝の内部に保持された柱側ガセットプレートと、
前記柱側ガセットプレートに設けられ、前記木製柱の側方に配置された柱側接合部と、
前記梁に設けられた梁側接合部と、
前記柱側接合部の貫通孔と前記梁側接合部の貫通孔とを貫通するボルトと、前記ボルトにねじ結合したナットとを備え、前記柱側接合部と前記梁側接合部とを締結する締結手段と、を有することを特徴とする木製柱と梁との接合構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記柱側接合部が、前記柱側ガセットプレートの側方に水平姿勢で配置されており、
前記梁側接合部が、前記梁に水平姿勢で設けられて前記柱側接合部の上に重ねられている、請求項1に記載の木製柱と梁との接合構造。
【請求項3】
前記梁が木製梁であり、
梁側ガセットプレートが、ピン部材によって前記木製梁に設けられた溝の内部に保持されており、
前記梁側接合部が前記梁側ガセットプレートの側方に水平姿勢で配置されている、請求項2に記載の木製柱と梁との接合構造。
【請求項4】
前記梁が鉄骨梁であり、
前記梁側接合部が前記鉄骨梁に水平姿勢で固定されている、請求項2に記載の木製柱と梁との接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木製柱と梁との接合構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば研修施設、社員寮、集合住宅などの建築物として、環境対策のために、その躯体の一部を木製の柱を用いた木造としたものが知られている。
【0003】
従来、このような建築物の躯体における木製柱に梁を接合する接合構造として、上下に分割した木製柱の間に鋼材で形成された仕口部材を設け、梁を仕口部材に剛接合するようにした接合構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、木製柱に木製梁を接合する場合には、木製柱に形成された凹部に木製梁に形成された凸部が差し込まれるなどして木製梁が木製柱に剛接合されるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-154206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
木製柱に梁を接合する接合構造として、上記従来の接合構造のように木製柱に梁を剛接合するものは知られているが、木製柱に梁をピン接合する接合構造は知られておらず、木製柱に梁をピン接合することが可能な木製柱と梁との接合構造が求められていた。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、木製柱に梁をピン接合することが可能な木製柱と梁との接合構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の木製柱と梁との接合構造は、木製柱と梁との接合構造であって、ピン部材によって前記木製柱に設けられた溝の内部に保持された柱側ガセットプレートと、前記柱側ガセットプレートに設けられ、前記木製柱の側方に配置された柱側接合部と、前記梁に設けられた梁側接合部と、前記柱側接合部の貫通孔と前記梁側接合部の貫通孔とを貫通するボルトと、前記ボルトにねじ結合したナットとを備え、前記柱側接合部と前記梁側接合部とを締結する締結手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の木製柱と梁との接合構造は、上記の構成において、前記柱側接合部が、前記柱側ガセットプレートの側方に水平姿勢で配置されており、前記梁側接合部が、前記梁に水平姿勢で設けられて前記柱側接合部の上に重ねられているのが好ましい。
【0010】
本発明の木製柱と梁との接合構造は、上記の構成において、前記梁が木製梁であり、梁側ガセットプレートが、ピン部材によって前記木製梁に設けられた溝の内部に保持されており、前記梁側接合部が前記梁側ガセットプレートの側方に水平姿勢で配置されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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