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公開番号2024143623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056396
出願日2023-03-30
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20241003BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】旋回体と走行体との間での電気的な接続不良に起因する通信不良を低減することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械としての電動ショベルは、走行体と、走行体に対して旋回可能に設けられる旋回体と、旋回体と走行体との間で無線通信を行う無線通信部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
走行体と、
前記走行体に対して旋回可能に設けられる旋回体と、
前記旋回体と前記走行体との間で無線通信を行う無線通信部と、を備える、作業機械。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記無線通信部は、
前記旋回体において、前記走行体側に配置される第1通信部と、
前記走行体において、前記旋回体側に配置される第2通信部と、を含む、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記走行体は、
前記旋回体を旋回可能に支持する旋回ベアリングをさらに備え、
前記旋回体は、複数の前記第1通信部を有し、
前記各第1通信部は、上方から見て、前記各第1通信部の少なくともいずれかと前記第2通信部とを結ぶ線分が前記旋回ベアリングの外側に設けられる位置に配置される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記各第1通信部は、前記旋回体の旋回中心軸に対して周方向に等間隔に配置される、請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記第2通信部は、上方から見て、前記各第1通信部が配置される円と重なる位置に配置される、請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記走行体は、
前記走行体に左右一対に設けられる走行モータと、
前記走行モータに設けられる回転数センサと、をさらに備え、
前記走行モータは、前記走行体が走行する前後方向の一方側に配置され、
前記回転数センサは、前記第2通信部に電気配線を介して接続され、
前記第2通信部は、前記前後方向の前記一方側に配置される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項7】
前記走行体は、前記第2通信部に電力を供給するバッテリをさらに備える、請求項2に記載の作業機械。
【請求項8】
前記走行体は、
前記走行体が走行する前後方向の一方側に設けられる排土装置をさらに備え、
前記第2通信部は、前記前後方向の他方側に配置される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項9】
前記走行体は、
前記第2通信部に電力を供給するバッテリをさらに備え、
前記バッテリは、前記前後方向の前記他方側に配置される、請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記第1通信部は、第1アンテナと、前記第1アンテナと別個に配置され、前記第1アンテナを介して無線通信する信号を処理する第1処理部とを有し、
前記第2通信部は、第2アンテナと、前記第2アンテナと別個に配置され、前記第2アンテナを介して無線通信する信号を処理する第2処理部とを有する、請求項2から9のいずれかに記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
スリップリングを含む回転連結部材を備える建設機械が従来技術として知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-57067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、回転連結部材(スイベルジョイント)にスリップリングを備えることで、旋回体と走行体を電気的に接続し、スリップリングを介して通信を行う。しかし、スリップリングなどの機械部品が通信経路に介在すると、上記機械部品とその周辺部品との間で摩耗による接続不良が生じ、上記接続不良に起因する通信不良が生じるおそれがある。この点で、特許文献1の構成は改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、旋回体と走行体との間での電気的な接続不良に起因する通信不良を低減することができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業機械は、走行体と、前記走行体に対して旋回可能に設けられる旋回体と、前記旋回体と前記走行体との間で無線通信を行う無線通信部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記作業機械の構成によれば、旋回体と走行体との間での電気的な接続不良に起因する通信不良を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である電動ショベルの概略の構成を示す左側面図である。
上記電動ショベルの下部走行体を示す平面図である。
上記電動ショベルの電気系及び油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記電動ショベルの通信系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記電動ショベルに設けられる第1通信部の配置を示す下面図である。
上記電動ショベルの旋回フレームを示す左後方からの斜視図である。
上記下部走行体に設けられる第2通信部付近を拡大して示す左後方からの斜視図である。
上記下部走行体に設けられる回転数センサ付近を拡大して示す左後方からの斜視図である。
上記各通信部の配置を模式的に示す平面図である。
図9において上記電動ショベルの上部旋回体が旋回した場合を示す平面図である。
上記各通信部の他の配置を模式的に示す平面図である。
アンテナ別置型で構成される上記各通信部の配置を模式的に示す左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業機械〕
図1は、本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である電動ショベル1の概略の構成を示す左側面図である。電動ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。なお、下部走行体2は、走行体とも呼び、上部旋回体4は、旋回体とも呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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